2017.04.19 咲き急ぐ花
気候が不安定で、寒暖に身体がついていきません。
グズグズとしている間に・・・。

「見る見る」というのはこのことなんだと
あらためて、植物の息吹に触発されています。

蕾の画像を撮ったかと思うと、
Blogにupする間もなく、あっという間に咲き始め、
急いで撮り直しをしたその翌日にはさらに姿が変わり
もう満開状態になってしまっています。




2017開花coac0417
親株の開花



僅か1日で一気に咲き進む0418
昨日の状態、でももう今日は花盛り。



2017実生初着蕾0417
実生に初着蕾
3年生苗を差し置いて、2年生苗が先に蕾をつけました。

苗の個体差は予測できません。
同じ条件で育てているのに育ち方に差が出ます。
先天的なものもあるのかなあ。


今朝には口を切っておりました。
見た目は親株そっくりです。
赤の要素は全く出てません。(残念!)





滅多に更新しない、ある意味で(つまりマンネリで)の鉄のブログ、かもしれない
化石化した猫庭ブログですが、
ありがたいことに、そして不思議なことに、
この時期(つまり春)になると
アクセス数が徐々に増えてくるんです。

なんでですかね?新しいことはなにも書いてないので
過去記事を読みに来られるんですかね?


数年前までもっと元気だったころ、結構アグレッシブな記事を
継続的に書いていた時期がありました。
その主旨はいまでもほとんど変わっていないのですが
繰り返し書くことで自分の中でさらにマンネリ度が上がるという
そのことに当時は気づいていませんでした。

で、今はというとブログの鮮度はもはや取り返せませんが、
ハートはアグレッシブに、「老いの一徹」で生きたいかなと。
とはいえ人と競うのはもうこの年ではくたびれるばかりなので
争わないという意味でも、人とかぶらないことをやる!の路線です。

つまり、今、
母種C.coactilisの交配種(実生)を中心の園芸に特化し続けようかと。
いままでの壺系各種交配実験の成否は評価の分かれるところでしたが、
まあまあ自己満足レベルでは楽しいものでした。

ただひとつ、園芸植物として致命的なのは
挿し木ができない性質では根本ダメだということです。

そこで今私が頭に描いている夢は
(もう何度も言ってるし、書いてますけど)
挿し木可能な木立性の壺型、できれば有毛・深紅。

もう、あれこれと手を広げる体力も財力も時間もないのですから。



といったところで今日実生の5号4鉢と挿し木の6号を植え替えました。
4コマともどれも同じようでしかも何が写っているのかわからないでしょうが、
あしからず。




親株2013
親株2013年購入
すべてはこの一株から始まりました。
年々草勢が増して大株になって参りました。




挿し木2015
挿し木増殖株2015年鉢上げ
挿し木ですのでどうひっくり返っても親株と同じものです。
昨年頃からようやく安定した花付きになってきました。




実生初作2015
実生の初作2015年鉢上げ
この年の実生は結果的にはこの一株だけが生き延びて残っているだけです。
ひょっとすると今季開花が見込めるかもしれません。
芽数が多いのと、初夏までの生育が著しいのがこの種の特徴。




実生2016
実生2016年鉢上げ
この年も鉢上げ時には10株程度あったのに、
徐々に淘汰されて現在3株。
初花にはまだ少し早い感じ。もう一年待てばきっと。




2016.11.03 冬枯れ状態
このところ急激に寒さが増しております。
秋物の衣料を2・3度着たかと思ったら
もう冬物を慌てて取り出す今日この頃。

思えば11月になっているんだから
まあこの気候も当たり前かとは思うんだけど
体が馴れておりません。

気温15度を寒いと思うか暖かいと思うかは、
まさしく体感なのですからね。


さて、一度茶色に枯れあがったわが庭は、緑が再生しかけたところで
例年通りの秋のウドンコ病に見舞われました。
けれど気温の降下が急激で既に活性温域を下回っており
跋扈することなくそのまま冬枯れに向かっております。

