2016.06.12 開花は続く
まとまった雨ではないにしろ
小雨だったり、降ったり止んだりの
曇天~雨天が続いています。


展示会前の消毒から3週過ぎて
ぼつぼつ警戒かなと思っていたら早速と言うか、案の定。
昨朝ウドンコ病発生の兆し発見、直ちに消毒しました。

今回はルビゲンにカリグリーンとモスピランの混合です。
ローテーションの中でEBI剤の頻度(連用ではないですが)が高く
今後は薬剤選択にもう一工夫必要だと思います。

春からオンリーワンフロアブル、バイレトン(まだ残ってます)、
モレスタン、ストロビーと使ってきてルビゲンで1サイクル廻りました。
(この中のバイレトン、モレスタン、ルビゲンがEBI剤です。)

今のところ効果に全く不満はないのですが、
すでに薬剤の販売が終了しているものもあって、
古い手持ちの薬剤の効力が減衰・劣化しているのではないかとの
懸念は確かにあります。考えねばなりません。


さて、庭の花は元気に咲き続けております。
元来6月からが盛期のグループです。
実生の開花が2年目になって初花より整ってきたものもチラホラ。





エトワール・ローズ0612
エトワール・ローズ
節間が長くまばらに咲くこの品種を、いつもは真っ直ぐ壁に登らせていますが
リング支柱に誘引して集合した花で見るのは実は初めて。




濃色versicolor 0612
濃色バーシカラー
やはり今年も濃い目の方が先に咲きました。
昨年感じた「濃色は淡色の交雑じゃないか」の疑惑はまだ解けていません。
濃色の実生からは両方出るようです。

 


仰天0612
仰天
春先から調子を落としていた仰天が咲き始めました。
(実はウイルス罹患の疑いあり。隔離中。)
5月からはまともな葉が出るようになりましたが…。




茜の壺(選)0612
茜の壺から選抜 桃赤口白
netで画像検索しても判りますが、
茜の壺と呼ばれている品種には内外同色の個体と
内側が白い個体とが混在しております。

販売業者はラベルを信じるしかないので仕方ないとしても
生産者こそ品種の管理を厳正にすべきだったと思います。
まあこの品種名と言うのも正式に登録されたものではなく
「通り名」に過ぎませんけど。




ペール・シャドー0612
ペール・シャドー
自作実生。昨年初開花。ソシアリスのOPでかすれた薄紫。
蔓性でソシアリスの面影はありません。
我が庭ではあまり出ない正紫系なのでローカル・ルールで一応アリにしています。




Tea Party 1号0612
Tea Party 4号
texensis譲りの明度の高い赤の発色が安定してきました。
開花して日を経るごとに赤が濃くなるのも面白い性質です。
(普通は褪色して薄くなるか、逆に赤黒くなるもの多し。)




オーキッド・ピンク0608
オーキッド・ピンク
~ピンクというイメージではなくなりつつあります。
くすんだ感じは取れてきたのですが、内側が濃色になって
印象が変わってしまいました。(薄赤紫?)




59号0612
ピッチェリ59号
今では珍しい方になってしまった青紫系のピッチェリ。
コンパクトデジカメで撮ると、いつも必ず青味が飛んで赤紫っぽく写ります。
肉眼では青紫なんですけど…。




ピッチェリ実生NN0612
ピッチェリ実生 ノーネーム
なにやら栽培棚の隅でドエライ派手な色で目を引く蕾あり。
今季初開花のピッチェリ(及川)実生でした。

発色にムラがあり(ウドンコ?=消毒済)、
まだきちんと開ききっていないですが、色が鮮赤です。

急に鉢の置き場を変える現金な私です。




コアクティリス果球0608
コアクティリス果球
最後はちょっと怪しい果球です。

咲き終わって花弁が散った後のめしべは
受粉していないといつまでも筆のような形のままで、やがて萎れていきます。

咲いた後、花弁が外れそうな花があったので
軽い遊び感覚でチェリー・リップの花粉をこすりつけてみました。
すると2~3日して突然筆の穂先が展開して果球になり始めたのです。

既に自然受粉していたのだろうとまあふつう考えますが、
同じ株の他の花は筆のままなので迷います。
それにめしべの受粉適期はとっくに過ぎていると考えるのが常識ですよね。

なんであれこの果球が熟したら播いてみようと思っています。
育種家としては非科学的(不確実性)で感心できないと言われそうですが…。





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