2015.07.16 台風近づく
台風11号が17日直撃コースで進んでいます。
速度が遅いので少しづつ接近時間がズレてきていますが
暴雨風圏のセンター円の中に入るのはまず間違いなさそう。





台風対策1
昨日のうちに蔓ものネットなどを買い込みました。
支柱に蔓が絡んで移動できない大鉢・中鉢に棚ごと被せて
鉢の転倒と支柱列の倒壊を防ぐ目論見。




台風対策2

台風対策3
茶こし袋の交配果球がどっかに飛ばされる不安もあります。
でも個別の手当はとても無理。




台風対策5
小苗のトレーは集めてガレージにベタ置きしました。
播いたばかりの実生トレーもガレージに避難させました。
ブルーシートは強風に煽られて却って危険と思い、
極細の園芸ネットを緩く被せています。




台風対策4
寒冷紗(西日よけ)は撮影後にやっぱり巻き上げることにしました。
でも開花中の実生苗が強風に直接晒されるのが気になります。

クレマチスの心配ばかり。トマトはどうしようもない。
後は資材や雑具が飛ばないように束ねたり縛り付けたり。





Green Tip 0716
pitcheri  'Green Tip

graucophylla0716.jpg
graucophylla

texensis0716.jpg
texensis

作業を終えた10時半でもう時折突風が吹きます。
花の撮影は手振れ補正機能付きでもブレまくり。殆どがボツです。




6月29日交配0711
6月29日交配のSwedish Bells 果球




今後は自作実生の世界に進むと宣言し、
今年は本気で人工交配作業に取り組むことにしておりますが、
交配は6月で終了。7月からは採種と播種がメインになってきます。
若採りの直播き(採り播き)で発芽までの期間短縮を狙います。


前回若採りの話からアブシジン酸の記事を予告しました。
アブシジン酸(アブシシン酸) abscisic acid は
植物ホルモンの一種です。

昨夜は久しぶりに植物ホルモンの本を読み返しておりました。
今まではジベレリン(種子の休眠打破・発芽促進)、
オーキシン(発根促進・生長促進)や
サイトカイニン(細胞活性化)に関心が偏っていましたが、
改めてアブシジン酸に着目して目から鱗が落ちております。


端的に言うと発芽抑制物質と呼んでいるものの正体です。
(それ以外にも作用は色々ありますが今は置いといて、)
若採りも、殻剥きZIPも、ジベレリン処理も
アブシジン酸を避ける・減少させる・不活性化する、
みんなそのための処方です。

普通に播くと発芽に1年以上かかるのは
殻に発芽抑制物質があるからと言う説があります。
当たらずと雖も遠からずで、
正しくは殻にではなく、種子の胚の中にアブシジン酸が生成・蓄積されて
休眠状態を保つ仕組みであることが解っています。

構造や生成は複雑でややこしいので略しますが
胚が活動しようとすると抑制的に働く仕組みになっていて
やがて分解するまでタイムスイッチのような働きをしています。

<余談>
生きた胚珠に含まれていて水に不溶性なので
ZIPで密封する水は界面活性剤(例えばサポニン)を微量加えるか、
エタノールには溶けるのでごく微量加えて撹拌し、
頻繁に水を換えるってのはどうでしょうか?
(これはただの思いつきで保証の限りではありません。)


0503青い挿穂の霞の君0711
2か月を経過してまだ挿し穂が青い霞の君
 画像は本文とは無関係です。(文字ばかりでは殺風景でしたので…)



アブシジン酸は植物の水分コントロールにも関わってますが、
果球が熟した後水分を断って乾燥の過程に進む頃には
胚珠への蓄積は完了している(=種子は休眠に入る)と思われます。

従って蓄積が始まる前に未完熟で採り播くのには一理あります。
ただそのタイミングがまだよく解りません。

若採りの採り播きは早い段階で果球から外して
土の中で数週間アブシジン・フリーで追熟させるイメージ。

果球が僅かでも黄色くなる前に採種した方が良いかもしれません。
未完熟採種の適期は実はもっと早いような気がします。
授粉後2か月は遅すぎたかも。

このあたりの加減は経験を積んでいくしかないようですね。



<補足>
未完熟種子を殻剥きすることはおススメできません。
 種皮が柔らかく胚珠を傷める危険性が高いです。

繰り返し言うようですが
アブシジン酸はそもそも殻には含まれていないので
 殻剥きではアブシジン酸を除去したことになりません。
 ZIP播きは種子を常時水漬け(吸水した状態)に保つのが目的。

