前回薬剤散布してから3週間以上経ち、ウドンコが猛烈な勢いで発生し始めました。

予兆を感じていても休日が雨だったら何もできません。
ジリジリしながら空しく日は過ぎて、今日の休みはまたも雨。

日に日に白い粉をまぶされていく植物を眺めながら、情けないやら口惜しいやら。

もし好天に恵まれて消毒ローテーションが守れたなら…、
という前提で、今日は消毒薬について書いてみたいと思います。



害虫で主なものはアブラムシ(アリマキ)とナメクジです。
どちらも専用の駆除剤を使えば対策は容易です。(園芸用薬剤)
これ以外では、私の庭ではコナガ(メイガ?)やアオバハゴロモも発生しました。

病気では、立ち枯れ病とウドンコ病は避けられないものと思っています。
特にウドンコは宿命的とも言えます。

幸いクレマチスの病気には致命的なものはそんなに多くありません。
白絹病のような恐いものもありますが、普通では滅多に出ません。


ウドンコ病の薬には、園芸用のものと、農業用のものとあります。
それぞれにまた薬効成分と作用点に違いがあり、できれば薬の知識は持っていたいものです。

同じ薬を繰り返し使い続けるとその薬が効かなくなることがあります。
それを「耐性がつく」と言います。
正確にはウドンコ菌(カビ菌)のなかから耐性を持った菌が生まれた(進化した?)のです。

そうならないように薬を替えて(計画的にローテーションを組んで)使用することが大切です。
そこで大事なのが、さきほどの薬の成分と作用点です。
作用点というのは菌の構造とライフサイクルのどこに効くのかということですが、
話が難しくなりますので、ここでは薬によって効くところが違うんだというぐらいに
理解しておいてください。

薬の成分についてはもう少し詳しく…。
同じ薬は繰り返し使わないはずですが、商品名が違えば良いってものじゃないのです。

具体的に言いましょう。
園芸薬にパンチョTFというのがあります。ウドンコ病の特効薬のように言われています。
片や農業薬にトリフミンというウドンコ専用薬があります。
パンチョとトリフミンを2週間毎に交互に使っても良いのでしょうか。

答えはNOです。
何故ならどちらもトリフルミゾールが主剤の殺菌剤だからです。
同じものを繰り返し使うことになります。


また、薬には予防薬と治療薬があります。
予防薬はその名の通り予防的に使います。発症したものには効果がありません。
治療薬は菌を殺すものです。しかし動物と違って植物の病痕は治療後も消えないので、
気になるなら摘み取るしかありません。



ところで、栽培の環境(マンションと一戸建てでは大きく違います。)により、
使用できる薬剤に制約があります。
近隣の人間関係を損ねないような配慮も必要です。
家族やペットへの影響も無視できません。


その上で可能であれば、なんとか植物を病害虫から守ってやりたいものです。
使う回数は少なく、効果は大きいものが望ましいので、
私は園芸薬より種類の多い農業薬でローテーションを組んでいます。
しかもどれも浸透移行性のものにこだわっています。(殺虫・殺菌とも)

接触性の薬は害虫本体や病巣部に直接かからないと効果が望めません。
浸透移行性であれば植物体内を巡りますので、殺菌効果は全草に及び、
吸汁性の害虫は勿論、葉を食害するものまで駆除できます。
(コナガ、ハマキムシのような害虫にはこれしか効くものがない。)


まだまだとても説明が足りませんが、
興味が持てたなら一度園芸店で薬剤各種をご覧になってみてください。




今日は雨の中、花を探して…。久々の更新なので。

Burgundy Urn0703
Burgundy Urn   バーガンディ・アーン

Bordeaux Urn0703
Bordeaux Urn  ボルドー・アーン

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Fujiko  藤小?

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texensis Red  テキセンシス・レッド

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Scarlet  スカーレット

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texensis  テキセンシス(原種)





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