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自作実生の花シリーズの3回目。
まだまだ続きます。→続けたい。→続くかな?→蕾のあがる限り!
実生苗は無限ではないので花が尽きたところで連載終了です。
未公開で蕾が見えてるのがあと数本。残り1回かな?
今日のところは撮り貯めでUPします。





クリスパ赤紫M赤紫ストライプ0527
クリスパ赤紫実生 仮称赤紫ストライプ
置き場の都合で背景が寒冷紗のせいか画像がダウン気味です。
それを割り引いても親の桃赤とは赤のトーンが違います。
花びらの継ぎ目が白く、1周4本のストライプになりました。
一過性の現象のようですが…。 ちょっと面白い。




ソシアリスM赤紫「リトル・プレア」0527
ソシアリス実生赤紫 命名「リトル・プレア」 Little Prayer
一度紹介しています。(評価を凡庸としていましたが)
腋芽が伸びて再び咲いたのを見て評価を変えることにしました。
緑の葉の中で明るい赤紫のリップが妙に目を引いたのです。
ディオンヌ・ワーウィックの往年の名曲から閃いて名をつけました。




霞の君実生 赤芽艶々0528
霞の君OP実生 赤芽艶々
今年初開花。3月26日に霞の君の2個の実生苗の記事を書きましたが、
そのうちの霞の君に似ていない赤芽の茎ツヤツヤが咲きました。
まだ開ききっていないですが、今日見る限りでは原種ビオルナに印象が近い。
花粉親の形質が出てると考えるのが妥当でしょうね。
OPですので何の確証もないですが…。




ジェルスカ3号薄紫0528
ジェルスカ3号のその後 花型と花色
開花から3日経過して花色が期待通りに落ち着いてきました。
優美な感じがとても良いです。ジェルスカの中で一番好きかも。
乳白の地に淡く薄紫を染ませたようで透明感と清涼感にあふれています。




ジェルスカ4号藤色ふっくら薄紫ピコティ
ジェルスカ4号 藤色ふっくら内薄紫picoty(5月28日)
初開花。3号に配色が似ていますがやや濃いめ。藤色の感じ。
ふっくらポッチャリ型でなかなかチャーミングです。
まだリップが開ききってない開花初日です。




ジェルスカ5号濃紫(左)と4号藤色(右)0529
ジェルスカ5号 濃紫(左) と1日経過した4号藤色(右)
これでジェルスカ5個全部出揃いました。

濃紫色の花がエンジェル×スカーレットからなぜ出るのか?
交配作業初期のころで技術が未熟だったのか、
スカーレット以外の花粉が何かのはずみにめしべに触れたのか
今となっては全然わかりません。
1号のように交配らしい発色のものも出てるので
失敗ではなかったと思いたいのですが…。

右の花は開花翌日の4号。リップが着色しています。




Hz実生まじバーシか2015-01
テキ選抜Hz実生 マジバーシカ

Hz実生まじバーシか2015-02
テキ選抜Hz実生 マジバーシカ その2

テキセンシス交雑群から選抜された品種の実生です。
端正な花型のきれいな花です。
しかし今うちで咲いている濃色バーシカラーと見分けがつかないのです。
濃色バーシは原種だと信じてきましたが、ひょっとすると交雑群なのかな?

薄いグラデの淡色バーシカラーは原種として紹介もされ、
品種解説本でもカタログでもバーシと言えばそっちなんですよね。

よく判らなくなってきました。原種とは何か。交雑とは何か。
そもそも完全な野生の原種(北米自生の)が日本で流通しているのか?
ナーセリーや個人の栽培棚で実生で増殖されていても原種なのか?

原種っぽいとか、原種の特徴をよく持っているとか、
そういう「口伝原種」、「たぶん原種」であっても、
残念ながら全然見抜けないのが今の私の力量ですね。







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庭の花のその2です。(撮り貯めを含む)
自作実生以外の開花記録をUPします。

小庭の3/4をつぶしたガレージ工事後2年目のシーズンです。
スペースの制約から壺系以外を殆ど処分したので、
実生以外の庭の花と言ってもやはり、壺=原種と園芸品種が中心。
それに、作落ちで出せなくて残った一般品種とその小苗の開花画像をたまに。

5月も終盤。それでも例年6月に咲く大半が今月の内に咲いてきました。
最も遅い8月咲きのGLCでさえ今年は咲いています。
 (ただ花筒が妙にゴツゴツで美しくない。形が整うまで画像は控えます。)

テキセンシスとその近縁種が続々とキテマス君。





テキセンシス2015
テキセンシス 原種
今年は早く咲きました。5月2日からの展示会に初めて出品しました。
開花が展示に間に合うなんていままで一度もなかったことです。
戻ってきてからも順調に蕾がついて咲き続けています。

滅多にない絶好のチャンスなのに、計画していた霞の君が咲いてくれません。
(一番花終了。剪定後の二番花待ち。挿し穂を採るため切込み過ぎたか?)