吸水した胚は自身が持つ加水分解酵素の働きで
 貯蔵養分を糖(エネルギー)に分解していく。
 それを阻害するのがアブシジン酸。
 促進するのが胚自身が生成するジベレリン。
 このせめぎ合いによりアブシジン酸が徐々に消耗=減少する。
 ジベレリンが優勢になって発芽が始まる。と考えられています。


<参考>
講談社 新しい植物ホルモンの科学 小柴共一・神谷勇治 2002



ここ数年長期備蓄の薬剤を使っています。
一般的な農薬・園芸薬の有効期限は製造日から4年とか。

薬効成分の変質や分解の主な原因は、光(=紫外線)、温度(=高温)、
空気(=酸素)、水分(=湿度)などです。
保存さえ良好であれば4年以降でも使えなくはない。


IMG_4944.jpg

勘違いしないでください。
有効期限を過ぎたものはメーカーは廃棄するよう薦めているので、
あくまで自己責任での話。勿論無期限に有効のはずもない。
(決して私のマネをしないで下さい。…と言っておきます。)



なのになぜそんな話をするかと言うと、
最近になって園芸店やネット通販の薬剤のリストを見ると
バイレトンなど昔から馴染みの薬剤が次々と姿を消しています。
買うのに印鑑がいる殺虫剤のカルホス乳剤、ダイシストンのほか
ディプテレックス、殺菌剤ではサプロール乳剤も。
挿し木でお馴染のオキシベロンも1.0がなくなり今は0.5だそうです。
(それも最近品切れで在庫のある液剤を注文しました。液剤は変更なし。)

古い薬が今の環境基準に合わなくなって禁止されたのかと思ったらそうでもない。
製造中止になったけど販売中止ではない。
なにそれっ!!在庫があるうちは売ってるんだって! どういうこと?


不思議に思って
農林水産消費安全技術センターのHPの登録・失効農薬情報を見ると見ようとすると、
その一覧が物凄い数で分割掲載の最新ページだけでも気が遠くなる程です。
(せめて失効年月日順とか製品名の50音順とかにソートできるようにして欲しいなあ)

こんなに薬剤の種類と製品に種類があることにまず驚き!。
そしてなぜこんなにも製造中止になる製品が多いのか理由も判ってきました。


農薬は3年ごとに登録を取り直すことが義務付けられており、
それには薬効・薬害・毒性・残留性について膨大な試験資料を提出しなければなりません。
莫大な費用がかかるのです。
そのコストが販売量(売上=利潤)に見合うかどうかが登録更新の重大な判断になります。

つまりバイレトンなどは「経費をかけて更新しても儲けが出る見込みがない」ので
登録更新しない⇒製造をやめるのパターン。
薬害があるとか効き目がないとかの問題ではなかったのです。

オキシベロンの1.0(1%含有粉剤)をやめて0.5(0.5%含有)に切り替えたのも
主成分の原価を半分にして収益率(儲けの比率)を上げたのだろうと
勘ぐりたくもなります。

それでも市場には夥しい数の薬剤が販売されていて競争が激しい。
農水省の規制も厳しい。たくさんの薬が3年後の更新に耐えきれず製造をやめる。
これが現在の農薬事情だったのです。


周囲に与える影響が少なくて効き目は強力かつ効果が長く持続する
(結果的に使用量・回数が少なくて済む)しかも安全な薬剤が理想です。

しかし現実はひとつ間違えば人命に関わる薬でもあるわけで
(今でも憶えています。石灰硫黄合剤が販売自粛になった時のことを)
使用する私たちも薬剤の知識と環境に配慮する意識を
常に持ち続けなければならないと強く思います。

手持ちがなくなった時に何を使えばいいのかそれも調べておきます。
(4Lの噴霧器に2000倍液で1回2g バイレトン100gで50回分
 薬効が落ちなければ 一生かかっても使い切れませんけど…)