わずかに残り花がちらほら。




空蝉20161103
空蝉
まばらに数輪が咲いておりました。




Honora20161103.jpg
ホノラ
我家にも壺でない花が咲いておるのですよ。




Sophie20161103.jpg
ソフィー
まだつぼみですが、どうやら数日中に咲く気です。




月半ばには地上部を全部刈り取って
完全な冬体制に入ります。
秋の植え替えは今期は行わないで様子をみます。
実生苗の鉢上げは昨年の失敗で懲りました。

どんなに細心の注意を払っても植え替えは株の根を痛めます。
やわらかい用土であればダメージも少ないでしょうが
日向土のような硬い砂粒は特に危険です。

素手で作業をすると手指がガサガサになるので
近年はずっとディスポのゴム手袋を使ってるくらいですから。
柔らかい根は砂粒に触れただけで傷を負うような気がします。

生長期でない時期、これから休眠に入る時期では
植物も修復しないようですし
これから先の凍結などにも耐えねばなりませんしね。



今年6月12日の記事で触れておりました
コアクティリスの3つの果球を8月3日に播種しました。
各果球ごとに3つの3.5号鉢に分けて直播きです。

そのうち2つの鉢から発芽を確認しました。
ちょうど2ヶ月で発芽と言いたいところですが、
展開した双葉の様子から、既に発芽して数日以上経過しているようです。
今日まで気づかなかったのがホント恥ずかしいです。




coactilis2016 seedling-01


coactilis2016 seedling-02

壺型クレマチスにしては珍しく、双葉がきれいに殻から脱げていて
コアクティリスはやはり壺型と言ってもビオルナ系とはちょっと違うなと感じます。

このあたりのことを研究して発表した人が国内外ともまだいません。
謎というには何とも微細な違いで大勢に影響ないレベルではありますが、
1年を通しての生育サイクル、花姿や草姿、結実率、発芽率、挿し木活着率など
狭義のビオルナ系とは微妙に何かが違うのです。
謎の交雑品種「紫の上」のほうに種の近似性を予感します。

壺系の中でもインテグリフォリア系に近いとする説で言う、
オクロレウカやフレモンティ、もしかしたらハースティッシマにまで及ぶ
ビオルナ系でない壺型群にも、ひょっとしたら
交配による新型園芸種の可能性が広がるのかも知れません。

・・・・手元にそれらの株がある訳ではないですが・・・。




クリスパ淡紫準青軸20160910
クリスパ淡紫準青軸



このところやっと朝夕に秋の気配を感じるようになりました。
近況と言っても実のところ何もしていないのです。

水遣り以外とんと怠け続けている小庭の栽培棚ですが、
気がついてみると飛散してしまった果球の残骸や
ウドンコ病やハバチの食害のなかで
ポツリポツリと恨みがましく咲いております。

ここ最近の花について話題にするネタもないので、
冒頭画像のクリスパ淡紫準青軸 について
昔つけた記録を辿りながら思い出語りなど。


そもそも壺系の苗を入手し始めたのは2003年頃からで
既に関東を中心に起っていた壺型クレマチスのブームより遅れること数年。
地方では情報、流通ともネットに頼るしかなく
店頭で苗が販売されることはごく稀な(ほぼ皆無)でした。

それは今に至るまで変わらずの状態で、
ブームが去った今ではなおさら出回るはずもありません。

さて、私の忘備録によると、このクリスパ(*)は
2006年 e-net(園芸ネットの通販)で購入しています。
生産者は不明。
当時の知識では(ラベル以外で)パッケージ、ポットの形状、使われた用土などから
生産者を特定(類推)できなかったんだと思います。

その後交配母種としてティー・パーティを生み出しました。
今は交配の主力が「挿し木可能な壺型赤花」を目指しているので、
花粉を採ることも、受粉させることもありませんが
この花自体はとても可愛いものです。
名前(識別名)にもつけていますが、花梗が緑色なのも特徴的で
お気に入りの一品です。


(*)画像からも判るとおり、花弁の反転が先端のみクルリと巻くので
ピッチェリにも似て花型は典型的なビオルナ型です。
なのでクリスパとしては純系ではないように思われます。

と言うか、ラベルがクリスパとついていたらもう絶対クリスパか?
いきなりラベル違いを疑うのではないにしろ、
個体を見るのか、ラベルを見るのか・・・、

かつてこのブログの中で何度も繰り返した交雑種流通の問題は
結局検証さえできないままです。
(ちなみにこの個体の葉脈は網目状ではありません。)





2016.08.09 熱暑の放置庭
立秋が過ぎたのでもう残暑と言わねばならないのに
なんだこの異常な暑さは!!!!

