回を重ねて参りました「実生の花」シリーズも開花見込株の殆どが咲いて、
記事も画像UPも一段落しそうな気配です。

壺の ~夏眠しない。秋まで生長が続く~ ありがたい性質により、
今後新たな開花があれば単発で紹介していくつもりです。
まだまだ出てきそうな下地はあるんですが…。
(今もひとつビッグネタの開花を待っているところです。)
では。





Hz実生type2うすバーシか 0530
テキ選抜Hz実生 ウスバーシカ
前回紹介した濃色バーシカラー似の実生 マジバーシカの兄弟株に、
今度は淡色グラデーションのバーシ(標準型)似が出現。
ますます話がややこしくなってきました。

冷静になってみると、我が庭の実生苗場でこそ大騒ぎですが、
外に出ればただのバーシカラー(まあせいぜい濃淡)ですよね。
だって見分けがつかないんですから。




テキ・レッド実生0601
テキセンシス・レッド実生
そういう意味ではこれも同じようなもの。
テキセンシスを交配の母種にすると苦労します。

日本の気候(特に梅雨?)に合わないのかとにかく結実しにくい。
どうにか採れてもシイナが多いのか発芽率が悪いのか芽が出ない。
やっと発芽して育てた実生がこの子。親そっくり。
どこかに変異を期待しているものなんですよねえ、正直なところ。

ここまで手間暇かけたのにと恨みがましいことを言うアマチュア(=つまり私)には
テキセンシスは花粉親に限るってことですか。




レッド・ビガー実生濃赤紫0530
レッド・ビガー実生 濃赤紫
旧識別名アディM56をレッド・ビガー(Red Vigor)に改名しました。
去年親そっくりで保険株ができたと記事に挙げました(6月22日)が、
今年咲いてみたら花型が少し変わりました。
去年はリップがあまり反転しなかったのに、今年はハッキリ・クルリン。
ボディバランスが変わって別の花のようになりました。
若い実生の花はこれがあるからなあ~
(まあそうであっても記録は記録。残すことに意義があるのよ。)




ボルドーの壺実生0602-01

ボルドーの壺実生0602-02
ボルドーの壺実生 かすれピンク内赤紫
あの恐ろしいような暗赤色のドスの効いた強面親から
こんなナヨっとした中途半端な花が出るとは…。
いやはや実生は厳しい、侮れない、人智の及ばない領域です。
花の評価はさて置き(まだ判らない。化けるかも。)、恐れ入りました。




桃の君実生0601-01
桃の君実生
今日の締めくくりはまたまた不思議ちゃん登場です。
ピンクのグラデーションにグリーンのリップ。

この配色はピッチェリの未開花小苗からの命名品(グリーン・チップ)が最初で、
(今も愛培品種として育てておりますが、)
その後ビオルナ(Fujiko、及川ビオルナ)、バーシカラー系実生にも出現し、
決してある原種に特定した花色ではないことを実証しました。
American Bellsのトップページ画像のレティキュラータ、モアフィールディにも、
同じ配色があるようです。

桃の君の形質を継いで木立性なのが珍しいかも。固定すればですが…。






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