春新芽が展開するとすぐに蕾が見え、⇒開花 となるのは旧枝咲きでは当たり前ですね。

ところが、壺系はすべて新枝咲きの一派なのですが、
中には新芽がほころびた時に蕾を抱えているものがあります。

勿論どの種でも、前年の秋以降には生長点の分化が始まっているのでその素は持っていますが、
翌年春に新芽の展開の時に既に大きく蕾にまで発達させているのはちょっと注目です。

どうしてこういう性質を持つようになったのかよく解っていませんが、
これは毎年同じことが起こりますので、品種固有の性質のようです。



よく知られた品種をいくつか。(今朝の画像です。)

紫の上IMG_0282
紫の上

藤かほりIMG_0287
藤かほり

かほりの君IMG_0280
かほりの君

桃の君IMG_0284
桃の君

チェリーリップIMG_0293
チェリーリップ


比較的新顔の品種では

空蝉IMG_0281
空蝉

霞の君IMG_0298
霞の君

淡雪の君IMG_0285
淡雪の君


空蝉はこの性質ゆえ紫の上の血統を連想しますね。



さてここまでなら、去年も同じこと思ったなあ…で終りですが、
今年はこれに加えて異変(?)が起きています。

本来壺型の中でも遅咲きのグループに、なんと今年は蕾が見えるのです。


クリスパ21-06 IMG_0292
クリスパ

茜の壺IMG_0297
茜の壺

テキM-20 IMG_0302
テキM-20

テキセンシスIMG_0299
テキセンシス

ピッチェリM-01 IMG_0288
ピッチェリ


茜の壺、テキセンシス、ピッチェリは腋芽が花芽化していますので、
残念ながらやがて引けてしまうかも知れません。

それにしても何が花芽発達の引き金になるのでしょうか。
気温かとも思いましたが、ここ一ヶ月決して温暖ではありませんでした。
日照がことさら良かったという訳でもありません。
ましてや施肥など恥ずかしくて言えないくらい与えておりません。(笑)


皆さまのお宅ではいかがでしょうか?




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