壺の壁は花盛りですが、夏咲きのビチセラ系のいろいろも元気です。
ここらで一度ビチセラ系の画像も整理しておこうと思います。





アルバ・ラグジュリアンス
Alba Luxurians 2010

中輪多花のビチセラで白い花と言えば、
この花とホーゲルビー・ホワイトくらいしかありません。
花弁の先端に緑の部分があり、葉っぱの名残です。



カルーレア・ラグジュリアンス
Caerulea Luxurians 2010

こちらもアルバ・~と同じく弁端が緑色。
花弁には紫が乗ります。しかし、カルーレア Caerulea とは濃青色のこと。
いったい何を見て青と名づけたのでしょうか。
ネーミングがいささか荒っぽい。



パール・ダジュール
Perle dAzur 2010

灰青色と呼ぶんでしょうか。
青じゃないんだけれど、不思議に青っぽく見えます。
私の個人的好みで言うと、ビチセラの中では一番好きな色です。



オレンジ・ギャル
オレンジギャル0607

中輪多花性。普通4弁のことが多いです。
明るい赤が目立ちます。



エンテル
エンテル0607

優しい乳白の上にピンクを染めたような色をしています。
これはなかなか珍しい色ではないでしょうか。



プリンス・チャールズ
Prince Charles2010

パール・ダジュールによく似ていますが、
こちらの方が咲き進んでも花型が乱れません。画像では青味が撮れていませんね。
灰青色の端正な美花です。名前で損をしてるかな?



なんとめずらしや、今朝は青空がくっきりと見えています。
この時期にしては気温は低めに感じられて爽やかです。
いったい何日ぶりでしょうか、こんな朝は!。

早起きしたので、久しぶりに古葉・枯葉の除去作業をしました。
こういうことをするのも久しぶりです。

思っていた以上に状態が悪いことに気づきました。
まず、例の果球に入る虫が発生しています。(メイガ?)

テキセンシスをはじめとする小葉が丸い系の葉枯れが極端に進行していて、
やっと受粉して果球になっていたのですが、タネが成熟しそうにありません。
あきらめて強剪定をしました。秋に向かって出直しです。

葉を巻く青虫が発生しています。その成虫と思われる虫も飛んでいました。
コカクモンハマキ(ハマキガ)というのをnetで見つけましたが、
こいつではないかと思います。よく似ていました。

一昨日の薬剤散布は効くのでしょうか。
(オルトラン液剤250倍+ストロビー・フロアブル2000倍+カリグリーン水和剤800倍)
オルトランにはメイガもハマキガも適用害虫に書いてない。
このテの害虫に効果のあるクスリをご存知でしたら教えていただきたいです。



庭の咲き残りたち

プリンス・チャールズ “Prince Charles”
ペールブルーの花を咲かせていました。この時期に爽やかですねえ。
(ちょっと花が咲き進み過ぎていますが・・・)

Prince Charles0730


パゴダ “Pagoda”
ひらひらと蝶のように微風に舞っています。
一番花の時とは風情が違って可憐な感じもいいものですね。

Pagoda0730.jpg


59号  pitcheri “ No;59@59”
二番花はボディが白っぽく、リップが濃色になっています。
(思わずリップと書きましたが、反転した先端のことです。
 もともとはランの用語で「唇弁」のことですが、壷型クレマでも唇に例えてもいいんじゃないかな)

59号0730


20-8 crispa
渋めのクリスパ。オーソドックスタイプです。

20-8 0730


ペンドラゴン pendragon 開花しました。
及○さんの今年新発売の品種です。

Betty Corning を連想するのは、私だけでしょうか。
花型、大きさ共よく似ています。
色は原種ビチセラそのまんまといってもいいくらいで、少しだけ青味を帯びています。

pendragon2009-01.jpg

pendragon2009-02.jpg


花着きの感じでも、やはりビチセラの性質が強いようで、
ヒラヒラと蝶が舞うといった姿です。
まだ株が小さいので、余計に疎なのかもしれません。
大きくなればもう少し密になるとは思いますが。

名前のいかめしさ(イギリス貴族の紋章などにある竜のことらしいです)に比べて、
意外に地味っぽいですね。



2009.06.06 壷の合間に
壷開花の記事に埋もれそうな花たち。
今日はそんな花たちをいくつか。


ベティー&トレボー Betty & Trevor
ルーツを辿ればまあ親戚筋でもある訳です。
花型が乱れていて、画像としても出来が悪いですけど。

BettyTrevor.jpg


こちらベティーの集合 Betty Corning
去年の残り苗4.5号を2株一緒に地植えにしました。
花の柱になるかと期待しましたが、なかなかそうはうまくいきません。
地植えには地植えのサバイバルがあります。
狭いのだから仕方が無い。密植は我家の宿命です。

