2011.06.17 壺 淡い花
今日は淡い花をいくつか


壺型クレマは形が小さいので元々派手な花ではありません。
それでもテキセンシスに代表される赤い花は、
明度が高く独特の色感があってとてもよく目につきます。
(なので人気があります。)

一方ぐっと濃い花もあります。
激渋か、ド迫力かに分かれますが、
なかには強烈な存在感を醸しているのもあります。

そういう中にちらっと混ざっている淡い花が、また魅力的です。
単体でいるときは目だたない、地味っぽいものが、
草叢の中でハッとする煌めきを見せるのです。
(まるでムーンストーンのようにです。)




crispa Angel0609
クリスパ・エンジェル  crispa 'Angel
お馴染みの花です。珍しい訳ではありません。
薄く着色しています。(純白の方が珍品かもしれません)
この着色加減がいいんです。




crispa及川1号 0612
クリスパO1号  crispa'Oikawa 1st
2号はすでに☆になってしまいました。
Oさんのクリスパは基本こういう色合いです。
クルンと巻くのと、翼のように拡がるのとあります。
これは前者でリップのエッジがアクセント。
しかし自己主張は控えめ。楚々としています。雨の日がよく似合います。
まだ口を切ったばかりですが…。




crispa20-6微桃 0612
クリスパ微桃  crispa'20-6 pale pink
春から初夏にかけてはこの色で咲きます。
真夏の高温期には色が抜けて殆ど白になってしまいます。
淡い花は一輪で引き立つものと、集合で見せるものとのどちらかですが、
これはもう絶対一輪派です。




霞の君0617
霞の君  'Kasumi no kimi
私は「霞の君」のこの夏バージョンがお気に入りです。
春の一番花に比べて、遥かに可憐度を増します。
花付きが良く群生しますが(木立性です)、
剪定せず軽く芯止めした腋芽からの花がちょうど今の時期です。




Kaiu0617.jpg
カイウ  'Kaiu
純白ではないですが、遠目には白です。
去年は交配に使おうとしてことごとく失敗しました。
そのいきさつは以前書きましたが、カイウは結実しないのです。

地植え2年目で鉛筆程の太さの蔓をめちゃくちゃに伸ばしました。
蔓を束ねてローズアーチ(篭口が絡むのを嫌がる例のアレです。)に、
無理やり誘引したらガンガンに伸びて、反対側から来たベティー・コーニングと、
アーチの頂上で陣取合戦の真っ最中です。

緑色のコロンとした蕾と白い花のコントラストがいい感じです。




続 壺赤い花です。



Tea Partyの花が次々とあがってきました。
tea party0615-01
開花してからの日数に応じて発色が進む様子がこの画像によく現れています。
上の花から順に咲いたのですが、色の濃さでもそれが解ります。




tea party0615-02
完成形がこの色です。(開花3日目)





他にもいくつか
這沢0615
這沢
遠くからでも這沢と判る明るい赤です。




色変化 0612
色変化
やや細身の口白の赤です。
この細身の花型の花は他にも幾つかありますが、いずれも固定した性質のようで、
何年育てても丸くなったりしません。

最初は生育不良か地力不足かと思っていましたが、
大株になっても全く変わらない細身の姿で咲いています。




玉かずら 三態
玉かずら三態01
少し色薄め




玉かずら三態02
濃い発色の蕾 口を切ったばかり。




玉かずら三態03
反対側で咲いている最も濃色の花
玉かずらの発色は日照量に関係があるようです。
しっかり陽に当てると発色が良くなるみたいですね。




scarlet0615.jpg
スカーレット の蕾




壺の赤壁0615
我家の栽培棚は複数の鉢が支柱を共有しているので、
混み合ってくるとこんな様子になります。
自称「壺の壁」

支柱をまっすぐに登って行くとは限りません。
横に這ったり、ぐるっと廻ったり、好き放題です。
時々はお隣様の庭の方へ伸びるのを、呼び戻したりもしています。




2011.06.12 壺 赤い花
さすが梅雨です。雨の日が続きます。
ちょこっと晴れたりもしますが、1日と持ちません。

そのちょこっと合間に撮った画像が貯まってきました。
一挙公開というほどではありませんが、
この時期になると、待望のテキセンシスをはじめ赤い花が
迫力を出してきますので、赤い花を中心に…。

