今年の初開花はやはりアーマンディ。
ジューンベリーから移り変えたエゴノキも、旺盛に伸びる蔓を支えきれず、
ついにシャワー状態になってしまいました。

armandii 01

armandii 02
なにしろ太く強い蔓で、支えてくれた宿主(?)をしのいで、
どうかするとその宿主を締め上げてしまうくらいの生命力です。

でもその割にはどこを見ても大いに蔓延っている姿を見ないので、
日本の気候に合わないなにかがあるのでしょうか。(中国原産です。)
強勢だった枝が冬に突然枯れ込むことがしばしばありますけど・・・。



さて、この頃「花冷え」とはよく言ったもので、
桜の開花と同時に、気温低下と強風に悩まされています。
久々でしたが昨朝は鉢が凍結し、多くの伸長中のクレマの芽がシバレていました。
今日は好天でしたが風が冷たく、しかも時折突風が吹き、ダメージを受けました。

準青軸
多くのクレマがどんどん蔓を伸ばす時期ですので、一番よくない現象です。
風によるコスレが原因の生育障害や雑菌感染はさらに数日~1週間後に出てきますので、
果たしてこのままでいけるのか、出直しか?
いまさら消毒しても後の祭り!(冬の消毒もしてないのに!!)

壺の壁2009


壺系のなかにも冬芽がほどけると同時に、蕾を見せるものがいくつかあります。
開花まではあとしばらくですが、蕾を見るとなんだか嬉しくなります。
そのいくつかを・・・。

紫の上
紫の上0327

その子供(紫の上seedling)
紫の上seedling

桃の君
桃の君2009

藤かほり
藤かほり

かほりの君
かほりの君01

かほりの君の腋蕾 (腋芽まで蕾になっています)
かほりの君02

それぞれがうまく咲いてくれることを期待するばかりです。

ピッチェリ“Good Luck Charm”の子です。
子はここまで親に似るのでしょうか。そして親を越えることはないのかな?

以前も書きましたようにグッドラックチャームは、ピッチェリの中でも特に開花が遅い性質があります。
(American Bells のpitcheriの解説にpitcheriは他の壺より開花が遅いと書いてあります。
 ああ、やっぱりそうなんだ!)
なのに不思議なことに春に蔓を伸ばす時、先端に蕾をつけています。(頂芽が蕾になっている)
毎年見ていますが、これは咲いたことがありません。必ず引けてしまいます。
なんて無駄なことをするんだと思うんですが、何故だか解りません。

それが・・・、子も同じことをするんです。
グッドラックチャームの実生がぼつぼつ開花能力を持つほどに育ってきました。
マッチ棒の頭ほどの蕾が見えています。

Good Luck Charm seedling
GLCseedling-01.jpg

GLCseedling-02.jpg

GLCseedling-00.jpg
よく似てますが別個体です。これも引け蕾を持ってます。



ところで「四者四様」で紹介した苗の様子がまた少し変わってきました。
これが今の四様(ヨンさま)です。(中央の4鉢)

4様

右上と左下はかなり葉の枚数が増えました。
右下も複葉になりかかっています。
葉の形はますます違ってきました。右上は非常に細かい複葉です。
さらに観察を続けてみます。



最後はリトル・ベルの様子です。
沢山の芽が出ています。
リトル・ベルやソシアリスはちょっとしたことで、
この新芽(地下茎の先端)の生長が止まることがしばしばあります。
意外と気難しいのかも知れません。
数を頼みにわっと咲かせるのがこの種の扱い方なのかな?

LittleBell0323.jpg


暖かくなりました。暑いくらいです。
地中から姿を現した芽がぐんぐん伸び始めています。

いつもはそのまま伸ばし続けて支柱に誘引するのですが、
今年は考えた末2~3節めでピンチすることにしました。

摘芯⇒腋芽が伸びて芽の数が増える⇒葉の数が増える⇒根も増える⇒株が早く大きくなる、
の法則=頭では解っているのに
いざとなると・・・う~ん・・・折角伸びたのに・・・と、もったいない気持ちになります。


