2010.04.29 黄砂
昨夕小雨が降りました。
小雨だったのが却って災いしたようです。普通の雨ならこうまで濃縮されなかったでしょうに。

思い出せば前日から黄砂現象を予告していました。
車のフロントガラスは泥水の雫を振りかけたようになってしまいました。

今朝庭を見回っていると植物も昨日の小雨を浴びていました。
まるで粉剤を散布したようです。

黄砂addisonii
アディソニー


黄砂CherryLip
チェリーリップ


黄砂Sophie
ソフィー

黄砂が飛んで来て、遠くが霞んで見えることは春によくあることですが、
こんなふうに葉や花を汚すのはあまり憶えがありません。
春の(というかもう初夏の)椿事かも知れません。
それとも今まで気づかなかっただけ?




2010.04.26 Cherry Lip 開花
壺型の中でGWの頃咲くものはあれこれ約10種くらいありますが、
もっとも目を惹くのは、何と言っても真紅の名花チェリーリップでしょう。

壺型早咲きは紫の上を筆頭にやや地味めな花が多い中、はっとさせるような明るさがあります。

原種テキセンシスに似て外が赤・内が黄ですが、テキとはっきり違うのはその赤の色感です。
テキセンシスはご存じのようにその赤は明度が高く朱を含んだ感じですが、
チェリーリップは真紅(純な赤)で、濁りがなく実に美しい赤です。



それを画像で再現できたかどうか自信がないのですが、今朝のチェリーリップを。

チェリーリップ

Cherry Lip 2010-2

Cherry Lip 2010-3

Cherry Lip 2010-4
腋芽の蕾が後に控えています。
これらが揃って一斉に咲けば、このあたりパッと明りが射したようになる…はず…ですが…?




かほりの君も開花です。
朝日が当たってしまいました。(しかも逆光で…)

かほりの君-01

かほりの君-02
実物よりも幻想的になっています。




ガンジークリーム
平開タイプでは毎年一番乗りのパテンス系(フロリダも混じっていますので早いんでしょうね)

ガンジークリーム

今年のいままでの異常気象・気温の乱高下にもかかわらず、
花の咲き順は例年通りというのも不思議ですよね。


毎年春はやってきます。
このFC2のブログで3度目の春、ブログ通算で5度目の春ともなれば、
毎年同じような記事を書き、同じような画像をUPするのもいささかマンネリで…。

ついに自らに課した禁を破って今年は、
クレマ以外の庭の花にもデジカメを向けてみようと思うのです。
と言ってもさっき思いついただけのことですけれど…。


ブログのプロフィールにも触れていますが、私は元々は山野草屋なのです。(お店じゃないよ)
その名残が庭のあちこちに、息も絶え絶えで残っています。
ちょこっとそのあたりも記録に残して置こうかな、なんて…。


とは言いつつやっぱりクレマチスから

マクロペタラ   昨年は放りっぱなしで一輪だけ咲き申し訳ないの記事の後、
少し手を入れたらそれだけのことはある。レベルの低いはなしですが…。

マクロペタラ



空蝉   花付きがすこぶる良いのはこの品種の特性のようです。
見れば見るほど紫の上との類縁は間違いない。確信します!

空蝉0418



その紫の上   茎の立ち方、その茎の質感、地下の芽がほころびるとすぐに見える大きな蕾。
どこから来たんでしょう、こいつは。 間違ってもインテに分類する訳にはいかない!

紫の上0418



ペトリエ   アーリーもカートマニーも、アバランチもいなくなったのに、
これだけは咲き続けます。樹勢も殆ど変わらない。不思議~。

ペトリエ0418



チェリーリップ   やっと赤い色が乗ってきました。
去年は殆どタネが採れませんでした。調子を落としたのかと思っていましたが、
今年はいつもより花数が多いようです(写ってないけど…)。タネを着けなかったのがよかったのかな。

チェリーリップ-01

チェリーリップ-02




クレマチスが6カットもあったので、山野草はおまけ画像のようなものです。
きょうはイカリソウだけにしておきます。

トキワイカリソウ濃色

トキワイカリソウ濃色


イカリソウ  多摩の源平

イカリソウ多摩の源平


バイカイカリソウ

バイカイカリソウ


バイカイカリソウ赤色 (自然交雑種)

バイカイカリソウ赤



多摩の源平のみ市販の苗です。
私の住んでいる地方はイカリソウ(トキワ)とバイカイカリソウが県内に自生しています。
しかも二種が混生している地域が帯状に広がっていて、自然交雑種が稀に見つかります。
これは知る人ぞ知るの超お宝エリアなのです。

