2013.09.26 秋の作業の2
殻剥き作業に入りました。



数日前より吸水させたタネは品種ごとに分別してあります。
吸水中水がすぐ濁るので毎日水替えしておりましたら、
3日目位から水面に膜を張ったようにカビが発生しました。

このままではさすがにヤバイと思い、
某101を極薄めに希釈した液に入れ替え、冷蔵庫で保管することにしました。
主成分のサポニンには殺菌・抗菌作用があるそうですので、
とりあえずカビよけのつもり。
(高濃度では動物に副作用(溶血作用など)があるので、乱用不可です。)

冷蔵庫に収納
冷蔵庫がよかったのかピタリとカビが出なくなり
安心して6日目の今日、殻剥きにかかりました。




吸水中のタネ
6日もたってもまだ浮いているタネはシイナですので
迷わず取り除いてしまいます。



殻剥き作業
Chiltern Seeds のピッチェリは容易に殻剥きできました。




ところがチェリーリップは難しいことになりました。
栗で言う渋皮にあたる薄皮が剥げないのです。

渋皮が残る
爪でしごいてやっと薄皮を剥いたのが右端の1粒。
他の3粒が渋皮の状態。

ピンセットの先(意外に鋭利!)でしごくと、
中の胚珠(発芽後は双葉になるところ)に傷をつけてしまいやすく
zip中に腐敗する可能性が極めて高いので
そのまま薄皮は残すことにしました。 
が、それで良いのかどうか…。

まあ試行錯誤してみるしかありません。




朗報です。
コアクチリスの直播きに発芽らしき兆候です。

発芽01

発芽02
2コマ目は寄り過ぎてピンボケです。
この個体は双葉の内の1枚が切れているようです。
今のところ2個だけです。(どちらも葉が殻から抜けていません。)

挿したラベルには6月6日未完熟種子直播きと記しています。
完熟種子の播種分にはまだ動きがありません。

やはりあの通説は真実のようです。
「未完熟(早採りとも言います)の採り播きは発芽が早い。」

肝に銘じておこうと思います。




2013.09.09 秋の作業など
更新を1カ月以上怠たると広告が入るのは知っていましたが、
フローティングのPop Upはちょっと閉口です。

だからと言う訳ではないですが、久々に更新して近況を…・




今咲いているのは夏の残り花数輪です。
大半は剪定後の再生中といったところ。

reti red 0909
レティキュラータ・レッド(少し花が傷んでます。)



挿し木の鉢上げを行いました。
5月~6月初めに挿したものですが、発根が異常に遅い。

品種は「紫の上」と「霞の君」
既に100日を経過して、葉は緑のまま脇芽を吹いているのに
発根していないものが半数近くありました。

洗ってよく観察してみるとカルスはできています。
再度挿し直して様子を見ることにしました。



挿木鉢上げ
無事発根して鉢上げできたのが「紫の上」10鉢、「霞の君」9鉢。
壺系の挿し木としては、紫の上は例外的に成功率が高いと
以前から申していましたが、
その交雑種と思われる霞の君もその性質を継いでいるようです。

これらの苗は今年から取り組んでいるテーマに従って
来春以降交配に活躍してもらわなければなりません。

テーマは「挿し木可能な、赤系の、モケモケ(木立性で花が有毛)の作出」です。
そのために大枚はたいてコアクチリスまで購入しておるのですから、
半端なことで止める訳には参りません。
夢は大きく持ちたいと思います。



さて、もうひとつ。
リスク分散のためお預かり栽培中の「お宝」の近況です。


Treasure 3.5号
夏までの葉は枯れましたが、また節から芽を伸ばして葉が数枚出ています。



鉢底up
3.5号鉢の鉢底からかなり根が出ていたので、
秋にもう一回生長してもらおうと、一廻り大きい鉢に植え替えました。



植替え13cm鉢
径が13cmという変な鉢です。見た目では4.5号とでも言うんでしょうか。
3.5号の鉢替えにはちょうど良いサイズなので気に入って使っています。
来春はまだ花は見れないかも知れません。




気候が少し穏やかになってきましたので、
壺系ならば秋にもう一花は咲かせたいですね。
もうひと頑張りです。