2015.05.17 思い出の花
今回はクレマチスとは違う話です。

3年前に郊外のローカルHSで買い求めたトケンランが
今年初めて咲きました。
この花の思い出を書きます。




ウズラバトケンラン2015-01

私が30代の初めの頃山野草が趣味で、特に小型野生蘭が好きでした。
団地の裏山でも、目が慣れてくるとクモキリソウやオオバノトンボソウ、カキランなどを
見つけることができた時代でした。(今はありませんねぇ…)
なかでもヒトツボクロとかミヤマウズラなどが特に好きで、
思えば好みには草姿に共通のパターンがありました。

最初にトケンランと出会ったのはその野生蘭栽培の真っ盛りの時代、
(雑誌=ガーデンライフの読者の売ります・買いますページで投稿者から購入)
咲いた花を見てその可憐な感じにとても惹かれました。
しかし残念なことに栽培技術が未熟で2年後には枯らしてしまいました。


それからしばらく後、会社で同期の友人と彼の実家の県北を起点に、
蒜山、大山、松江、三瓶を車中泊で回るという金無し旅行に行きました。
夫々のご当地名物の蕎麦ばかり毎食食べるというハチャメチャが面白かった年頃です。

その道中、大山寺阿弥陀堂の境内の裏でこのトケンランの大群落に出会いました。
ちょうど開花期でその花の数、群落の広さに圧倒されました。
大げさに言うと生涯忘れない程のインパクトを受けました。

自生の姿を見るのは初めてでしたし、
鬱蒼としたいかにも秘中の蘭が咲く森の特有の空気に、
酔ったような、眩暈のような、不思議な気分に立ち尽くしておりました。


その後大山には長く訪れることがなかったのですが、
10年ほど前に機会があって行くことになった時は、必ずあの場所をと決めておりました。

ところが行ってみると、堂の裏側は斜面が削りとられて整地されており、
当時の面影は全くありません。トケンランなど影も形もありません。
場所を間違えたのかと思ったほどでした。

大山寺阿弥陀堂と言えば国指定重要文化財。周辺を含め保守管理するのは当たり前。
(空中湿度を好む植物が群落を作るような環境では建物が傷むでしょうから)
そしてあまりに年数が隔たっているし、残っていると思う方がムリですよね。
解ってはいるんですが少しがっかりしながら帰りました。


あれから35年(きみまろ風)…、最初の出会いから35年再びその花に遭えるとは!
野生蘭の栽培が難しいのは適した環境を整えるのが難しいからです。
鉢や土が替わるのを恐れて敢えてビニポットのまま3年。
暗めの半日陰になるようにヤマアジサイの鉢の陰で3年。

ウズラバトケンラン2015-02

年を取るということはこういうことでしょうか。
楽しかった昔のことが懐かしく思い出されます。
健気にひっそりと咲いているトケンランに
思わずウルッときてしまう私でした。





2014.04.03 自分スタイル
春真っ盛りになりました。
植替え作業も一段落。消毒も終えました。

栽培場が1/3になったことで、自分の目指すものが再認識できました。
もうあれもこれもを育てる余裕はありません。


自分の最も興味あるグループに特化し始めて、
最初は自然交配、やがて人工交配に進んでいくと
気づくと他所から苗を購入することがめっきり減ってしまいました。

手持ちの原種や園芸品種を組合せて
新しい色のオリジナルを作出するのが夢になったのです。

正直のところ技術はいっこうに向上しませんが、
目標が定まったことで面白さは倍増したように思います。




栽培棚01

栽培棚02
栽培棚の小苗は自家製実生が殆どになりました。
この小苗たちは開花後に選別が待っています。




ジェルスカ群
ジェルスカ群

Tea Party群
Tea Party群

初期に作出したグループは初開花から以降毎年開花して花色も安定してきました。
鉢も大きくなりました。




coactilis実生2014
昨秋発芽のコアクチリス
双葉が殻から脱げないまま越冬し、新芽を勢いよく伸ばしてきました。
目下期待の星です。



実は手つかずのまま数年経過(平成21年以降の播種・発芽分)している
実生プランターが幾つもあります。
各小鉢に植え出しすると大変なスペースが必要なため、
やむなく放置状態です。