グラウコフィラ2015
グラウコフィラ 原種
今年は絶好調。元々強勢の品種ですが、蔓の伸びがハンパない。
もう4m以上伸びて支柱の壁を2往復しています。
各節全部に左右に蕾を抱え、最下段から咲き始めようとしているところ。
入手以来一番できがよい年になりそうです。




マゼンタ・リップ2015-01
マゼンタ・リップ Magenta Lip
似たような花が続きますが、私にとってはそれぞれ違う大切なお気に入りです。
これも剛健な健康優良児。壺型としては大型で厚口の美花。
テキセンシスよりは扱いが容易なので育種の有力母種です。
(今のところ目立った実績がないのですが…。)




薄色バーシカラー2015
薄色バーシカラー 原種
薄色の方もやってきました。落ち着きのあるいい色です。
American BellsのComparison Table Section Viornae (ビオルナ系比較表)によると、
カリゾエンシス(これちょっと特殊)、ピッチ、レティ、テキと極めて近縁なんだとか。
特にテキに近いんだと!  これを知ってふとinspireされるものがありましたよ!




ボルドーの壺2015
ボルドーの壺 Bordeaux Urn
こいつも来たか! 口がこれ以上開かないのもその花姿に凄みを増すところです。
ここまで来るとこの花と合わせる組み合わせを思いつきません。
育種に使うことよりももうこのままで花を楽しむのが一番ですね。




ビエネッタ2015
ビエネッタ
最後に唐突ですがエヴィソンのガーランドシリーズ。
フロリダを使った見事な園芸品種を次々と作出するすごい人(会社?)
日本でも農水省の品種登録がしてあります。

気をつけなければならないのは名前がエビポ+数字などで登録してあり、
流通名(品種名)では検索できません。
知らずに増殖して販売すると種苗法違反となります。
確かエビポ006がビエネッタだったと思います。





今日は自作実生をその2として紹介します。
今年の実生の花を見ていてふと感じたことや疑問に思う点などにも
少し触れてみたいと思います。





crispa AtroPurpurea実生-01
crispaアトロパ 実生
かつてクリスパ・アトロパープレアと名付けておりましたが、
この子が開花したのを機に短縮してアトロパとしておきます。
もう親は☆になっていますが、今年初開花した子が親そっくりの花を咲かせました。

もしあるものなら教科書に載せたいほどの典型的なクリスパで、
(クリスパにはかなりの変異幅があるのですが)
ある意味貴重な原始形を保っています。
セルフなのか交雑なのかは素人目には全く判りません。




テキセンシスM?丸紫2015
テキセンシスOP実生 仮称丸紫
全くテキの形質が見られない不思議花。
これってあり?と首を傾げたくなります。
品種に間違いがないようにラベル管理を厳重にやってきているので、
母種に関しては間違いなくテキなんですが。

父種不明でも母株がテキセンシスならテキMとして扱ってきましたが、
こういう事態になればテキMは無用な混乱を与える気がします。
〇〇実生というからには多少なりとも親から引き継いだ形質が見えて欲しい。

市場では先駆的生産業者さんの作出(販売)品で、母系+M+識別番号がついていて
(私が入手した例では、アディM56とか、テキM164とか)
なのにその母種の形質が全く感じられないものが既にありました。
そんなに母種系にこだわることはないのかなぁ…。

識別番号で流通していたのはまあB級品で、
選抜優品には純和風の品種名がつけられていましたね。
そういえばもっと昔は「色+M」の時代もありました。




紫の上実生P524
紫の上実生 P524
初開花です。花は紫の上とそっくりです。

紫の上実生P524-02
2日後のP524
褪色して少し淡くなりました。口のすぼまりが緩みふっくらとした印象に。

このように日々の経過で花色や花型が変わる花って結構あります。
いつを基準にするのか悩みます。
画像に残す時は勿論「一番美しい時」で決まりですが、そのベストタイムがごく短く儚くて、
手に入れて咲かせた時に「えっ、これなの?」ってなるようではねえ…。
まあ、花もいきものですからしょうがないです。