若い頃よく通いました。
といってもそのころのぼせていたのは渓流釣りで、釣場に向かう途中の山越え道で、
イカリソウの濃淡いろいろの中に珍しい白花を見つけたこともありました。


これらが咲き出すと、当時をなつかしく思い出します。

我家の壺系の開花一番乗りは、「紫の上」か「空蝉」が大方の予想でしたが、
なんと「ソフィー」が一番に咲きました。
ちょっと花梗が短い感じですが、花は去年より大きくなっています。

sophie2010-0412.jpg



他に咲いているクレマチスは、今や厄介者になりつつあるアーマンディです。
他の樹木に絡んでくるので迷惑限りなしです。
このように紅花エゴを完全に占領していて、エゴがうまく育たない状態になってきました。
横では絡みつきから解放されたジューンベリーが白い花を一緒になって一斉に咲かせています。

花盛り



このアーマンディ、春から秋まで蔓を伸ばし続けて、ひと冬たつと蔓が木化します。
そうなると非常に硬くなり蔓解きや誘引は至難になってきます。
もうひとつ始末が悪いのは、そうやって拡がった蔓の半分近くが冬に枝枯れすることです。

タカネハンショウヅルが同じような蔓伸ばし戦略(蔓の拡大と枝枯れを繰り返す)ですが、
タカネの場合は蔓が堅くなく、枯れたところがポキポキと折れるので片付けは容易です。
アーマンディは枯れた蔓も木化しているので、高枝切りなどで切り取らねばなりません。

これ以上大きくする訳にいかないので、花後に強剪定をするつもりです。

armandii2010_20100412133500.jpg



さて、昨秋から今春までに播いたミニプランターです。
早くも発芽の兆しを見せているものがあります。

発芽-01

発芽-02


ひとつのプランターの中の全てが目覚めるのではないのですが、
特有の種類のプランターの発芽が目につくように思えます。
出ないものは一本も出ていません。

もし「秋播き翌春発芽」の性質があるものなら、手っ取り早くて助かるのですが、
そんなにうまい話があるかどうか…。

ただ単に、タネの熟度が高く充実した健康なタネが採れたというだけのことかも…。
あるいはその逆で、外殻の発芽抑制物質が形成される前の、未完熟なタネなのかも。


いずれにしろ発芽が出揃う秋までは、下手につつかずじっと待つことにします。



春新芽が展開するとすぐに蕾が見え、⇒開花 となるのは旧枝咲きでは当たり前ですね。

ところが、壺系はすべて新枝咲きの一派なのですが、
中には新芽がほころびた時に蕾を抱えているものがあります。

勿論どの種でも、前年の秋以降には生長点の分化が始まっているのでその素は持っていますが、
翌年春に新芽の展開の時に既に大きく蕾にまで発達させているのはちょっと注目です。

どうしてこういう性質を持つようになったのかよく解っていませんが、
これは毎年同じことが起こりますので、品種固有の性質のようです。



よく知られた品種をいくつか。(今朝の画像です。)

紫の上IMG_0282
紫の上

藤かほりIMG_0287
藤かほり

かほりの君IMG_0280
かほりの君

桃の君IMG_0284
桃の君

チェリーリップIMG_0293
チェリーリップ


比較的新顔の品種では

空蝉IMG_0281
空蝉

霞の君IMG_0298
霞の君

淡雪の君IMG_0285
淡雪の君


空蝉はこの性質ゆえ紫の上の血統を連想しますね。



さてここまでなら、去年も同じこと思ったなあ…で終りですが、
今年はこれに加えて異変(?)が起きています。

本来壺型の中でも遅咲きのグループに、なんと今年は蕾が見えるのです。


クリスパ21-06 IMG_0292
クリスパ

茜の壺IMG_0297
茜の壺

テキM-20 IMG_0302
テキM-20

テキセンシスIMG_0299
テキセンシス

ピッチェリM-01 IMG_0288
ピッチェリ


茜の壺、テキセンシス、ピッチェリは腋芽が花芽化していますので、
残念ながらやがて引けてしまうかも知れません。

それにしても何が花芽発達の引き金になるのでしょうか。
気温かとも思いましたが、ここ一ヶ月決して温暖ではありませんでした。
日照がことさら良かったという訳でもありません。
ましてや施肥など恥ずかしくて言えないくらい与えておりません。(笑)


皆さまのお宅ではいかがでしょうか?