2012.05.07 壺型開花
しばらく更新を怠っている間に壺型が咲き始めました。
今日は里子に出していた数鉢が戻って来たので、
まとめて2012年度版の開花記録をUPしておきます。

特に新顔はおりませんので、いつもどおりとはいうものの、
プチ発見もあったりして、やはり記録はしておくものかと…。





アディソニー2012
アディソニー
トルコキキョウのような柄のない丸い葉をしていますが、葉に対して茎が余りに細く、
花を咲かせる頃に決まって強い風が吹いて、無残に倒れることが多い。
日本の気候のせいでかわいそうな花です。
色は最高です。深い紫(Deep Royal Purple)。




アディソニーHyb2012
アディソニー Hybid
ハイブリッドとしたのは、純粋のアディではないというレベルの話です。
何故ならこの個体は完全に蔓性なのです。
なのにアディと全く変わらない同形・同色の花を咲かせます。

その蔓性であることが特に稀少なのか、価値があるのかは…まるで解りません。
私的には「変な個体」で、それ以上でもそれ以下でもないって感じです。




千島ハンショウヅル2012
千島ハンショウヅル fusca
フスカの地域変種と言う扱いですが、形態はかなり相違があります。
千島ハンショウヅルと言う呼び名は主に山野草屋の世界で使われていました。
原産地を示しているのは解りますが、フスカとハンショウヅル(ベバエンセ)は
一括りできるグループではありません。

このテの呼称は植物の分類とは全く無関係なものも多く、混乱の元です。
できるだけ正確な呼び名を使いたいものです。
モンタナ・ルベンスを桃色ハンショウヅル、
マクロペタラを菊咲きハンショウヅルと呼んで販売するなどは、いかがなものかと。




霞の君2012
霞の君
ひところ一世を風靡した「モケモケ」タイプです。
(あの流行はなんだったんでしょうか??)




淡雪の君2012
淡雪の君
もう少し淡い色彩のおぼろげな風情が魅力の花ですが、年によってイメージが変わります。
今年はオボロな感じがありません。




藤かほり2012
藤かほり
今年は発色が良いです。花型も安定してポッチャリしています。
壺型の中では初期の量産品だったと思います。
竹〇さんではなく湘〇さんから発売された記憶があります。
(すぐ売切れになるのでなかなか手に入らなかった。)




空蝉2012
空蝉
モケで蔓なし地味系の、ある意味第一次ブームの品種。
このあとはどんどん品種名乱立の迷路に行ってしまいました。

先鞭をつけたのは原種オクロレウカとコアクチリスでしたが、いまや原種か交雑かも不明のまま
バブルの頂点(いまさら?)に祭られています。




紫の上2012
紫の上
どこから来たのか不明の品種。交配種だとしても母種が何かさえ解っていません。
性質も変わっていて、普通の木立性のクレマチスとの類似があまりない。
壺型クレマチスの中で恐らく唯一挿し木が可能な(しかも成功率が高い)種。



紫の上実生
紫の上 実生
「紫の上」の花色はかすれたような紫色をしていますが、(「空蝉」にも引き継がれています。)
その実生から濃い紫色(ムラがない)の花色のものが出現しました。
交配母種としての可能性を感じます。





 …続きはまた次回に


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