紫の上実生P526
紫の上 P526
こちらも親と花も葉もそっくりです。
ここまで同じなら保険株と呼んでいいでしょう。
(紫の上は挿木が容易ですので保険株を実生で作る必要はないですが…)




ジェルスカ2号0526
ジェルスカ 2号
赤紫色のややマットな質感(薄く繊毛が生えている)。
今朝咲いたばかり。やがて渋めの赤紫色に落ち着いていきます。




ジェルスカ3号
ジェルスカ3号
これも今朝咲いたばかりですので、花弁が完全に展開していません。
今日の記事に無理矢理間に合わせてしまいました。
3号は淡紫細型の楚々とした美しい花です。





色々な品種が咲き始め賑やかになってきました。
我が猫庭のここ数日の撮り貯めの画像。




這沢0520
這沢
毎年沢山の花を挙げる美花。生育旺盛で丈夫です。
しかし我家ではなぜか芽数が増えません。
今年の秋には植え替え予定(限界の10号へ)。鉢植えのラストカードです。



踊場&ベティ・コーニング2015
踊場&ベティ・コーニング
こちらも剛健種の取り合わせ。
後から出てくるエトワール・ローズとでベル型の不動の3大スター品種。



スパーク0524 
スパーク
花が大きい割に茎が細いので支えが必要です。
エレガフミナを赤くしたらこうなると言う具体例がまさにこれです。



エトワール・ローズ2015
エトワール・ローズ
ベル型クレマチスの中で最もお気に入りの花です。
特に開花1~2日目の半開の姿は例えようもなく美しい。
枯らしてもまたすぐ手に入れて、やっぱり持っておきたいと思う花はそうザラにはありません。



バーシカラー(濃)2015
バーシカラー
2006年に3株購入。その年に咲いて濃淡2色あることに気づいて以来今年で10年。
濃色タイプがいつも先に咲きます。(薄色のバーシは少し遅れて。)


こういう花たちとビチセラ・コレクションを揃えて遅咲き展示会をしてみたいものです。
(ウチにはビチセラ系がありませんので誰かに協力を頼まねばなりませんが…)





2015.05.23 実生の花
実生は個体によって生育に差があり、
発芽2年未満で開花する超早熟もあれば、5年経っても蕾ひとつ挙げないのもいます。
平均すると3年で半数以上が花を着けます。

勿論鉢上げした実生がすべて育つ訳ではありません。
弱いものはいつしか消えていきます。
この歩留りがなかなか曲者でいつも頭を悩ますところです。

アマチュア(=私)は成株も実生もオール一括管理です。用土・灌水・施肥全部一緒に。
しかも完全露地栽培。(プロの生産者はフレームかハウスで育て,絶対雨に当てません。)
危険期間は梅雨期と盛夏の熱帯夜と相場が決まっています。

そういう難関を越えた生き残りが遂に開花に辿りつきます。
しかし初開花から2,3年は花色・花型が安定しません。
花の評価は作り込んでからの方が本当は良いのです。

それでも初開花は育種家・栽培家にとって待ちに待った嬉しいもので、
数年後には全然違ってるかもしれないのに、今咲いている花で評価しがちです。

それをお断りした上で今季の実生の花をいくつか。




Tea Party type1
Tea Party type 1
初期の人工交配品種。タイプ1の咲き始めの姿です。
咲き進むと全体に赤味を増しリップの内側も赤く着色してきます。
初開花の時には紅茶のような色でしたのでティー・パーティと名付けたのですが、
今は澄んだ桃赤になりました。

ティー・パーティは兄弟株が4株あって全部色が違います。
正確にはこの名は交配種群名とすべきもので、
やがて個別の名前で識別できるようにしなければなりません。



ジェルスカ1号
ジェルスカ 1号
これも初期の交配種です。エンジェル×スカーレットでジェルスカ。
兄弟株が5株あり、それぞれが違うためTea Partyの時と同じように今はグループ名扱いです。
1号は壺型としては大輪でピンクが色濃くシャープな花型が特徴です。
これも5色出揃ったら個別に名前を与えようと思っています。



