という名前の花です。


やたら長い名前(13字)と、声に出して呼んだ時の音感が面白く、
いつごろか小苗を入手してどんどん大きくなり、10号プラ鉢に植え替えてから
それが何年前だったのか思い出せないくらい放置の限りを尽くしているのに
枯れもせずスネもせず、毎年花を咲かせてくれています。




キバナノツキヌキホトトギス01

ただ下垂系(黄花系)ホトトギスに共通の葉焼けはどうにも防げません。

聞くところによると、思いっきり遮光して暗い所に置くと良いそうです。
このテは夏咲きのホウオウシャジンやレンゲショウマ、
秋咲きのイワシャジン、ヤシャジンシャジンにも霊験あらたかとか…。

それを聞いてもう何年(何十年?)にもなるのに
一向に云うことを聞いていません。
信じてないんじゃなくて、その環境整備になんとなく消極的。
(気が乗らないっていうだけの事なんですけど…)



ともあれ、今年も咲いてくれました。
名前のツキヌキ(突き抜き)の所以がこれです。

キバナノツキヌキホトトギス02

特徴的な葉です。芽出しの時には器用に谷折りに畳まれています。




キバナノツキヌキホトトギス03

黄花で下垂系のジョウロウホトトギスとは葉も花もずいぶん趣きが違います。
生育環境は似てるらしいのですが…。


実はこれら稀産種は育ててみると意外にも大変丈夫で、普通の管理をしていれば
まず枯らすことはありません。(勿論葉焼けはします。)

なのに殆どの自生地では絶滅危惧種に指定されています。


ただでさえ珍しく見つけにくいものを、わざわざ探して盗んで行くより
市販品を増殖する方がよっぽど早道だと思うんですが
わかってないなあ~




2012.10.19 庭の秋草
季節外れの空蝉が寂しく咲いています。


空蝉20121019

紫の上を親にした交配種はどれも色が地味目で、「惜しい」ですね。

これに多彩な色変化が出現したら、
きっと壺系の中でも独自の園芸品種群として、
今よりもっと価値が高まるものと思うんですが…。


まず開花時期が早いこと。しかも開花期が長いこと。
一般の大輪平開の品種と同時期に咲くので展示会などにも間に合います。
認知度がぐっとアップするでしょう。

次に花付きが非常に良く、切り戻し後の再開花が早いので
1年の内に数回花が楽しむことができます。

さらに壺系では珍しく挿し木ができ、しかも活着率が高いです。
作出した新品種の増殖が容易に行えます。


しかし、これらの長所・美点は、花色が多彩であることが条件で、
ここが改良されなければ、地味・渋・玄人好みの「マニア向け特殊品種」で
終わってしまいます。

差し当たり赤・白・赤紫・青紫・青・ピンクが出て欲しいものです。
来年は狙いをここ1点に絞った交配をしてみようかな。




さて、今年の庭の秋草です。


アキチョウジ20121019
アキチョウジ




ホトトギス各種

タイワンホトトギス
タイワンホトトギス



ホトトギス園芸品種
市販園芸品種



キイジョウロウホトトギス
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)



シロホトトギス
シロホトトギス



ヤマホトトギス
ヤマホトトギス or セトウチホトトギス?
どちらか解りません。


今回記事にするにあたって改めてホトトギス類を検索したところ、
黄花系、下垂系(=黄花系の多くを含む)、地域固有種の大半が
絶滅危惧種になっていました。
主たる原因がどうも盗掘らしいのには心が痛みます。


園芸と雖も民度が問われるところですぞ。