2010.11.26 緑化公園にて
私の家の近くに県立の緑化公園があります。
その沿道にセンニンソウやボタンヅルの群落があり、以前紹介したことがあります。

入場無料なので、季節の折々を手軽に楽しめるところで、(ただし冬を除く)
平日であれば園内の食堂までは車で入らせてくれます。
(本来の駐車場はもっと下にあり、歩かねばなりません。)

「森のレストラン」とかお洒落に呼びたいところですが、
メニューはうどんにカレーライスのレベルですから、やっぱり食堂です。

今日の話題は、その食堂のそばに作られている餌台の話です。


たぶん食堂の人か県の職員の方が建てて、定期的に餌を置いているのでしょう。
最初に見たときには、ピーナツとひまわりの種が置いてありました。
それで何の鳥が来るか解りました。

しばらく待っていると鳥の鳴き声と羽音が聞こえ、やがて最初の一羽が餌台に止まりました。
それからは、入れ替わり立ち替わりの大パーティです。


以来、私の車にはピーナツ、ヒマワリの種、緒の実(麻の実)の3種を常備するようになりました。
週に一度は様子を見に行くようになり、それが結構楽しみとなりました。

今日も買物のついでに散歩がてら行ってみました。



コンパクトカメラなのでズームの機能がショボく、、
光学ズームの範囲内で、可能な限り近寄って撮ったのがこれです。


ヤマガラ01

ヤマガラ02

ヤマガラ03

餌の好みは ピーナツ>ヒマワリ>緒の実 の順です。
群は日によって違いますが、5,6羽~10羽位です。


お腹が空いている時はその場で殻を割って食べるのですが、
余裕がある時はどこかに貯蔵しに行くようです。
咥えて飛び去ったかと思うとまたすぐに戻ってきます。

鳥同士には強弱(序列?)があるようで、順番に1羽づつ来ます。
たまに鉢合わせする時や、追い払ったり、ケンカ(?)したりもありますが、
たいていはどちらか一方が譲ります。

ヤマガラ04

ヤマガラ05


見ていて飽きません。


ちなみにピーナツ、ヒマワリ、緒の実を好んで食べるのは
鳥類ではヤマガラが筆頭ではないでしょうか。
ハトやフィンチの類、キジ、コジュケイなども食べそうですが、
人の作った餌台に来るとなったら、人なつっこいヤマガラが一番になりそうです。

ヤマガラ06

ヤマガラ07

植込みの中に隠れています。余剰の餌を埋蔵している(?)のかな。
餌台が空くのを待っているようなそぶりもします。



2010.11.21 廃土の限界
廃土の堆積がいよいよ限界になってきました。
一戸建ての気楽さからもう何年も廃土は花壇や庭木の根元に撒き散らしておりましたが、
植込みの雑木や灌木に紛れてそれが思わぬ厚さ・高さになっているのを、
つい最近発見してしまいました。


廃土01

廃土02

思えば植替え用にいったいどれ程の袋の砂を庭に持ち込んできたことか。
今年1年間だけでも、20リットル袋で日向砂8袋、赤玉土8袋、アイリスオーヤマの粒状培養土4袋、
パーライト2袋、バーミキュライトは50リットル袋で2袋程度かな。
もう少し多いかも知れません。
それの掛ける年数ですから、相当な量になっていたのは単純に計算しただけでも判ります。
植替え間隔を1~2年延長(サボった)していてこれですから…。


僅か数坪の猫の額の小庭で、しかも栽培棚が占めるスペースを除くと、
極めて限られた場所(目立たぬ所)に撒かざるを得ず、
それが積み上がってくるのは自明の理だったのですね。


昔は花壇

元花壇

マンション住まいならとてもできないことを、のうのうと10年近く続けておりました。
ゴミの分別収集では「土」はいつ捨てれば良いかさえ知らない私です。

人が歩きまわる部分は竹箒などで掃くので、砂も落葉やゴミと一緒に捨ててしまいます。
そうやって周りより低くなったせいか、その通路に雨水が溜まるようになりました。
(雨の日にはサンダルでは庭を歩けない。)


ここの土地は元々は花崗岩が風化した砂(真砂)で出来ていて、
地表近くは風化が進んで粘土化しています。

ですので廃土と言えども、日向砂やバーミキュライトによって通気性・排水性が改善され、
植物にとっては条件がよくなっています。
透水性が抜群に良く、雨が降っても「泥跳ね」しないので、
ネマトーダの予防にも効果があると思います。


しかし、それにしても…、土を捨てることに窮すなんて…ね。




2010.11.14 慶事招来?
この花が咲くとその家に慶び事が来るというキチジョウソウ(吉祥草)が咲きました。
縁起が良い植物と言うことになっています。


吉祥草01

吉祥草02

実は毎年普通に咲いているのですが、日陰でしかも葉の陰で咲くため、
見つけにくい⇒気づかない⇒滅多に咲かない と思われているということでしょうか。



ともあれ慶事は慶事、なにか良いことが…、と見回すと、
なんと原種レティキュラータの播き床に、僅か4芽ですが発芽を発見!。

reticulata発芽

この親株は、8年程前に入手したもので、私の壺系原種では古いもののひとつです。
壺型クレマチスに目覚めて熱狂し、夢中で集め始めた頃でした。

当時は原種が中心で、園芸品種としてはMシリーズとかが話題になり始めたころかな。
地方では情報ばかりで実物を見ることはなかったですね。(今もそう変わらない)

苗を2個購入し開花株までにはなりましたが、うち1個はどうしたことか、
ネマトーダが侵入し、ネマトリン治療の甲斐もなく枯れてしまいました。

残り1個もあまり生育良好ではありません。
なんとか保険株または次世代株を作りたいと、毎年タネを播いておりましたが
体力不足でタネの出来が悪いのか、今まで発芽しませんでした。


僅かな数ですが、なんとかうまく育てて原種の維持保存を続けたいと思います。
ささやかな慶事ではありますが、キチジョウソウのお陰かな?