実生床0403

平凡な母種のもあって新色の期待はあまり持てないのだけれど
さりとて捨てるのはかわいそうでとてもできません。
根が絡んでそのうち分離ができなくなりそうですが…。






2014.01.31 とりあえず
年始の挨拶もせず、
1月が終ろうとしています。

死んではいません。寝ているだけです。

わが庭の凍てつく鉢の、クレマチスに代わり
ご挨拶申し上げます。

今年も宜しくお願いします。




最後の最後に今月&今年ラストの更新です。
今年一年ありがとうございました。

今年を振り返ってみると、
栽培環境の変化(栽培面積の縮小)がまずあって、
交配はいつになく熱心だったんですが、成果は思ったほどあがらず。

それでもやっと得た数十粒の霞の君×テキセンシスは全部殻剥きして、
それを5包に分けてzipしたのが全部失敗。
他にもイギリスの種も、貴重品クレマトプシスの種も全く発根せず。

初心者だった頃の方がよっぽど成功率が高かった。
慢心とも思えないのですが、何がいけなかったのかさえつかめておりませぬ。

今年一年で試みて残ったのはコアクチリスの実生数本のみ。
皮肉にも殻むきzipでないのが唯一発芽しました。



IMG_3999.jpg

しかもこれは播種した年に発芽したのですから、
「若採りの採り播き」の効果を如実に顕してくれました。
これは来年のための大きなヒントになりそうです。
zipが苦手な私にとって光明にも思えます。

来年も自然交雑はすべて排除して、
目的のものだけを確実に結実させるつもりです。

目的外の果球を徹底して摘み取ってエサになるものをなくせば、
害虫(カメムシ、アオバハゴロモ、キイロハバチ)が殆ど来ないことも
今年の実験でほぼ実証されました。・・・されたんではないかな的な・・・?



そんなこんなで・・・・

よいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしく。



遂にgetしました。

ガラケーからスマホに替えることをやっと決意し、
少し出遅れの9月24日にローカルの家電量販店で予約しました。

どうせ予約ならと、最も入手が困難な色を選んでしまい、
待つこと40数日。

10月に入った段階で、受け取り店指定のWEB予約にしとけばよっかたと、
ホゾを噛んでおりましたが後の祭り。
しかしこれだけ待たされると知っていたなら、
迷うことなくあの時点ででもweb予約に切り替えておくべきでした。

下手の知恵は後から出るの例え通りです。


しかし、しかし、待てば海路の日和あり。
遂に待望の入荷TELが今朝入りました。


IMG_3974.jpg
 
IMG_3975.jpg
iPhone5S Gold 32MB

既にクリアケースや保護フィルムは購入済み。
分厚いマニュアル本も購入済みで、夜毎寝前に熟読済み。
今日からカスタマイズに浸り切ります。




このところ天気予報の精度が怪しい。
連日(不連続な)雨が続きます。

曇りの予報なのに、断続的な雨(にわか雨)が周期的に降りました。
まさに今日が予報不信のその典型でした。

朝8時半に消毒液を作り、4Lのタンクをポンピングしている最中に
パラパラし始め、たちまち篠突く雨となり、散布断念。

雨はほどなくやみ、2時間ばかりで葉もやっと乾き始めて作業再開しかかると、
まるであざ笑うかのようにまたポツリポツリ、やがてザーっと来て…。

その繰り返しで夕方5時まで、結局散布した薬は目の前で流され、
極めて不愉快なすべての作業がムダになった一日でした。
こんなことってある?

5時過ぎからちょっこっと交配前のおしべ摘み取りと袋かけ。
消毒は明日へ持越し。
…明日、必ず…
ウドンコが急激に拡散中なので。




今日、タネが届きました。
(初めて)ネットでオーダーした海外通販です。
Chiltern Seeds と言う日本でもかなり知られた英国の通販サイトです。
チルタン・シードと表記する国内ブログが多いです。
(私的にはキルテン・~かなとも思います。なにしろUKですから)


パッケージ
初めての事ゆえ、恐る恐るではありましたが、
案外親切で丁寧です。
カタログ希望のところにチェックを入れておいたら、
縦長の英文字ばっかりの小冊子が同封されていました。

本体のタネよりよっぽどカタログの方が重いしかさばる(笑)


