2015.06.21 交配その後
今年は少しは本気で人工交配に取り組むつもりなのですが、
予定していた組み合わせの開花タイミングが合わず
手当たり次第のようなことになっています。

OP(自然交雑)でも何でも採れるものならOKと、
母種には向かない品種の着果も毎日観察していますが、
やはりテキセンシスやグラウコフィラは難しい。

まだ花も咲き花粉も採れるのでもうしばらくは
授粉作業を続けてみようと思っています。

しかし今受粉しても果球が成熟するのは8月になるので
充実した種子が採れるのか、親株が疲弊しないか
様子を見ながらのことになります。

とりあえず今日までのところで記録した画像を挙げておきます。





テキセンシス花後0619
テキセンシス花後
花弁が散った後のめしべが筆のようになったままなら
受粉していません。なので結実もしません。
テキセンシスは殆どがこの状態でタネが採れません。

たぶん原産地テキサスの気候と違いすぎるからでしょう。
フレームかハウスならうまくいくかもしれません。




スカーレット花後0619
スカーレット
テキセンシスと全く同じ現象。原因も同じ。
株はどれも元気で花を沢山咲かせるのですが、難しいです。




Cherry Lip花後0619
チェリー・リップ
これもテキセンシスとほぼ同じですが、
たまたまうまく受粉が成功したOPが出ました。

受精すると子房(めしべの基部)が数日で急激に膨らみ、
めしべの束が開いて果球の原型が出来上がります。
この変化は劇的でしかも感動的です。

しかしなかなかこうまでうまくいくものではありません。

チェリーリップ花後0619
一粒だけタネが採れそうです。
ゼロよりはましかもしれませんが、この一粒のために
3.5号の実生床を用意するのも情けない。




graucophylla結実 0619
グラウコフィラ
下手な画像加工(〇×)をしたので解像度が落ちてしまいました。
〇がOP受粉成功(1個)、×は不成功(残り全部)
グラウコフィラも種が採れないグループの常連。


どれもいい花なのに保険株一鉢作れないでいます。
このグループは挿し木が特に難しい=成功例を聞いたことがない。
(本当はなにかやりようがあるらしいんだけど…??)
せめて実生ならと願うのは人情ですのにね!



さて、人工交配の方は…


授粉後01

授粉後02

授粉後03
まだ確実ではないですが、一応筆がほどけかかっているのもあります。
3番目のはヤバイかな?  もうしばらく観察してみます。

授粉作業の翌日が雨だったり、強風に揺さぶられた日もありました。
素人の露地栽培ですからプロのような環境ではありません。

それでも実生はやめられない。やめる気ない。
クレマチス栽培のキャリアの中で一番面白い所にたどり着いたのですから!




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