今季は交配計画も栽培棚の維持管理も全部いい加減で、
栽培意欲がまるで湧きません。
立ち枯れなんだかまるっきり枯死なのか
全身茶色になって果球も未熟のまま黒変しているもの続出。

潅水しても鉢が乾かないのは危ない。
全体の様子はまだ判らないけれど、
相当数が枯れたか作落ちしているようです。

とにかくこんな通路のような小庭でも
昼間に外に出るなど思いもよらない状態で過ごしております。
皆さまお元気ですか。

敷地の構造上寒冷紗が張れないので露天は厳しい。
それでもなんとか西日を防ぐくらいでやってきましたが
今年は生存の限度を越えている気がします。



今日何気に目について撮った画像です。咲き残りの花も少々。


ド根性実生0809
ド根性実生

除草シートを押さえている薄型レンガの隙間から生えております。
何なのか判りません。
我家のことですからまず凡そ壺系かとは思いますが
今まで棚下や庭木の株元に播き散らした壺系で発芽したのは皆無ですので
いまいち自信が持てません。

位置的にはローズアーチのすぐ横で
毎年その真上に伸びているのはカイウ、踊場、カンパニフローラ。
この中でまともな種子ができるのはカンパニだけ。
こぼれ種の可能性はゼロではありません。




ピッチェリ赤紫実生-01
ピッチェリ赤紫実生-01
今春鉢上げした実生群の中から開花しました。
リップが濃色のタイプ。




ピッチェリ赤紫実生-02
ピッチェリ赤紫実生-02
01と兄弟株です。
こちらはリップがボディの内外ともオール同色のタイプ。

このように簡単に個体変異が出ます。




ラベンダーアディの果球
ラベンダー・アディ果球
アディソニーですが花色がラベンダーカラーの個体です。
もともとアディソニーのタネはサイズが大きいのですが
このラベンダーアディのタネはそれがさらにふっくらとしています。




普通のアディソニー果球
こちらは普通のアディソニーの果球
サイズはやはり大きいですが膨らみ加減はおとなしい。




ボルドーの壺0809
咲き残りのボルドーの壺
褪色してかなり赤っぽい。
この時期は高温のためか花の傷みが早く
2~3日で咲き終わってしまいます。

なのにすぐに果球を作るので株がますます疲弊します。
摘み取ってやらねばいけないのにね~!
放置してます。




毎年試みているコアクティチスの挿し木ですが、
今年もまた失敗になりそうです。

まず挿し木の適期を逃してしまったこと。
着手が遅すぎたのは、判ってはいたのですが…。

挿し穂を採る目的でその適期に剪定をしたのではなく、
生育期後半に繁り過ぎがあまりに目について
枝抜きを兼ねて剪定したあと、
切った枝のリサイクルのつもりなのがまず心得違い。

去年より採れた枝は多かったのですが、
そこで横着心が出て、ミニプランターを使って一括処理で済まそうとした。
めちゃくちゃに密植したため表面に敷く赤玉が播けなかった。
そのためバットの腰水でパーライトが浮き上がるのを抑えられなかった。

すべては人為ミスばかりです。
技術的な意味の「下手」では片付けられぬ
慢心がそこには溢れかえっておりました。

象徴的なのはそれが、事もあろうにコアクティリスの挿し穂を
かくも雑に扱う無神経さ。

罰当たりでした。 反省。



恥かきついでに、今日(挿し木1か月経過)までの経過画像です。

6月25日
6月25日(1週間後)
挿し木は6月19日でした。(画像なし)
挿し木直後と見た目は全く変わりがありません。
ちなみに屋外に置いて失敗した経験(日照と風)から
玄関の内(タイル貼)に置いています。日照はガラス越しの朝日のみ。




7月8日
7月8日(18日後)
2週過ぎたあたりから葉の黄変するものが急に出てきました。
(水揚げ不良の挿し穂が脱落し始めた)




7月11日
7月11日(22日後)
黄変が進行。
あまりに見た目が悪いので枯葉を取り除く。
(土が動くのは良くないので枯れ挿し穂の軸はそのままに。)




