2008.12.29 2009年への期待
いよいよ年の瀬も詰まって参りました。
主だった記事がないのと、大晦日まで仕事が続くため、
更新が殆どできなくなっておりますが、
今日、本年ラストの更新をして来年に繋げようと思います。

「来年への期待」の一例として
来春からの生長を待っている若い生命の画像です。
いくつかの種子の双葉のつけねから生長点が見えてきました。

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今は気温と光量がまるっきり足りませんので殆ど動きは見えませんが、
僅かながらの変化が進んでいます。

この小苗たちのいつか開花する時を期待して、
来年を、またその先を、待ちたいと思います。

4月にFC2に越してきてはや9ヶ月がたちました。
たくさんのご交流ありがとうございました。
皆さん、良いお年をお迎えください。


すっかり冬になりました。
秋から葉を持ち越していた株もついに冬枯れしています。(ウドンコの病葉のまま・・・おぉ~!)

鉢の中はなんの動きもなく、あと2ヶ月程の冬眠です。
(クレマの芽出しは早いですから・・・例年3月には活動を開始しますので。)

ということで毎日見て回っても今は特に記事にすることもない状態です。
珍しくもない風景ですが、芽の様子をいくつか・・・。

ヒルスティッシマ(hirsutissima)
hirsutissima.jpg
夏から秋の間随分酷な目に遭わせていますが、
寒さ厳しいこの時期のほうがまだ夏よりはましなのでしょうか?
元気に芽数を増やしています。たいしたものです。

夏の暑さの厳しい我家では、この品種などは手を出してはいけなかったのかも知れません。


ソフィー(Sophie)
Sophie.jpg
今シーズンは繰り返し繰り返し咲いてくれましたが、株の負担が大きかったのでしょうか。
大きな冬芽はひとつだけです。
普通まあ順調に育っていれば、芽数は倍になるのが通例です。(株が若いうちは、です)
作りこんで深植えにしていくと、芽はもっともっと増えますが・・・。

確か地下茎で殖えるとの品種説明でしたが、
植え替えたときには地下茎らしきものは全く見当たりませんでした。
生育不良なら、要観察かな?


スウェディッシュベルズ(cylindrica 'Swedish Bells')
Swedish bells-01

Swedish bells-02
まだ株が若いですがこれら2株とも2芽になっています。
木立性で生長が早そうです。4号で根が1年で鉢一杯になり、秋に5号に植え替えています。


テキセンシス(texensis)
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まだ株が若いです。もう1年作ったらいい株になると思います。2芽に増えています。
生育は旺盛ですが、9月以降にウドンコの猛攻撃を受けました。
春~夏までは抑えたのですが、秋からは薬剤散布がおろそかで蔓延しました。
来年の課題です。



2008.12.18 580円の幸せ
近くの園芸店で見つけました。
ラベルがありませんが、ユンナネンシス(アンスンエンシス)だと思います。

yunnanensis.jpg


驚くほどの蕾がついています。
プロの生産者でないとこうはなりません。
何かを使ってるのでしょうが・・・。

それとさすがプロだなあと思うのは、
出荷のロットにあわせて、どの鉢も植物のサイズや花数をきっちり揃えてくるところです。

このユンナネンシス4号が580円で店内に並んでいました。
思わず買ってしまいました。
冬咲きの系統を買うのは久しぶりです。4年ぶりかな?
鈴なりの蕾に惹かれたのです。

実はこのテーマは昨年一度取り上げています。
また今年の冬にも同じ状態になりましたので、改めてもう一度考えてみたいと思いました。

壺型がお好きな方でしたらご存知でしょうが、「紫の上」という品種があります。
いくらか変わった生態をしていまして、いわゆる北米原産の壺型原種のどこに属するのか、
いやそもそも北米原産ビオルナ系なのかどうかも定かでない・・・、
よく解らない代物です。

というか、どういう過程で登場したかそれさえも謎です。
交配品種のようでもありますが、ではその両親が何なのか・・・、思いつくものがありません。
外国、特に本家アメリカにはあるのでしょうか?
「ない」みたいな気がします。

