苦手な株分け話の続きです。


まあまあ普通に順調に育っている株は、少しづつ芽数が増えていきます。
去年の茎の位置から外へ外へと広がりたがる傾向のものや、
旧茎のすぐ傍に群がるものなど品種によって個性があります。


今年は珍しく叢生の「霞の君」や「空蝉」に群れから離れたランナーが出ました。

霞の君2015
霞の君

空蝉2015
空蝉


クリスパのくせになかなか増えない「仰天」もやっと2芽になりました。

仰天2015



鉢の中で離れて芽出ししていても、その地下を辿っていくと
案外元はごく近接したところから出ていたりします。
発根部分が独立していて本数がある程度ないと株分けは不可能です。

根が絡み合っていて分け目を見つけるのさえ面倒なのに、
引き剥がす時に根にダメージを与えないようにするのがこれまた至難の技です。
私が失敗するのは恐らくこの工程です。

この記事を書きながら、ふと思い起こしてみると、
実生の鉢上げの時、絡んだ根を水の中でほどきますよね。
根を洗い出す時用土はサラサラとほぐれて抵抗がありません。

こういう砂中心の用土に植え付ければ
根の傷みはぐっと軽減されるに違いありません。

ただサラサラなだけに保水性が全く無いので
成株を栽培するには不断の灌水が必要になります。
これはこれでなかなか厳しい。
施肥の仕方にも工夫が要ります。

日常管理だけにこれをクリアするのは大変。
プロの生産者並の設備と環境が必要になるかも。



最後に紛らわしい例をひとつ。

アディhyb2015
アディソニーHyb.

こういうのが時々出ます。
よく観察すると茎の色も新葉の色もちょっと違う。
決定的なのは新芽の横の枯れた細い茎。
そうです。 こぼれ種から生えた勝手実生です。

注意すれば前年に発芽しているのに気付いたはずです。
この勝手実生は親がその鉢の主とは限りませんので(殆どの場合違う)、
別の意味で要注意です。




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