Betty Corning0529


カルーレア・ラグジュリアンス Caerulea Luxurians
この種名の Caerulea は「青い」という意味です。それも「濃い青」のニュアンス。
どこを見て青いと言ったのか首を傾げたくなりますが、
恐らく仲間のアルバ・ラグジュリアンスの「白」との比較なのでしょう。
それにしても、青くはないけどなぁ~。

Caerulea Luxurians2009


アリョヌシカ Aljonushka
撮影のタイミングを外しているうちに先端の花が終ってしまい、腋芽の花が咲いています。
インテの木立性ですが背が高くなるので支柱の長さを超えて、どうしても横倒しになってしまいます。
(デュランディにも同じことが起こります。)
倒れて咲くと花の向きが曲がるので、切花にはとても使えないことに・・・。

Aljonushka2009.jpg


トリテルナータ “ルブロマージナタ” triternata 'Rubromarginata'
「ルブロ」+「マージナタ」は、「赤い」+「縁どりを持つ」という意味で、
この花の特徴を正確に表しています。
フラミュラの仲間ですから、アロマチカやセンニンソウの系統です。
すごく丈夫で、蔓延ると言っても良いほどの生育旺盛さは、
山に植えたらそのまま野生化しそうです。(勿論そんなことはしませんけど!)

triternata Rubromarginata_01

triternata Rubromarginata_02







ビチセラ系の画像をいくつか。
開花のタイミングが揃っている訳ではないので、折々の撮り貯めです。
パテンスに代表される平開咲きの端正さとはまた一味違う、さざめきの美しさが持ち味です。


ロマンチカ Romantika
深いビロード光沢の暗紫色。
後で出てくるミケりテもそうですが、この質感と色調(濃い暗色系)は独特です。
元の色が濃いので若干褪色しても、さほど気になりません。

Romantika2009.jpg


プリンス・チャールズ Prince Charles
涼やかな淡紫=時間によって青みを帯びたグレーにも見えます。
(フライで言うブルー・ダンのカラーに似てますネ。)
横向きに平開するのはビチセラならではの趣向ですので、
フェンスやトレリスなどに這わすと見事に映えます。

Prince Charles2009


マーゴット・コスター Margot Koster
いかにもビチセラ系らしい花型で沢山の花をびっしりと咲かせます。
蔓も激しく伸びますので、正直鉢植えで管理するのは難しい。周囲を巻き込んで暴れます。
地植えにできるものならそのほうが良いですが、四方へ蔓を伸ばしますので、
そのスペースを確保しないとそりゃあもう大変な事に…。

Margot Koster2009


オレンジ・ギャル Orange Gal
やや小ぶりで四弁赤紫の花。多花性ですので、大株に作り込むと非常に美しいです。
株自体がコンパクトな性らしく、あまり上のほうには登らないように見えますが、
ウチだけの現象でしょうか?

Orange Gal2009


ホーゲルビー・ホワイト Hagelby White
白のビチセラと言えば、アルバ・ラグジュリアンスとこのホーゲルビー・ホワイト。
原種カンパニフローラを入れても僅か3種しかありません。
意外に白は少ないものです。
ビタルバ系、フラミュラ系が圧倒的に白なのと比べると面白い現象ですね。

Hagelby White 2009


ミケリテ Mikelite
暗赤色の四弁(デフォルトが四弁)。凄みさえ感じる存在感。
しかも極めて多花性で、仕立て方で花の柱、花の壁を作ることができます。
インパクトのある強い個性の花ですが、飽きはきません。

Mikelite2009.jpg

ロゼア
やさしいビチセラの質感、そして
蝶のようなヒラヒラ感、これはこれではまります。

だから、ビチセラ系はやめられないんですよねぇ~!!
Rosea-01.jpg

Rosea-02.jpg


そして、私のお気に入り パール・ダジュール。
登録名がフランス語のため、英語圏では発音が難しい。
ましてそれを日本語表記にすると、
ペルル・ダジュールまたはパール・ダズールなど
カタログに表記された表現で、購入された人はそのまま使い続けられますので、
ある意味これは 「ややこしやぁ~@なだぎ」 です。
Perle dAzur

