2011.04.02 こぼれ種
ここ数年、毎年タネを採取していますが、
厳密な品種管理の下で、混同することなく保存されるタネもあれば、
保険株を作るという他に殖やす理由も余裕もない時には、
播種されることもなく処分してしまうタネもあります。
もったいないですが…。

それでもうっかり摘み損ねた果球や、葉陰に隠れて気づかぬまま散ったタネが、
ひっそりと発芽していることがあります。




こぼれ種01

こぼれ種02

こぼれ種03

この場合、鉢のラベルの品種だと信じる根拠は全くありません。
おそらく99%の確率で違うでしょう。





栽培棚に並んだ鉢の中なら、用土や潅水など環境的にもありそうなことですが、
棚下の地面からも芽吹いているのは驚きです。
しかし、どうしてやることもできません。


こぼれ種04

こぼれ種05

こぼれ種06

クレマチスを鉢植えから地植えに降ろす時には、
大株になってから…というのがセオリーです。

その理由はネマトーダ(ネコブセンチュウ・ネグサレセンチュウ)に対する
抵抗力(少々たかられても地力でカバーする)が必要だからです。
発芽したばかりの幼苗にその抵抗力はありません。

仮に今掘り上げて鉢植えにしても、侵入を防げているかどうかは判りませんし、
さらにはそのことがネマトーダ汚染を拡大させるかもしれません。


この実生たちの行く末はどうなるのでしょうか。
壺系であるのは間違いなし。
しかし品種は不明。これでは強いて栽培する意味はありません。

それでもなんとか生き延びて、花を咲かせるのを見たくもあります。




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