今日は天気が良かったので、実生の3号を4号に鉢替えしました。

久しぶりの園芸作業でしたので、用土のブレンドから始めました。
といっても洗面器を枡にして日向砂、バーミキュライト、赤玉土を混ぜるだけです。
赤玉の在庫が尽きたので、既成の粒の園芸用土で代用しました。
まあこの程度のいい加減さですので、用土と言っても水はけさえ良ければ何でも良しです。


作業の途中で、このネタでブログを更新しようと思いつき、
デジカメで記録を撮ってみました。




旧4号
旧4号のスリット鉢です。
この型は既に廃番で、ケース買いした残りがあと20個ばかりになってしまいました。
白い粒はマグアンプKです。


3号角
これが3号角のスリット鉢です。
苗がウドンコにたかられていますが、地上部は切ってしまいますので構いません。


crispa桃赤
苗の状態をチェック。
発芽1年でよく根が増えています。
後で触れますが、幼苗にはスリット鉢は向いていないのではないかと、
思うようになりました。ですので、根がこれくらい増えていれば上出来です。


鎮座
1サイズ大きい4号に置いてみます。浅植えは厳禁。
ウ~ン…ピントが甘かった…。


完成
土を入れてラベルを挿せば完成。
パーライト(既成の粒用土に入っていた)や、バーミキュライトが
浮き上がって流れてしまわないように、ウォータースペースをこれぐらいとります。


鉢替え
さっと水遣りをして栽培棚に戻します。
今は水が切れるのを待っているところ。



さてさて、先ほど幼苗にスリット鉢は向かない、と書きましたが、
もともとスリット鉢の特徴は、スリットの周辺で根が生育を止めるところにあります。
植物の根は光に対し負の走行性を持っています。
つまり明るい方へは根は伸びないのです。
これによってサークリングを防ぎ、植替えの頻度が減るのが売りです。

いままで実生の鉢上げは3号角ポットを使ってきました。
それはスリット鉢の排水性の良さを高く評価していたからです。
クレマチスの幼苗は水切れ厳禁のくせに過湿にも弱いのですから。

しかし少しでも多く根の量を増やすことが株の地力となり、
以後の生育の差につながってくるとなれば、
根の生育が止まる仕組みはクレマチスにとって有用とは言えません。

しかもクレマチスの根は普通の植物の根と違って、
養分の貯蔵タンクでもあるので、根は太くしっかりと伸びていて欲しいのです。


スリット鉢を使うようになって数年経ちました。
軽いのと、割れないのと、安いのですっかり愛用してきました。

目的に応じて使い分けていけばいいのです。
以前のような素焼鉢も再び使ってみようと思っています。
特にちょっと難しい品種は、表面が呼吸する素焼鉢のほうがよさそうな気も…。




季節のズレというんでしょうか、
今年は夏からいきなり冬になったような感じで、
なんだか身体が戸惑っています。

秋の植替えシーズンのはずですが、動くのが億劫で
まだ寒冷紗も外していません。


そのうち植替えが溜まって、大騒動になりそうです。
植えかえる度に鉢サイズが大きくなり、置場作りに悩まされるのは必定だからです。

連続で休みが取れないのも、準備や仕掛かりに入りにくい。(言い訳です)




ゴロゴロと過ごすうちにとうとう庭の花が無くなってきました。
かろうじて花1点、蕾1点画像に収めました。


タイワンホトトギス
台湾杜鵑

なんの変哲もない普通の花です。
園芸屋さんで買ったものですが、例によって放置の生き残りです。
7年ぐらいは経っていますが、一向に大きくなりません。
それもそのはず、肥料が圧倒的に不足しているのです。

ここでひとつのセオリー 「植物は肥料不足では枯れない」
言い切ってしまうのはいささか乱暴かもしれませんが、殆ど正しいのです。
結構誤解している人が多いのではないでしょうか。

改めて植物が生きていく上で必要不可欠なものはなんでしょうか。
「温度」「日光」「水」「空気」

養分は普通に常識的に栽培いていると、特に与えなくても
水や空気、用土などを通じてごく微量でも摂取しているのです。

勿論元気で良い花を沢山咲かせるためにはバランスの良い養分が必要ですが。




土佐寒蘭「水月」
土佐寒蘭「水月」

無施肥の代表格です。
「水月」は土佐寒蘭素心の代表的な花のひとつです。
花弁の先端が内側に折れる「折鶴」という芸をします。

エビネもそうですが、花茎が伸び始めたら移動させてはいけません。
花茎がグニャグニャになります。観賞価値が著しく損なわれます。

最下段の花が咲きそうになったら屋内に取り込む予定です。
香りが素晴らしいのです。