撮り貯め画像です。
花の開花に押されて記事UPに追われているうち、
なんとなくあげ損なってしまうものがでてしまいます。
ちょうど雨の日の庭師が、ごそごそと作業小屋の整理をするみたいに・・・。

エンテル
ブログ仲間の何人ものかたが既に画像をあげていらっしゃいます。
やさしい色合いの美しい花です。
花の形は典型的なビチセラ系横向き平開型です。
ラベル(生産者ラベルではなく、ショップのラベル)にはテキセンシス系と書いてありました。
そうなのかな?
エストニアのキビスティクという有名な方の作出。1981年。
キビスティクのテキ系というのはアリかなあ~?
Entel


リトル・ネル
覆輪ビチセラでは、このネルと次のメヌエットは欠かせないでしょう。
どちらも中輪多花性で、花数が多いほど迫力を増して印象的な花です。
しかしあまり普及していませんね。
売れないのか、生産意欲が沸かないのか。
LittleNell


メヌエット
ネルに比べると幾分はっきりとした印象です。
少し調子を落としてしまいました。植替え時の限界が来ています。
メヌエット


アルバ・ラグジュリアンス

ホーゲルビー・ホワイトの記事の時、ビチセラ唯一の白花と書きましたが、
もうひとつありました。
ご存知のように花弁の先端が緑色をしているので見分けるのは簡単です。
ガク(花弁)が葉から分化してきたことを如実に表しています。

そんなことより、この花の最大の美点はこのスッキリ感ではないでしょうか。
なんとも爽やかな印象で一度見たら忘れられません。
Alba Luxurians


カルーレア・ラグジュリアンス
アルバ(白)に対し薄い紫色を帯びています。
カルーレアはラテン語で青または空色の意味だそうですが、
花弁の色のことでしょうか?(青くはないけど・・・。)
こちらも花弁の先端が緑色をしています。
Caerulea Luxurians-01

なかなか優美なお嬢様姿ですが、勢い余ると元の葉っぱの素性が丸出しで、
こういうのを昔は「お里が知れる」といったのかな?。
Caerulea Luxurians-02


ビチセラ系の続きです。

ビチセラ
この大所帯の元祖、本家。名前の由来のビチセラ。
原種です。ヨーロッパではこれが野生の姿で野に咲き乱れ・・・、
といった絵は見たこと無いんだけど、どうなんでしょう。

地中海沿岸部のかなり広域に分布するほか、
遠く離れて中国南部にも亜種があるそうです(albiflora)。
ビチセラ


ホーゲルビー・ホワイト
ビチセラ系唯一の白花。
花弁の質が薄く、ヒラヒラ感がことさら印象的です。
小輪多花性ですが、この多花性がはんぱじゃない。
もの凄くたくさん花が着きます。
今回はリクエストもあり、ちょっと早めにUPしました。
ホーゲルビー・ホワイト


カーメシナ
中輪多花性。深紅のビチセラ。
こういう色の濃い花は案外この仲間では珍しいようですね。
カーメシーナ
ビチセラ系もガンガンに咲きはじめました。
なかにはもう少し咲き揃ってからのほうが、絵的に迫力があると思えるものもありますが、
雨が降ったりぼやぼやしたりしてるうちに花が終ってしまいそうで、
とりあえず記録として・・・、

エトワール・バイオレット
パテンスやジャックマニー系の紫と趣きが違うのがいいですね。
後から出てくるミケリテやロマンチカにもそれは言えます。
とにかく花数が多いのが魅力。
Etoile Violette


マダム・ジュリア・コレボン
この品種の魅力はこの色です。この赤です。
この赤が親のビル・ド・リヨン譲りということは、
この花にもテキセンシスの血が流れているということですよね!。
MadameJuliaCorrevon


ミケリテ
横向き平開の多花性品種。
独特の濃色赤紫。雰囲気つくります。
毎年沢山の花をつけますが、まだほんのハシリですね。
Mikelite


ベノサ・バイオレシア
いつも呼び名(スペルの読み方)をうるさく言う私ですが、
これだけはご勘弁。正しくはベノサ・ビオラセアだとは思うんですが・・・、
何故かこれだけは英語読みが耳に馴染んでしまいました。
和風のビチセラと呼びたい。掛け花に似合いそうな・・・。
Venosa Violacea


ロマンチカ
黒いような赤紫。
ちょっとまねのできない色です。
Romantika


プリンス・チャールズとマーゴット・コスターのコラボ。
淡青灰色のチャールズと淡桃赤色のコスター。
いい組合せです。置き場を決めているので毎年競演してくれます。
PrinceCharles&MargotKoster