7月19日
7月19日(30日目)
ますます哀れになっております。
生存(葉が緑色の挿し穂)は数本程度か。
発根までまだあともう1ヶ月はかかる。相当厳しい。


全滅までリポートするのはさすがにつらいので
ここでやめておきますが、
生き残りが1本でもあれば来春は記事にするでしょう。
なにもなくスルーするようであれば
もうこのことは無かったことにして触れないで下さい。




最後に明るい(?)ニュースをひとつ。

SwB×CL2015
スウェディッシュ・ベルズ♀×チェリー・リップ♂ 
2015年6月29日交配 8月15日播種

交配後45日の俗に言う早採り直播きですが
期待した年内発芽はおろか翌春発芽もなかった実生ポットから
今になって突然発芽してきました。

インテ系のスウェディッシュ・ベルズの種子らしく
双葉がきちんと揃って発芽しております。
中央から本葉が見えている苗もあります。

交配の手順から(去年の記事)←クリックすると見れます
自家受粉はまずないはずですが
どんな花が咲くかはちょっと予想できません。
初めて壺以外の系統と交配したものです。





タイトルのままです。
Tea Party (ティー・パーティ)
旧称クリスパ淡紫赤フリル♀×テキセンシス♂
私の初めて作出した人工交配のひとつです。(もう1種がジェルスカ1~5号)
2007年秋ZIP発芽~2008春3号鉢上げと記録しています。

姉妹株が初め4株あって、1号から4号と呼び分けておりました。
シャレのつもりで4様(ヨンサマ)と言っていたのが懐かしい。
2009年に1号が初開花。翌年に2号~4号が揃って初開花。

その後毎年開花を繰り返しているうちに花形・花色も定まって、
そのうちで1号と4号は見どころありと認めるようになりました。

特に4号は今まで咲いた中で今年が一番出来が良いです。
今年のこの花を見て Tea Party (ティー・パーティ)は
実生グループ名だったのをやめて、この株の個体名にすることにしました。





Tea Party 1号-03
開花して1~2日目あたりの花
内側はまだ緑~黄ですが、外側は十分に鮮赤に発色しています。




Tea Party 1号-01
内側の周縁部から着色が始まりました。




Tea Party 1号-02
反転したリップも外側もさらに濃色になりました。
開花日の違いにより発色の段階の違う花が入り混じっています。
花形はもうしっかりと安定しました。



これが成株開花の完成形です。




2016.06.12 開花は続く
まとまった雨ではないにしろ
小雨だったり、降ったり止んだりの
曇天~雨天が続いています。


展示会前の消毒から3週過ぎて
ぼつぼつ警戒かなと思っていたら早速と言うか、案の定。
昨朝ウドンコ病発生の兆し発見、直ちに消毒しました。

今回はルビゲンにカリグリーンとモスピランの混合です。
ローテーションの中でEBI剤の頻度(連用ではないですが)が高く
今後は薬剤選択にもう一工夫必要だと思います。

春からオンリーワンフロアブル、バイレトン(まだ残ってます)、
モレスタン、ストロビーと使ってきてルビゲンで1サイクル廻りました。
(この中のバイレトン、モレスタン、ルビゲンがEBI剤です。)

今のところ効果に全く不満はないのですが、
すでに薬剤の販売が終了しているものもあって、
古い手持ちの薬剤の効力が減衰・劣化しているのではないかとの
懸念は確かにあります。考えねばなりません。


さて、庭の花は元気に咲き続けております。
元来6月からが盛期のグループです。
実生の開花が2年目になって初花より整ってきたものもチラホラ。





エトワール・ローズ0612
エトワール・ローズ
節間が長くまばらに咲くこの品種を、いつもは真っ直ぐ壁に登らせていますが
リング支柱に誘引して集合した花で見るのは実は初めて。




濃色versicolor 0612
濃色バーシカラー
やはり今年も濃い目の方が先に咲きました。
昨年感じた「濃色は淡色の交雑じゃないか」の疑惑はまだ解けていません。
濃色の実生からは両方出るようです。

 


仰天0612
仰天
春先から調子を落としていた仰天が咲き始めました。
(実はウイルス罹患の疑いあり。隔離中。)
5月からはまともな葉が出るようになりましたが…。




茜の壺(選)0612
茜の壺から選抜 桃赤口白
netで画像検索しても判りますが、
茜の壺と呼ばれている品種には内外同色の個体と
内側が白い個体とが混在しております。