画像は6月9日~12日(今朝)の間のものです。





texensis0609.jpg
まず、テキセンシス
花の咲いた位置が悪く、後頭部しか撮れませんでした。(笑)




M158 Magenta Lip 0609
マゼンタ・リップ(旧M158)
去年この名に替えたのですが、私自身まだ馴染みません。
旧名M158の方が花色を思い浮かべやすいです。
チェリー・リップと同じ配色でサイズがひとまわり大きい。
これはちょっとイケてるかな?私の中でのランキング急上昇中。




viorna0612.jpg
原種ビオルナ
私の壺の中でも長命なグループになってきました。
鉢の置き位置が毎年同じやや日陰&葉陰なもので、画像がいつもアンダーになってます。スンマセン。




及川pitcheri 0612
Oikawaピッチェリ
2009年入手の最初の花は、バーシカラーと見紛うようなツートンカラーでしたが、
今年になってやっと発色がよくなりました。
それでもピッチェリのピンク系レッドはこの生産者さんに限るようです。

Kさんのところのピッチェリは近年赤紫が多く、
その選抜種Impressionにそっくりの花が咲くのが我が庭にあります。
2008年に京都のMさんから入れたので、出処は同じKさんで間違いなしです。




Cherry Lip 0612
チェリー・リップ
文句なしの名花です。
これほどの名花がなぜ品種登録されないのか、不思議です。
栽培した経験のある者ならテキセンシスとの違いは一目瞭然なのですが、
花色や花形のニュアンスの違いを文字に表現するのは難しいと言うことなのでしょうか。




M20 0612
M20
まだ個体名をつけていません。
花色が安定しているかどうかを観察中です。
昨年は淡いピンクに咲きました。今年は赤みを増しています。




M56 0612
M56大輪濃赤厚口
仮称です。なかなか重厚な発色は私の好みなのですが、
やや口が開き過ぎるのが惜しいところです。

花弁が厚く大輪なので、交配親に使うと面白そうです。
スカーレットのようなおチョボ口の、しかも赤同士で掛けたらどうでしょう。何が出るかな?




Scarlet 0612
スカーレット
大株に育ったのでやたらと花数が増えました。
雨の日でも目の覚めるような冴えた赤がひときわ目立ちます。




Tea Party 4th 0609
ティーパーティ (T/T)
今年一番のヒットはこの花です。
昨年その片鱗を垣間見せていましたが、今年は完全本領発揮です。
素晴らしい発色の赤花オリジナルが誕生しました。


T/T4th0612
今続々と花をあげてきています。咲き始めはオレンジっぽい赤で、
日を追って深紅になっていきます。

遊び心で “T/T”と書いて「ティー・パー・ティー」と読んで(呼んで)ください。






2011.06.03 もう梅雨入り
今年は春天候不順から始まり、開花時期が遅れたり、
病害虫の発生時期が早かったり、
なんだかいつもと違うと思っていたら、
なんと5月のうちに梅雨入りしてしまうなんて、
もう頭と身体がついていきません。


降ったり止んだりの雨が短い間隔でやってくるので、
好天日は長くは続きません。

一番頭が痛いのは、たまの休みの日が雨だと
消毒剤の散布ができないことです。

現在ウドンコはかろうじて発病を抑えていますが、
ハバチの波状発生に悩まされています。
市販の蝿・蚊用のスプレーを絶えずかけているような有様です。

さらに葉を綴って食害するアオムシ(コナガ?、メイガ?)が
ぼつぼつ出始めています。

やがて手がつけられなくなり「全株強剪定」もあり得ることです。



雨の日の朝や晴れた日の撮り貯め画像です。


Swedish Bells2011
スウェディッシュ・ベルズ
最初に着いた花は、強風でボロボロになって画像が撮れず。腋芽からの復活です。


パゴダ2011
パゴダ


這沢0603
這澤
これも強風で蔓の先端が全部傷んでしまい、腋芽を伸ばしてやっと復活。


Sophie2011.jpg
ソフィー


ビエネッタ2011
実生棚の上のビエネッタ


ベティ・コーニング0603-01
地植えのベティ・コーニング すこぶる強勢。雑草より強い。


濃色バーシカラー2011
濃色バーシカラー


Fujiko2011.jpg
Fujiko