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実はこのテーマは昨年一度取り上げています。
また今年の冬にも同じ状態になりましたので、改めてもう一度考えてみたいと思いました。

壺型がお好きな方でしたらご存知でしょうが、「紫の上」という品種があります。
いくらか変わった生態をしていまして、いわゆる北米原産の壺型原種のどこに属するのか、
いやそもそも北米原産ビオルナ系なのかどうかも定かでない・・・、
よく解らない代物です。

というか、どういう過程で登場したかそれさえも謎です。
交配品種のようでもありますが、ではその両親が何なのか・・・、思いつくものがありません。
外国、特に本家アメリカにはあるのでしょうか?
「ない」みたいな気がします。

情報は極めて少ないのですが、
出回り始めたのはここ数年で、T園芸さんが出処ではなかったでしょうか。
ご存知の方、情報をお寄せいただければ幸いです。

今年は何故か販売物をあまり見かけませんでした。(NET上で)
地方では過去から現在まで苗が出回ったことは一度もありません・・・。

さて、「紫の上」の変わった生態のひとつが、冬芽に蕾をもつことです。
株本体の耐寒性は十分あり、鉢が凍っても全く平気ですが
この冬蕾は防寒が不完全というか剥き出しで、露地栽培では凍害を受けて引けてしまいます。
咲くことはありません。

紫の上01

紫の上02

紫の上03


咲くことのない蕾を何故作るのでしょうか?
たまたま耐寒性を持っているけれども、
元々は凍結知らずの暖~亜熱帯あたりのモノなのでしょうか?

冬芽に蕾を用意しているのは、アーマンディやモンタナなど春早く咲く系統から、
パテンス、ベバエンセの類まで普通にありますし、
頂芽が花芽になる性質もアディソニー、フレモンティ、コアクチリスなど木立性では珍しくありません。
でも、冬に蕾が覗いて見えるなんてことはさすがにないですね。

木立性の割には葉が複葉で枚数も多く、腋芽が盛んに伸びて生育は旺盛です。
腋芽の花は徐々にサイズが小さくなりながら次々と咲き続けます。


「紫の上」 このように、他に類のない不思議な品種です。
ルーツを知りたいものです・・・。



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