納品書
オーダーする時の唯一の難点は、
1パッケージのタネの粒数が表記されていないこと。
それについては、その年の気候や条件によって収穫できる量が違うなどと
クドクドと言い訳めいた説明がHome Page に書いてあります。

こちらとしては送料との兼ね合いでオーダー数を決めねばならず、
割高になるのでは?という疑問がわいてきます。

日本宛送料は £5.95 オーダー時のレートでアバウト900円見当です。
今回購入したのはなんとNorth America のClematis pitcheri
UK(ユナイテッド・キングダム=大英帝国ですぞ!)なのにね…。

1パケ£2.9(日本円約435円)×5個
1パケ買ってたんじゃ送料バカ高…なので総額で3,000円程度にと
やや腰が引けておりますが、


1パケ18粒
届いてみれば1パケ18粒。(@24.2円)
まあ適正価格の範囲内かなと思います。

さて、日本国内生産の種子とどう違うのか、残念ながら産地(採種地)が判りません。
英国国内のナーサリーかも知れませんが…、
日本産の逆輸入でさえなければこの際OKです。

ともかくも発芽させて、花を見てみたいものです。



ゆくゆくは、NARGS(North American Rock Garden Society)に入会し、
Seedexを利用したいと目論んでいるのですが、
どなたか経験のある方、ご自身の体験をを教えてください。



今季2回目の釣行です。
ポケットにデジカメ入れていたのに、
川の縁に立ったらつい釣りに夢中になってしまって、
画面の中に水が写ったカットが1枚もありませんでした。

それも帰宅後に気づくような始末で、
なんと子供のようにに無邪気で、一途にのめり込んでいる、
63歳の自分に驚いています。


久しぶりの渓魚との再会に胸が躍ったのも事実です。
なにしろ5年ぶりでしたので、サイズはギリギリながら
キャッチ&リリースを今回は例外としてキープしました。

これも現場で撮り忘れ、車に戻ってあわてて撮り直したものです。
美しい魚です。…のはいいんですが、
ちょっと変ですね。



アマゴとヤマメ
上がアマゴで下がヤマメです。
同じ川で両方が釣れるのは本来ならありえないんですが…。




釣場を離れ林道を移動中に発見。

コケイラン0522
コケイラン
コケイランは不思議に群落を作りません。
3株も集まっているのは珍しいです。


コケイランCU
地味ですが近寄ってみるとちゃんとランの花でかわいらしい。




釣りはみやげができたので早々に打ち切り、
昔(30年前)渓流釣りや山野草探しで訪れた懐かしい所を回ってみました。


押が峠断層帯
押ケ峠断層帯
真ん中の小山がケルンバットです。


断層帯の説明板
説明板もアップしておきます。
断層地形(帯)としては日本初の天然記念物だそうで、身近ですがレアものです。

なお地名は「オシガタオ」と読みます。タオは西中国山地に特有の「峠」の呼称です。
日曜の地学<7>広島県 の中で紹介されていました。((現在絶版)
山全体の樹木が繁って見えにくくなったようです。
昔は2つ目のケルンバットが奥に見えていた記憶があります。





那須の杉林
渓流沿いの集落へ向かう山道にて

かつてこのスギの林床に、足の踏み場もないくらいエビネが群生していました。
暗赤色の肉厚弁の美花は広島市近郊の自生エビネとは一味違っていました。
付近にはサイハイランの群生や、稀ですがナツエビネもあり、
都市部在住の山野草家(つまり私)は欣喜雀躍したものです。

今は一株もありません。




日本棚田百選に選ばれた井仁の棚田です。

井仁の棚田
実は棚田を見るために訪れたのはこれが初めてです。


棚田の説明板
昔は(中国自動車道がなかった頃は)この井仁がある天上山を越えて
筒賀や戸河内に抜けるショートカット・ルートとして
頻繁に(シーズン中は毎週)通ったものでした。

天上山南麓のJR田之尻駅(現在廃線)から井仁トンネルまでの登り道には
ミヤマトサミズキ(コウヤミズキ)の群落や
イカリソウの群落(赤花のなかに点々と白花が混じる超絶景!でした)など
他では見られない珍品の宝庫でした。

今は一株もありません。