2015.09.12 栽培棚の改修
ウドンコ病対策で剪定を始めたのをきっかけに
栽培棚を作り変えることにしました。



現行はディメンションランバーのSPF材を棚板に使っております。
長所は安価なことですが問題は耐用年数が短いこと。
そのまま使用すると2~3年で朽ちてしまいます。
初めに防腐剤を塗っておいても約5年で交換になります。




腐食著しい
かなり傷んでいます。まだこれは良いほう。
屋外で年間を通じて灌水しているのですから無理もない。




根の張り出し
おまけに鉢底から出てきた根が材に食い込んできます。
これを放置すると厄介なことになります。
もう植替えのタイミングでもありますが…。




なかなか知恵が出ませんでしたがあるときひらめいて
とりあえず試作してみることにしました。

試作1号機
試作1号棚
思ったより堅牢でかなりの重量にも耐えることが判りました。




下から見るとこういう構造です。
下部構造-1
全体を支えているのはステンレスの伸縮物干竿2本です。
脚は2段のアルミ脚立(従来通り)2個で1セット。

腐朽する素材がないのでなにより清潔。
そして軽量。組立は耐候性の結束バンド。解体・移動も簡単。




そして今日2号棚設営。
補強の網板
補強の網板をつけるとさらに強度が増します。
100均にて入手。
試作棚のは昔の黒ですが今は規格が違うようで白しかありませんでした。
用途に適えば問題なし。





育苗箱51型
育苗箱51型
メーカーが色々あります。ブランドあり、ノーネームあり。
まとめて買わないと微妙に寸法に違いがあり重ねが効きません。
HSでタダで貰える苗のトレーは強度不足(底がたわむ)でNGです。
8号以上だとさすがに育苗箱もへこむので下に網板を入れます。

試作の経験が役立って組立は10分ほどで完成しました。
育苗箱の向き(縦置き)によって収容面積を1.5倍にできます。
これから順次入れ替えていきます。

9月の剪定ではそのまま休眠とはいかず、芽が動いてしまい
霜が降りる頃までゆるゆる生長するので
方針転換、いっそ秋の肥培に努めようと思います。



2015.09.03 9月の花
8月の29日から今日まで連続6日間雨が降っています。
朝から晩まで途切れめなく降っているのではないのですが、
園芸作業を億劫にさせるには十分です。
どうせ花殻摘みとか枯枝の切り取りなど
たいして面白くもない仕事なので気が乗りません。

などと油断をしていると、
秋雨で気温が下がって9月のアタマにしては涼しく、
アッと言う間にウドンコ病が発生です。

晴れ間が短く一日のどっかで必ず雨が降るので
薬剤散布のタイミングが計れません。


葉枯れも目立つし採種予定もないので
ここらでバッサリ剪定してしまおうかなどと思っています。

もう9月ですので「10月にもう一花咲かせる」にはちと遅い。
ですが秋の植替え(鉢のサイズアップ)には段取りが良いので
今シーズンは花はここで諦めて植替え作業にシフトしようと思います。


ということで今季見納め・名残の花。





Ladybird Johnson0903
レディバード・ジョンソン
チューリップ咲きの仲間では最も花期が遅いのです。
それを補って余りある深い赤色。とにかく濃い。
花が遅いために、もてはやされもせず気づかれもせず、なのですが…、
でも私はこの仲間の花の中では一番美しいと確信しております。




Reverse Purple1243 0903
リバース・パープル1243
「リバース・パープル」は園芸屋さんの造語だと思いますが
要は花筒より内側の方が紫色が濃いと言いたいのです。

内側が外より濃い花はピッチェリ、クリスパ、ビオルナ交雑種などに見られます。
花色変異の少ないテキセンシス、バーシカラーでは見られません。
(もしあってもテキとかバーシとか絶対に呼ばないだろうと思いますが。)
ソシアリスはデフォで内側が濃いものです。

ピッチェリやクリスパでは口白と言って内側が白いものの方が
個体数が少なく目に新鮮で好まれます。




GLC0903.jpg
グッド・ラック・チャーム
かつて遅咲きピッチェリの代表格でしたが近年5月頃から咲くように馴化してきました。
少し気になるのはここ数年花筒がゴツゴツした印象で咲くことです。
花型がやや歪なのも残念です。
元に戻すことはできないものなのでしょうか?




Bordeaux Urn 09030
ボルドーの壺
今年は5月から休むことなくずっと咲き続けています。
この花に限らず今年はどれも花数が多く長期間咲き続けます。
人間には夏が暑く長く厳しい気候でしたが彼らには好ましかったらしい。




graucophylla 0903
グラウコフィラ
今年のBlogに何度も登場しております。
こちらもロングラン開花更新中。
かなりの大株になっていますが毎年芽が1本しか出ません。
勢いよく伸びていって次々と枝分かれしてたくさんの花を咲かせますが、
元はいつも1本なので少々不安を感じます。
芽数が増えて株立ちになれば安心なのですが…。




texensis0903.jpg
テキセンシス
まだ頑張って咲いてますよーと言っております。
おー頑張っているなーと思うと同時に、
少しはタネを採らせてくれーと心の中で叫んでおります。




campaniflora 0903
カンパニフローラ
同時に咲くカイウはほぼ不稔なので花殻摘みはせず放置ですが
間に交じって咲くカンパニフローラはよく結実します。
壺に来る蜂はビチセラタイプの開いたベル型には全く関心を示しません。
OPとは言うものの壺との掛け合わせの可能性は相当低いので
恐らくはセルフだろうと言うのが私の推定です。

種を採って播いてみたことは一度もありません。
限られた苗場では壺以外に手を広げる余裕がありませんので。