心を鬼にして・・・ 鋏を握り チョキン!
実生Angel

ひとつ済ませたら、なんとも心が咎めなくなり、次々にチョキン!チョキン!
なんだか楽しくなり チョキン! 
ついでにこいつも チョキン!
まだ丈が短いけどまあいいか チョキン!
おっ、これなんかもう先に腋芽が伸びてるよ。チョキンしてくれってか。ほれ チョキン!
実生M赤紫

宝物のテキセンシスもこの際 チョキン!
tex5号-01

tex5号-02


さすがに鉢上げしたばかりの実生苗は、もう少し様子を見てからにします。

それと、最初から蕾を持って芽出しするタイプにはこれは禁物です。
例えば 紫の上
紫の上0320

藤かほり
藤かほり

桃の君など
桃の君0320

今日は風が強かったのですが、摘芯した株は先端がないので吹かれて傷むこともなかったというのが今日のオチです。
おそまつさま!


ながらく壺系のことばかり記事が続きましたので、久しぶりにテキセンシス交配種系を。
「テキの棚」と呼んでいる所に集めてあります。
芽出しの様子です。

Duchess of Albany0310
Duchess of Albany
いつも出だしは良い勢いなんですが、真っ先にウドンコの餌食になってしまいます。
万全の体勢で花を咲かせたことがないのですが、それでも株だけは大きくなり、
現在10号で、鉢植えの限界に達しています。
次年は地植えにせざるを得ません。


Princess Diana0310
Princess Diana
少し芽数を減らしました。根詰りから作落ちしたようです。
昨秋植え替えたのですが、やはりすぐには回復しません。
今年はしっかり養生させることにします。
テキ交配系ではグレイブタイビューティー(画像なし)が一番早く咲き(5月初旬)、
ダイアナが5月下旬頃咲き始めます。
その他はもっと遅く、レディバードが一番遅いんじゃないでしょうか。


Sir Trevor Lawrence0310
Sir Trevor Lawrence
これもウドンコにはからきし弱いので、毎年ろくな花が咲きません。
花期が遅いので咲くまでにやられちゃってしまいます。
薬剤散布が必要な時に的確にできないとうまく育てられません。
サラリーマンの休日園芸ではそこがなかなか。
休みの日が雨だと、なにもできないで蔓延させることに・・・。


LadyBirdJohnson0310.jpg
Lady Bird Johnson
一番気に入っているんですが、花が一番遅いです。
緋色というか深紅のチューリップ咲きで、咲き進んでも花型が崩れず優秀です。



ミニハウスの改造の方に凝ってしまっています。(植替えが急務なのに・・・)
多重棚にしたいので、上段の潅水が下に降らないよう波板をつけました。
(排水のため傾斜をつけました。)
改造02


軽量の実生苗置場を増やすためワイヤーネットで吊棚を試作中です。
片面奥側だけで今日は作業を止めましたが、あまり安定がよくないみたいです。
万が一にも崩落すると被害甚大ですのでここはしっかりしたものが欲しいところです。
改造01


実生苗の鉢上げが進んでミニハウスの中は保育園状態。
2年生苗は露天の棚に移動です。
露天棚



2009.03.06 4者4様
昨年発芽して2年目。
うまくいけば、今年初花が見れるのではないかと期待しています。

去年のエンジェル♀×スカーレット♂の失敗(=咲いたらエンジェルのセルフだった!)
の二の舞もありえますが・・・、どうなりますやら?!
一応 クリスパ淡紫‘赤フリル♀×テキセンシス♂ のつもりです。

テキ系は昨年は殆どタネが採れず、花粉の時期が悪いのか、柱頭の成熟が遅いのか
未だに問題解決できておりません。
花粉に問題があるのなら、この組み合わせもNGかも知れませんね。

ともあれ、4株の苗が育っています。
それが・・・

まだ若いのでなんとも言えませんが、葉の姿がそれぞれ違うのです。
育っていくうちに同じになってしまうことも当然ありえますが、
ひょっとしたらそれぞれ別の個性を発揮するかも知れません。

楽しみに待ちたいと思います。

交配種-01

交配種-02

交配種-03

交配種-04




それと、ミニハウスの天井を補強しました。
雨の日に凹んで水が溜まって大変でしたので、園芸支柱とワイヤーネットと結束バンドで加工しました。
これで大丈夫だと思います。

天井補強