2009.12.25 冬の一景
今年ももうあと僅か。
年月の過ぎゆく速さが年々加速していくと感じるのは既に老境なのでしょうか。


寒々とした庭ですが、時には新鮮に見えるものも…。
きれいな綿帽子はタカネハンショウヅルの果球です。
こんなにきれいに揃ったのは今年が初めて。

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そしてユンナエンシス。

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植えっぱなしで、殆ど放置状態。
とてもじゃないけど、「育てている」なんて言ったらバチが当たりそうです。
なのに 毎年花を揚げてくれます。
なんだか申し訳ないですね。




今年はいろんなことがありました。
その中でクレマチスについては、世の不景気がこんなに趣味の世界を不活発にした年はなかったように思います。
余裕があってこその園芸趣味なんだなとつくづく思うのです。

一口で言うと「全く売れなくなった」のです。欲しがる人があっという間にいなくなったのです。
これはヤフオクなどを見ていると一目瞭然です。

もっと激しい例では…、クリスマスローズは昨年までバブル気味に加熱していましたが、
今年は殆ど買う人がいません。
八重咲きの交配種子(趣味家の自家生産)などは去年10粒4,500円とか5,000円とかで
目が眩むようでしたが、今年は手のひらを返したようにさっぱりです。
(私はヘレボをしませんが…市場動向を知るために去年からウォッチをしておりました。)

知合いの園芸業者さんによると、もう商売にならないと言ってました。(地方の話です…)
残っているのはいわゆる「マニア」だけだとか。
 ⇒彼らは普及品には目もくれません。珍品・稀品の「無いものねだり」で要求だけが高いそうで…。


私自身も欲しいものがとんとみつからなくなりました。
定年退職から…同じ会社に再雇用となったのですが、それでも経済的にはかなり条件が変わり、
そのこともも要因の一つではあるのですが、
心理的に、第二の人生だから余裕を持って趣味を楽しもう、という気に全然ならないのです。

まだ現職の時のほうが、少ない休みの日をフルに使って気合が入っていたように思います。

私は一応クレマでは自分でもマニアの部類かなとは思うのですが、
今激しく熱意がたぎっているとはお世辞にも申せません。といって熱が冷めたとも思っていませんけど。
ただなんとなく、クレマの業界全般は冷めはじめたのかなぁと感じるのです。


趣味世界にかかわらず今はすべての経済活動が不振で売上減少に苦しんでいます。
モノが売れない時代です。小売業のみならず生産者も苦しい状況です。
こういう時って新品種作出の意欲も落ちていくのではないでしょうか。
そうなるとますます売れない。結果的にはデフレ・スパイラルと同じことに…。



ブログではかつてクレマ・ブログの主要メンバーだった方が次々と去って行かれ、
様変わりしてしまいました。
ああいう熱心な方がいらっしゃらなくなったことも、影響しているかもしれません。

特に○○○さんは、リンクも広範でしかもpingで更新が一目で判り、
私個人としてはクレマ・ポータルサイト的に利用させていただいていました。

そういう人結構いらっしゃったのではないですか?



レディ・ケイコ texensis‘Lady Keiko’

ここ数年ヒヤヒヤで、ぎりぎり枯らさず…の状態が続き、
それでもなんとか花を咲かすものの、疲弊を怖れて早々に摘み取るようなありさま…。

この品種は我が家では最古参の部類に入る壺系です。
今でも入手は可能なのでしょうか? 
春○井さんのオリジナルです。カタログにあっても、価格表がカッコつきなら難しいかな?


とにかく枯らす訳にはいかないのです。
年々芽数が減るのが悩みの種でした。今年は2本立ちでした。うち1本に花が咲きました。
夏以降殆ど見た目は生長しないのを、心配しつつ見守っておりました。

生育不良のひとつの原因は、元気だったころのまんまの8号鉢だからのような気がして、
(つまり、根の量に対して鉢が大きすぎる⇒過湿になりやすい⇒根腐れ)
あまりいい時期ではないけど、このまま冬を越させるのはさらに危険に思えて、
鉢から抜いてみました。



今年の茎の基部から4本の新芽が出ています。思ったより元気!
今年の初めよりむしろ株が充実したようです。

しかしある時期非常に危険な状態であったことがうかがえます。
発根しているのは今年の茎からのみで、去年以前の茎は根も茎も真っ黒で既に枯れています。ふぅ…!

Lady Keiko20091213

Lady Keiko new 4 shoots




6号にサイズダウンして粗めの用土に植替えしました。
この時期ですので春までは動きはありませんが、防寒は例年以上に気をつかうことにします。

Lady Keiko 植替え

Lady Leiko 避寒棚



もともとは地中にあった芽ですが、状態観察のため1個だけ見える様に頭を出しておきました。
センサーのようなもの、パイロット・シュートとでも言っておきますか。

pilot shoot Lady Keiko