非クレマチスの記事が続きます。


久しぶりに、本当に久しぶりに
フライを巻きたくなりました。
勿論それは、来年のシーズンに備えてのことです。

30歳代始めの頃(30年も前のことになりました…!)
フライフィッシングに夢中になっていました。

この歳になって再び川に帰ってみたくなったのです。


あの頃フライをする人の多くは、なんとも独善的で自尊心が強く、
ブランド崇拝者で、鼻持ちならない紳士たちでしたが、
今なら笑って語らせておいてあげれる、…程の、齢になったということでしょうか。

今どきのフライ屋さんの気質についてはよくは存じ上げませんけど…。


思い立ったものの、
道具は皆大切に保管してあったので問題なしですが、
ヘッドセメントなどは固着しているし、
マテリアルはさすがに経年劣化がひどく、
昔行きつけだった釣具屋さんがまだあった(失礼!)ので
いくつか買い求めてきました。

いくらブランクがあっても昔取ったキネヅカというモンです。
目は老眼で怪しいけれど、手指は憶えているものですねぇ。

難なくクイルボディのパラシュートフライが巻けました。

今回珍しいシャトリューズ(明るい黄緑色)のサドルを見つけたので、
ボディをナチュラルのコンドルクイルにオーロラティンセル上巻き、
ハックルポストも蛍光黄色のPPヤーンで立てて、
全身をオリーブカラーに仕上げました。




具材の取付け
テイルを固定したあと、コンドルクイル、オーロラティンセルをつけたところ。
スレッドはテイル材の残りを巻き上げながらウイングの位置まで移動。


wingpostとhackle
ハックルポストを作ってからボディ材を巻きます。ヘッドの位置まで。
それからハックルの取り付け。


Chartreuse Quill完成
ハックルポストに均一に巻き付けます。すき間を空けない。ゆるみも不可。
一番のクライマックスです。
ポストのヤーンは全体のバランスが命です。最後に注意して切ります。
これで完成。

ちなみに私流のこだわりでストレートアイのフックを使っています。





クレマチスのブログということで、時々見に来て頂いている方には
なんじゃコレ?とお思いでしょうが、
まあこれも私の趣味生活の引き出しのひとつとして
笑ってお見逃しください。





2011.11.19 近況
すっかりご無沙汰です。
ほぼ1カ月近く更新していませんでした。
体調を崩したとかではないんですよ。


今日は県下の「村おこし」的催しの「そばまつり」に行ってきました。

これ、結構有名なイベントなんですが、
あいにく前日から雨で、入場者は少なめと読んで出かけました。


それを狙い目のつもりで訪れたのですが、お目当てのところは、
意外や10時ちょっと過ぎなのにもう行列ができていました。
(10時スタートのイベントなのにね)

でもこの程度の行列なら楽勝ではないですか!
しめしめ目算通りです。

達磨そば待ち行列


順番が来て、夢中で食べて、
気がついてデジカメ取り出したのは完食後というありさま。

達磨もりそば食後




場外の特設板場で一生懸命蕎麦を打ち続ける名人を見ました。
この名人、手抜きのない人です。

高橋名人


仕事柄いろんな食の職人を見てきましたが、
蕎麦を打ちながら、食べ終わったお客さんのひとりひとりに、
丁寧に「ありがとうございました」と頭を下げる、
この名人のような人は滅多にいません。

人柄と味とは関係ないのかもしれませんが、
有名調理人として腕は良いのだろうけれど口数ばかり多いのや、
衣装は調理人でも商品化したものを売ることばかり熱心で
調理場に立たないコックやシェフ。
地方のイベントでは露骨にそれが見えたりもして、
テレビの世界とはいささか違うんだよね。

それはさておき、
いつもと変わらず一心不乱に蕎麦を打つ名人をみてちょっと感動。

いゃー、今日はよかった、よかった。