桃の君実生初花-01

桃の君実生初花-02
桃の君OP実生初花
紫のグラデーションがきれいです。桃の君から木立性を受け継ぎました。
赤紫でも青紫でもない純な紫色がこの先安定するかどうかは微妙です。(多分変わるナ…)



紫の上実生 内紫
ソシアリスOP実生 (仮称内紫)
花型も花色もイマイチな印象です。株が若いのに無理して咲いた感じ。
もう少し様子を見ないと判らない、としておきましょう。
ただ、直感的には「才能なし」か「凡人」クラスのような…?。



紫の上実生RP-01
紫の上OP実生 (仮称RP-01)
花はやや大きめ、フリルがあってゆったりと反転します。
クリスパっぽいような、ピッチっぽいような、内外共暗赤紫のダークな花型・花色。
いかにも交雑種らしい出来です。蔓性で生育旺盛。



ところで今年は紫の上の実生画像が妙に多いと思われるでしょうが、
それは昨年1個だけ鉢上げした実生プランターが紫の上だった結果です。
例により古参実生でしたので早速開花が始まっているのです。

それにしても個体変異が多いです。同じものが出ないと言った方がよろしい。
嬉しい悲鳴とかの気分ではないです。むしろ困惑気味。
実生をやってればこんなの当たり前なんでしょうが、慣れないもんで…。

紫の上実生はひと通り咲き終わったら、いつか総集編でまとめてみたいと思います。







画像が撮り貯まってきたのでUPしておきます。
いつもの花、お休みから復活した久しぶりの花など。

「いつもの」とは毎年健康に咲いているという意味です。
栽培がまあまあうまくいっている、順調に育っているレベルのありがたい花たち。



Angel 2015
Angel (クリスパ・エンジェル)
半日陰っぽい所に置く方が繊細な花色が良く出ます。褪色もしにくい。



玉かずら2015
玉かずら
展示会に行ってました。帰ったのを見たらかなり色抜けしていました。
自宅に帰ってから咲いた花はいつも通りのスペクトル・マジック。



元祖原種viorna2015
(元祖原種)ビオルナ
有名種が多数控える壺系原種グループの総帥。
ビオルナ系を語るにはまず本家から。壺専ならばマストアイテム。



Fujiko 0517
Fujiko
ピンクの小輪。グラデーションの美しさと弁先の反転加減が絶妙です。



Little Bell 2015
リトル・ベル
個体変異の少ないソシアリスのたぶん唯一の命名品種。
花が少し大きくてボディがふっくらめ。



「久しぶりに復活」した花
つまり実は調子を落としてしばらく花が咲かなかったってこと。
危うく枯らすところだったのがなんとか立ち直ったありがたい花。


Lavender addi 2015
ラベンダー・アディ
ラベンダー色(藤色)のアディソニー。普通のアディソニーよりデリケートです。



Oikawa viorna 2015
及川ビオルナ
ビオルナのラベルで購入(2009年)した花。
這沢にもピッチェリにも似ているけれどやっぱり葉の特徴からビオルナだと思います。
(右の葉=網目が明瞭なのは別の株の葉) 決め手は not reticulate 。




「品種集めを控える」ようになってから、購入による新顔紹介はめっきり減りました。
新顔は自作実生が必然的に比率をあげることになります。
そしてこれがこれからの私にとって、またこの拙いBLOGにとって、
今後の進む道を示しているのではないかと思っております。

育種のプロではありませんし、栽培環境も生産者さんとは雲泥の差ですが、
営利でないところが「ユルくて良し」の気楽さになっています。

とはいえ出来の良いのは保険を含め殖やしておきたいですし、
技術も知識も向上したいのですが思うにまかせません。そんなに甘くはないですね。
日暮れて道遠しの感ありつつも焦らずまったりと行くしかないです。

次回は自作実生のいくつかを紹介します。




気候がさらに暖かくなり、壺系が盛りを迎えようとしています。
蔓の誘引も、花殻摘みも、古葉の刈込みもほぼ毎日の作業になりました。
ウドンコ発病前に今季2回目の消毒も済まし、まずは一安心です。

今年は精力的に実生の鉢上げに取り組もうとしております。
栽培場のキャパがないため以前からかなりの数の実生ミニプランターが待機状態でした。
半分くらいがH21播種のラベルをつけていて、これらが一番古い。
なんと6年間も貧栄養・過密に耐えて生きておるのです。
何とか救済してやらねばと一念発起、真面目に鉢上げに励んだのですが…。