販売業者はラベルを信じるしかないので仕方ないとしても
生産者こそ品種の管理を厳正にすべきだったと思います。
まあこの品種名と言うのも正式に登録されたものではなく
「通り名」に過ぎませんけど。




ペール・シャドー0612
ペール・シャドー
自作実生。昨年初開花。ソシアリスのOPでかすれた薄紫。
蔓性でソシアリスの面影はありません。
我が庭ではあまり出ない正紫系なのでローカル・ルールで一応アリにしています。




Tea Party 1号0612
Tea Party 4号
texensis譲りの明度の高い赤の発色が安定してきました。
開花して日を経るごとに赤が濃くなるのも面白い性質です。
(普通は褪色して薄くなるか、逆に赤黒くなるもの多し。)




オーキッド・ピンク0608
オーキッド・ピンク
~ピンクというイメージではなくなりつつあります。
くすんだ感じは取れてきたのですが、内側が濃色になって
印象が変わってしまいました。(薄赤紫?)




59号0612
ピッチェリ59号
今では珍しい方になってしまった青紫系のピッチェリ。
コンパクトデジカメで撮ると、いつも必ず青味が飛んで赤紫っぽく写ります。
肉眼では青紫なんですけど…。




ピッチェリ実生NN0612
ピッチェリ実生 ノーネーム
なにやら栽培棚の隅でドエライ派手な色で目を引く蕾あり。
今季初開花のピッチェリ(及川)実生でした。

発色にムラがあり(ウドンコ?=消毒済)、
まだきちんと開ききっていないですが、色が鮮赤です。

急に鉢の置き場を変える現金な私です。




コアクティリス果球0608
コアクティリス果球
最後はちょっと怪しい果球です。

咲き終わって花弁が散った後のめしべは
受粉していないといつまでも筆のような形のままで、やがて萎れていきます。

咲いた後、花弁が外れそうな花があったので
軽い遊び感覚でチェリー・リップの花粉をこすりつけてみました。
すると2~3日して突然筆の穂先が展開して果球になり始めたのです。

既に自然受粉していたのだろうとまあふつう考えますが、
同じ株の他の花は筆のままなので迷います。
それにめしべの受粉適期はとっくに過ぎていると考えるのが常識ですよね。

なんであれこの果球が熟したら播いてみようと思っています。
育種家としては非科学的(不確実性)で感心できないと言われそうですが…。





2016.06.08 自宅で延長戦
いよいよ梅雨に入りました。
あふれ返っていたガレージ仮置き40鉢を
何とか元の栽培棚へ収納しました。

OP採種を約束した品種はいじらずそのままに、
自作実生の6号の殆どは支柱を外して強剪定。
「壺の壁」用の固定支柱を再設営して
いつものよじ登りサバイバルをしてもらうことにしました。



無理やり収納0608
鉢間をなるべく空けたつもりですがかなりの圧縮陳列。
通風が悪そうで、ウドンコ要警戒です。


今日は展示会出品が間に合わなかった居残り組の開花記録をいくつか。




ロウグチ0608
ロウグチ
我家で唯一残した樹木、サザンカ「富士の峰」に登っています。
(鉢植えですが栽培棚から伸びてきました。生育旺盛です。)




スカーレット0608
スカーレット
いつもより遅れて咲き始めました。ガレージ待機の出品鉢たちに比べて
元ある場所に居続けた鉢はどれも発色が良好です。
そういうもんなんですねえ。




カルーレア0608
カルーレア・ラグジュリアンス
正確には蕾で出品、蕾で戻った鉢です。
やっと息を吹き返した風情であまり元気がありません。
このところの梅雨空に少し落ち着いたようです。




赤仰天0608
赤仰天
春の芽出しの勢いはどこへやら…です。
一度立ち枯れてから復活してきました。
リップの反転の乱れる癖が株が成熟してやっと直ってきたようです。




カイウ0608
カイウ
いつもの暴れん坊の登場です。
いまはまだ序の口。




ビエネッタ0608
ビエネッタ
日当たりの悪い一隅に咲き続けています。
壺専の庭に残るかつての品種ハンター時代の名残です。