12月に入って植替えもせず、更新もせず、
ずるずるとここまで日が経ちました。

記事にするような出来事、作業、来季の構想、その準備 もなく
完全にユルくなってしまってます。

強いて思えば、交配実生播種ポット群に防寒対策が必要かと…。
しかし最初の勢いはどこへやら、
思ったほど早採り直播きが効果を見せてくれず、
パラパラの貧しい空鉢同然で越年することになるとは…。

なかなか簡単には言うことを聞いてくれませぬ。



仕方なしではありますが
きょうまでの交配実生の発芽状況の中間報告です。


霞の君×Cherry Lip
霞の君×Cherry Lip

淡雪の君×Cherry Lip
淡雪の君×Cherry Lip

この2種の交配実生は赤いモケモケ発現を狙った数々の組み合わせの中でも
当初から最も有望とニラんでいるものです。

赤にチェリー・リップを使いました。
これは開花時期が早い(GW頃)のと、発色が良く生育が強勢であること、
加えて半蔓性(ほぼ木立性)で霞、淡雪とであればまず木立性は獲得できるものと、
一応作戦を立てたつもりです。

しかし問題がない訳ではありません。
それはチェリー・リップの挿し木が極めて困難なこと。
この性質を霞・淡雪がなんとかカバーしてくれないと育種的には厳しい。

どうせなら素直にチェリー・リップとコアクティリスを交配させるのが近道だったかも。
今年は開花が揃わなかったけれど、親株のほか挿木苗が開花株に育ってきたので
来年は交配機会が増えるのを期待したい。




versicolor×texensis
versicolor×texensis

ビオルナグループのなかでも比較的近縁と思われる
バーシカラーとテキセンシスの組み合わせです。
興味はどんな色になるかの一点に尽きます。

種の親和性には問題ないと思っております。
花のみならず葉や茎からでも親の形質の発現状態を推定しやすいので
中間遺伝(赤と白の親からピンクが出るような)が容易に出るものなのかどうか
ちょっと垣間見ることができるかもしれません。


実生苗場は大半が越冬して来春の発芽を待つことになりました。
最終結果はそれを待たねばなりませんが、
選択的にしろ一部の早採り種子が発芽能力を持っていることは
年内に確認できました。

ひとまず今年はこれで納めようと思います。