実生待機組
(右手前と正面奥が実生プランター群。劣悪環境です。苗の児童福祉法違反モノ)


まずプランターを1個洗ってみると生存競争が厳しかったのでしょう、意外に本数が少ない。
その代りに1本当たりの根が非常に多い。(当たり前と言えば当たり前。年季が違います。)
予定の3.5号ポットに収容できるのが半分強まで、あとは5号に植え付けて
〆て5号11個、3.5号15個 計26個で予定の置場の半分が埋まってしまいました。

これでは植え出しできるプランターはあと1個が限度かな。(意気込みとはえらい違うぞ)
どれにするか悩んだ挙句、ビオルナ系ピンク組に決定。
バラしてみると更に生き残った数が少なく、6号3個、5号7個、3.5号4個 計14個でした。
あとは中途半端にスペースが残ってしまい構想の練り直し。
作業を一旦止めております。




鉢上げ用棚
これが新機軸、新しい実生鉢上げ用に準備した栽培棚。
(初めは1トレー3.5号ポット20個×3 + 半サイズ10個 合計70個収容予定が、
結局5~6号で埋めたので予定個数の大誤算!)


ご存知でしょうが、クレマチスは支柱を立てず横に這わしているとなかなか花を咲かせません。
小さくても支柱で誘引すると早く花が咲きます。
そこで選別までを速く仕上げるためにそして簡単に移動できるようにと考えました。

今回鉢上げしたのは本来ならとっくに開花株になってるはずの古参株なので
環境さえ整えてやれば今季中にも咲く力(根の量が多い)を持っているはずです。
ただ貧栄養に苦しめられたせいか芯止まりしているのが結構ありますので、
切り戻して喝を入れてやらねばなりません。

できれば今季中にもう1回転入れ替えて、実生鉢上げを敢行したいと思います。





2015.05.17 思い出の花
今回はクレマチスとは違う話です。

3年前に郊外のローカルHSで買い求めたトケンランが
今年初めて咲きました。
この花の思い出を書きます。




ウズラバトケンラン2015-01

私が30代の初めの頃山野草が趣味で、特に小型野生蘭が好きでした。
団地の裏山でも、目が慣れてくるとクモキリソウやオオバノトンボソウ、カキランなどを
見つけることができた時代でした。(今はありませんねぇ…)
なかでもヒトツボクロとかミヤマウズラなどが特に好きで、
思えば好みには草姿に共通のパターンがありました。

最初にトケンランと出会ったのはその野生蘭栽培の真っ盛りの時代、
(雑誌=ガーデンライフの読者の売ります・買いますページで投稿者から購入)
咲いた花を見てその可憐な感じにとても惹かれました。
しかし残念なことに栽培技術が未熟で2年後には枯らしてしまいました。


それからしばらく後、会社で同期の友人と彼の実家の県北を起点に、
蒜山、大山、松江、三瓶を車中泊で回るという金無し旅行に行きました。
夫々のご当地名物の蕎麦ばかり毎食食べるというハチャメチャが面白かった年頃です。

その道中、大山寺阿弥陀堂の境内の裏でこのトケンランの大群落に出会いました。
ちょうど開花期でその花の数、群落の広さに圧倒されました。
大げさに言うと生涯忘れない程のインパクトを受けました。

自生の姿を見るのは初めてでしたし、
鬱蒼としたいかにも秘中の蘭が咲く森の特有の空気に、
酔ったような、眩暈のような、不思議な気分に立ち尽くしておりました。


その後大山には長く訪れることがなかったのですが、
10年ほど前に機会があって行くことになった時は、必ずあの場所をと決めておりました。

ところが行ってみると、堂の裏側は斜面が削りとられて整地されており、
当時の面影は全くありません。トケンランなど影も形もありません。
場所を間違えたのかと思ったほどでした。

大山寺阿弥陀堂と言えば国指定重要文化財。周辺を含め保守管理するのは当たり前。
(空中湿度を好む植物が群落を作るような環境では建物が傷むでしょうから)
そしてあまりに年数が隔たっているし、残っていると思う方がムリですよね。
解ってはいるんですが少しがっかりしながら帰りました。


あれから35年(きみまろ風)…、最初の出会いから35年再びその花に遭えるとは!
野生蘭の栽培が難しいのは適した環境を整えるのが難しいからです。
鉢や土が替わるのを恐れて敢えてビニポットのまま3年。
暗めの半日陰になるようにヤマアジサイの鉢の陰で3年。

