ここ1~2年の間に壺型クレマチスをテーマにしたブログが次々と消えていきます。

栽培キャリアがあり広く見識のある方で、アクセス数も非常に多いブログが、
それぞれのご事情でしょうが、閉ざされていくのは寂しいものです。

ひとつの事に興味と関心を維持し続けるのは、
相当歳をとってからの趣味のように人生定まってからでしょうね。
とかく移ろいやすいのは世の常です。別に恨みがましくは思いませんけど…。

ブログの世界では壺型から去る人が増えたみたいです。

とそれに並行してなんだか壺型クレマチスの人気に翳が差してきたような気がするのは、
私だけでしょうか。



私自身を振り返っても、今年は1鉢も壺型を買いませんでした。

些細な花色の違いを捉えてさまざまに品種名が付いていますが、
それを買い集めることが楽しみとは思えなくなってしまったのです。
似たようなものはどれもこれも同じに見えて、一つあればいい…。

通販の場合特に、画像を見て「珍しい」・「色の抜けが綺麗だ」と思って買ったものが、
届いてみると「本当にこれなの?」になるケースが案外多いものです。

そういう思いを重ねて味わうと、次からは慎重にならざるを得ません。



そのうち私は、自分で気に入ったものを作りたいという方向に向いてきたのです。
人工交配もそうです。自然交配の実生選抜もそうです。

Burgundy Urn0926
Burgundy Urnの実生


気が長い話のように一見思われたものが、
実行してみると、採種から播種、(発根・発芽促進のあれこれの作業もあり)
鉢上げ、開花までが年毎の順送りで、毎年何かが初開花するようになれば
飽きることはありません。

勿論栽培場の広さに限りがあるので、栽培個数の絞り込みが必要です。
(途中で枯れるのも当然あります…トホホ。)

Tea Party type3 White Lip
Tea Party type3 White Lip


ヤフオクを見ていても今年は春からあまり活発ではありませんでした。
長期間の景気の悪さが、こういうゆとり文化を衰退させるのかも知れませんね。

高額品が売れなくて価格が下がるのは市場の論理です。
いままでがブームに乗ったバブルだったような気もします。


これから一体どうなっていくのでしょうか。
せめてブログはもう少し賑わってくれるほうが楽しいんですが…。



白花曼珠沙華
白花曼珠沙華

ヒガンバナとはよく言ったものですね。(毎年同じこと言ってます…)






タイトルのまんまです。
ヒネリもクスグリもありません。



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今年の夏は本当に厳しかった!
栽培棚がこれほど茶色くなって、まるで晩秋のような景色になったのは、
今までで経験のないことです。



幸い私の専門の壺系は夏の暑さにはよく耐える系統なので、
夏枯れした茶色の葉の蔓はそのままに、地際から新しい芽を伸ばしてきました。

果たしてこの暑い秋から降霜の初冬までに、どれだけの生長をするものでしょうか。
いずれにしろもう今年の秋の採種は無理だと思われます。

  春の1番花の一部から採種は済ませていますが、
  タネの充実度がいまいち自信がなく、
  テストを兼ねZIPを試みるべく、殻剥きをしてみました。
  そこそこ硬いタネが入っていました。ホッ!



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原種テキセンシスが剪定後の復活2番花を見せてくれました。
いつもなら8月中に復活しているはずですが…今年はしょうがない。




2010.09.12 実生苗の復活
寒冷紗の下にある簡易フレームには、今年春鉢上げした実生1年苗(昨秋発芽)と、
同じく3号から4号に鉢替えした2年苗(一昨年秋発芽)を収容しています。

なにしろフレームですので只でさえ暑いのに、この今年の暑さと言ったらもう…。
鉢サイズが小さいので水切れしやすく、鉢内温度も日中は恐ろしい程です。


それでも上を覆う寒冷紗が多少とも効果があったようで、無事夏越しができそうです。
虫害は免れませんが、虫も暑過ぎて居心地が悪いのか、思ったより被害は少なめです。

管理の悪さには目をつぶって(喰われた葉、枯れた枝、はびこる雑草etc)、
秋に向かっての復活を期待したいところです。



実生棚-01


実生棚-02
(よく目を凝らすとジェルスカの5号目が咲いています。)


実生棚-03
(棚下は徒長しやすいのですが、葉焼けしにくいというメリットもあります。)





スウェディッシュベルズです。
剪定後の2番花が、丈短く咲きました。
高さ40cmくらいで切り花に丁度いいサイズです。

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でも、夏枯れで放置をしている間に害虫が大発生して、
葉っぱをメチャメチャに食べられてしまいました。

妙に白っぽいアオムシです。
ハバチの幼虫ではなかろうかと思うのですがよく判りません。
毎年秋口になると発生します。

キイロハバチ?
(ネットで検索していたら、センニンソウを食害している画像がありました。これかな?)



予防的にでも薬剤散布すれば防げるはずですが、
なにしろこの暑さ!
長袖・長ズボン・長靴・帽子に手袋・マスクの装束で歩き回るなんぞ…
とてもヤル気になれない。

ということで、涼しくなるまでは消毒はお休み…を毎年繰り返してきました。

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花に小さい突起やキズがありますが、
これは蕾の時に害虫につっつかれた痕なのだろうと思います。

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色合いが涼しげな空色で、
このうだる暑さの中、このあたりだけは清涼感が漂っているのです。

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