タイトルのままです。
Tea Party (ティー・パーティ)
旧称クリスパ淡紫赤フリル♀×テキセンシス♂
私の初めて作出した人工交配のひとつです。(もう1種がジェルスカ1~5号)
2007年秋ZIP発芽~2008春3号鉢上げと記録しています。

姉妹株が初め4株あって、1号から4号と呼び分けておりました。
シャレのつもりで4様(ヨンサマ)と言っていたのが懐かしい。
2009年に1号が初開花。翌年に2号~4号が揃って初開花。

その後毎年開花を繰り返しているうちに花形・花色も定まって、
そのうちで1号と4号は見どころありと認めるようになりました。

特に4号は今まで咲いた中で今年が一番出来が良いです。
今年のこの花を見て Tea Party (ティー・パーティ)は
実生グループ名だったのをやめて、この株の個体名にすることにしました。





Tea Party 1号-03
開花して1~2日目あたりの花
内側はまだ緑~黄ですが、外側は十分に鮮赤に発色しています。




Tea Party 1号-01
内側の周縁部から着色が始まりました。




Tea Party 1号-02
反転したリップも外側もさらに濃色になりました。
開花日の違いにより発色の段階の違う花が入り混じっています。
花形はもうしっかりと安定しました。



これが成株開花の完成形です。




2016.06.12 開花は続く
まとまった雨ではないにしろ
小雨だったり、降ったり止んだりの
曇天~雨天が続いています。


展示会前の消毒から3週過ぎて
ぼつぼつ警戒かなと思っていたら早速と言うか、案の定。
昨朝ウドンコ病発生の兆し発見、直ちに消毒しました。

今回はルビゲンにカリグリーンとモスピランの混合です。
ローテーションの中でEBI剤の頻度(連用ではないですが)が高く
今後は薬剤選択にもう一工夫必要だと思います。

春からオンリーワンフロアブル、バイレトン(まだ残ってます)、
モレスタン、ストロビーと使ってきてルビゲンで1サイクル廻りました。
(この中のバイレトン、モレスタン、ルビゲンがEBI剤です。)

今のところ効果に全く不満はないのですが、
すでに薬剤の販売が終了しているものもあって、
古い手持ちの薬剤の効力が減衰・劣化しているのではないかとの
懸念は確かにあります。考えねばなりません。


さて、庭の花は元気に咲き続けております。
元来6月からが盛期のグループです。
実生の開花が2年目になって初花より整ってきたものもチラホラ。





エトワール・ローズ0612
エトワール・ローズ
節間が長くまばらに咲くこの品種を、いつもは真っ直ぐ壁に登らせていますが
リング支柱に誘引して集合した花で見るのは実は初めて。




濃色versicolor 0612
濃色バーシカラー
やはり今年も濃い目の方が先に咲きました。
昨年感じた「濃色は淡色の交雑じゃないか」の疑惑はまだ解けていません。
濃色の実生からは両方出るようです。

 


仰天0612
仰天
春先から調子を落としていた仰天が咲き始めました。
(実はウイルス罹患の疑いあり。隔離中。)
5月からはまともな葉が出るようになりましたが…。




茜の壺(選)0612
茜の壺から選抜 桃赤口白
netで画像検索しても判りますが、
茜の壺と呼ばれている品種には内外同色の個体と
内側が白い個体とが混在しております。

販売業者はラベルを信じるしかないので仕方ないとしても
生産者こそ品種の管理を厳正にすべきだったと思います。
まあこの品種名と言うのも正式に登録されたものではなく
「通り名」に過ぎませんけど。




ペール・シャドー0612
ペール・シャドー
自作実生。昨年初開花。ソシアリスのOPでかすれた薄紫。
蔓性でソシアリスの面影はありません。
我が庭ではあまり出ない正紫系なのでローカル・ルールで一応アリにしています。




Tea Party 1号0612
Tea Party 4号
texensis譲りの明度の高い赤の発色が安定してきました。
開花して日を経るごとに赤が濃くなるのも面白い性質です。
(普通は褪色して薄くなるか、逆に赤黒くなるもの多し。)




オーキッド・ピンク0608
オーキッド・ピンク
~ピンクというイメージではなくなりつつあります。
くすんだ感じは取れてきたのですが、内側が濃色になって
印象が変わってしまいました。(薄赤紫?)




59号0612
ピッチェリ59号
今では珍しい方になってしまった青紫系のピッチェリ。
コンパクトデジカメで撮ると、いつも必ず青味が飛んで赤紫っぽく写ります。
肉眼では青紫なんですけど…。




ピッチェリ実生NN0612
ピッチェリ実生 ノーネーム
なにやら栽培棚の隅でドエライ派手な色で目を引く蕾あり。
今季初開花のピッチェリ(及川)実生でした。

発色にムラがあり(ウドンコ?=消毒済)、
まだきちんと開ききっていないですが、色が鮮赤です。

急に鉢の置き場を変える現金な私です。




コアクティリス果球0608
コアクティリス果球
最後はちょっと怪しい果球です。

咲き終わって花弁が散った後のめしべは
受粉していないといつまでも筆のような形のままで、やがて萎れていきます。

咲いた後、花弁が外れそうな花があったので
軽い遊び感覚でチェリー・リップの花粉をこすりつけてみました。
すると2~3日して突然筆の穂先が展開して果球になり始めたのです。

既に自然受粉していたのだろうとまあふつう考えますが、
同じ株の他の花は筆のままなので迷います。
それにめしべの受粉適期はとっくに過ぎていると考えるのが常識ですよね。

なんであれこの果球が熟したら播いてみようと思っています。
育種家としては非科学的(不確実性)で感心できないと言われそうですが…。





2016.06.08 自宅で延長戦
いよいよ梅雨に入りました。
あふれ返っていたガレージ仮置き40鉢を
何とか元の栽培棚へ収納しました。

OP採種を約束した品種はいじらずそのままに、
自作実生の6号の殆どは支柱を外して強剪定。
「壺の壁」用の固定支柱を再設営して
いつものよじ登りサバイバルをしてもらうことにしました。



無理やり収納0608
鉢間をなるべく空けたつもりですがかなりの圧縮陳列。
通風が悪そうで、ウドンコ要警戒です。


今日は展示会出品が間に合わなかった居残り組の開花記録をいくつか。




ロウグチ0608
ロウグチ
我家で唯一残した樹木、サザンカ「富士の峰」に登っています。
(鉢植えですが栽培棚から伸びてきました。生育旺盛です。)




スカーレット0608
スカーレット
いつもより遅れて咲き始めました。ガレージ待機の出品鉢たちに比べて
元ある場所に居続けた鉢はどれも発色が良好です。
そういうもんなんですねえ。




カルーレア0608
カルーレア・ラグジュリアンス
正確には蕾で出品、蕾で戻った鉢です。
やっと息を吹き返した風情であまり元気がありません。
このところの梅雨空に少し落ち着いたようです。




赤仰天0608
赤仰天
春の芽出しの勢いはどこへやら…です。
一度立ち枯れてから復活してきました。
リップの反転の乱れる癖が株が成熟してやっと直ってきたようです。




カイウ0608
カイウ
いつもの暴れん坊の登場です。
いまはまだ序の口。




ビエネッタ0608
ビエネッタ
日当たりの悪い一隅に咲き続けています。
壺専の庭に残るかつての品種ハンター時代の名残です。