ウズラバトケンラン2015-02

年を取るということはこういうことでしょうか。
楽しかった昔のことが懐かしく思い出されます。
健気にひっそりと咲いているトケンランに
思わずウルッときてしまう私でした。





2015.05.10 季節外れ?
開花が一通り終わったコアクティリスを剪定し、
切った茎を調製して挿し木しました。
5月の初旬に挿し木をするのは初めてです。

いつもの挿し木の適期と言われる6月中旬頃に比べ、
気温とか湿度とかの条件が揃っているのか判りませんが、
例年にない今年の開花の早さならこりゃイケルんじゃないかと・・・。
ちょうどオキシベロン液剤のネット購入が届いたのを機に踏み切りました。

今回はちょっとした実験を試みているのですが、
成果を見てから後日報告することにします。
(ある意味イタズラに等しい思いつきなので・・・。)

3.5号鉢に4個分約40本挿しました。
さて何本の苗が採れるのでしょうか。

うまくいけば、これで一気にコアクティリス長者・・・なんて、
欲に目がくらんで捕らぬタヌキを目論んでいてはロクなことはない。
亡者にならぬよう、謙虚に生きたいと思います。


5月の挿木

発根までに早くて1か月。
ここからの管理が大切。日々の観察が欠かせません。
葉が硬くしかも全身産毛のせいかウドンコ病にならないみたい。
(昨年一度も発症せず)でも油断は禁物。





季節外れついでに
難モノ系壺の播種もやっちゃいました。

なかなかタネの採れない品種のタネがたまたま採れ、
大事にし過ぎて仕舞い込み、忘れていたのが出てきたのです。

そして閃きました!
この時期に播けば外殻の分解が冬よりも速い。(たぶん温度と湿度で)
ってことは、面倒な殻剥きをしなくても効果は同じ?
自分勝手な都合のよい解釈ででも、トライしてみるのがチャレンジだぜ!

このまま放っておいても日遅れになる、賞味期限切れになるくらいなら・・・、
という程度の事なんですけど。


夏の種まき

念のためにジベレリン250ppmの浸潤処理はしておきました。
殻の外からですので、効果のほどは全く判りませんけど。






5月2日から10日まで毎年恒例のクレマチス展示会が行われています。
今年は3~4月が暖かかったので出品品種の選定に迷いました。

コアクチリスは既に咲き終わり、常連出品だった紫の上も外し、
顔ぶれを一部変更して送り出しました。

自作実生の開花株や玉かずらも初めて出せました。
間に合わぬと思ったテキセンシスも蕾が膨らんできたので
会期中に咲くだろうと見込んで出しました。

預かりものの会の直販苗もトレーごと全部集荷してもらい
栽培棚がガランとなっております。

それでも留守を預かる残りの鉢たちが頑張って咲き始めています。
そのいくつかを・・・。





tex red 2015
テキセンシスレッド
私の記憶では5月初旬に咲いたことは今までありません。
私の庭だけでなく会員さんたちの庭でも今年は花が早いと話題です。
去年も早かったけど今年はそれ以上だと。
みんなで地球温暖化の影響かと言い合っておりますが・・・。




夕日を浴びて
アディM56
肉厚ぽってりのヘビー級。
普通は日光直射下では撮りませんが、なんか夏の感じが良く出ていたので。

我家の中では最も大きい蕾長の品種です。(いまだノーネームですけど)
花弁の反転の度合いで花径とか花長が変わりますので、
開花直前の蕾の長さが花の大きさを最もイメージしやすいです。
ちなみにこの株の蕾長は38mmでした。




仰天2015-01
仰天その1
フリルの豊かなお気に入りの一品です。
その名の由来は最初の茎頂の花が天を仰いで咲くからです。
なのにこれはそうなってないよ・・・そうなんです。
これは腋蕾が咲いた2番目の花。




仰天2015-02
仰天その2
一足先に咲いた茎頂花は約束を守って上向きになってます。
裏側から見るのもいいもんですね。




赤仰天2015-01
新顔実生 赤仰天その1
今年初開花の実生に面白いのが出ました。
久しぶりにフリルの大きいタイプです。早速赤仰天と命名。




赤仰天2015-02
赤仰天その2
但し今年の初花ではフリルの反転が暴れすぎ!
ネタバレ画像ですが、今年に限り横顔で評価してください。





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