情報は極めて少ないのですが、
出回り始めたのはここ数年で、T園芸さんが出処ではなかったでしょうか。
ご存知の方、情報をお寄せいただければ幸いです。

今年は何故か販売物をあまり見かけませんでした。(NET上で)
地方では過去から現在まで苗が出回ったことは一度もありません・・・。

さて、「紫の上」の変わった生態のひとつが、冬芽に蕾をもつことです。
株本体の耐寒性は十分あり、鉢が凍っても全く平気ですが
この冬蕾は防寒が不完全というか剥き出しで、露地栽培では凍害を受けて引けてしまいます。
咲くことはありません。

紫の上01

紫の上02

紫の上03


咲くことのない蕾を何故作るのでしょうか?
たまたま耐寒性を持っているけれども、
元々は凍結知らずの暖~亜熱帯あたりのモノなのでしょうか?

冬芽に蕾を用意しているのは、アーマンディやモンタナなど春早く咲く系統から、
パテンス、ベバエンセの類まで普通にありますし、
頂芽が花芽になる性質もアディソニー、フレモンティ、コアクチリスなど木立性では珍しくありません。
でも、冬に蕾が覗いて見えるなんてことはさすがにないですね。

木立性の割には葉が複葉で枚数も多く、腋芽が盛んに伸びて生育は旺盛です。
腋芽の花は徐々にサイズが小さくなりながら次々と咲き続けます。


「紫の上」 このように、他に類のない不思議な品種です。
ルーツを知りたいものです・・・。



市販の「種まきハウス」を応用した、自称「冬越しセット」です。
その後のZIP蒔きから、1号館は無事満室になりました。

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ロックウールに植えた種子たち
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埋め込みが浅かったのか、種子本体が穴から浮いたり抜けたりしています。
ですが、根がそれを支えているようですので、生育には影響がないでしょう。

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早いものは本葉の生長点が見え始めました。
壺の種子は双葉が展開しませんので、この状態のまま
中央から芽が伸び始めるはずです。


使ってみて判ったことは、透明のカバーが防寒だけでなく、
保湿に非常に有効だということです。
濡れてはいないが触ると湿り気を感じるという、ジャストな「加減」を維持してくれます。

2号館もまもなく住人が入る予定です。


予報どおりの週末寒波の襲来です。
雪は殆ど降りませんでしたが、気温がぐんぐん下がりました。

今朝起きてみたらキンキンに鉢が凍りついています。
霜柱の太いのが鉢を覆っています。

これを見るとさすがに植物は大丈夫だろうかと心配になります。
といって、保護する設備も場所もないので、どうすることもできませんが・・・。

霜柱-01

霜柱-02

霜柱-03

霜柱-04


改めて見てみると霜柱もなかなかきれいなもんですねぇ。
結晶という感じで、水晶のような六角柱になりかかったのもあります。

霜柱-05

霜柱-06


ふと気づいたのですが、
この霜柱の太さ・大きさは、植え付けに使った用土の団粒の大きさと関係がありそうです。
つまり粒が大きいと霜柱の太さが大きくなるということ。
何故かはわかりませんけど。




ポツポツと、さらに発根するのが見えてきました。

駄目なのは全然駄目で・・・、水の中でカビに覆われたようなのから、
腐って溶け始めたようなのまで、失敗はつきものですから、いちいち落胆はしませんが・・・。

タネの着きにくい種類の、やっとまぐれで着果したのが、ひとつでもいいから育たないかと、
期待を込めて、ことさら緻密なプロセスで仕込んでおりますが・・・、
先駆者が難しいと言っているその事実を、後追い検証しているようなもんで、
なかなかうまくいくものではありません。

それでも、壺型クレマの実生増殖・育種の先駆者は星の数というほどではないですから、
底辺が拡がれば、まだまだ面白いものが出てくるのではないかと、
その底辺のひとりになるべく、栽培・増殖技術を磨きたい・・・

ナンチャッテ!
なかなかうまくいかないんですよ。
きまった種類のタネだけ活発に発根しているのですが、
出ない品種は一個もでません。

早くも来年の課題ばなしです!!


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ということで、種まきハウスに無事入居してもらい、住人が少し増えました。