2017.09.24 鉢上げの秋
気候が良くなってきました。
日中の最高気温が30度を切るようになって
空気も澄んで秋の気配に満ちてきました。

今季の挿し木、一昨年来の実生苗の鉢上げの好機到来です。





Black Tea 0924
わざわざ親鉢を携えて訪ねてきてくれた
花友さんからいただいたブラックティー。

4本とも無事活着して、発根量も多く、来季はもう成株として十分開花が見込めそう。
できの良いのを選んで元株の保険株として里帰りしてもらうつもりです。




coactilis 0924
コアクティリス
今年の僅か2本の挿し木苗も鉢上げしました。

挿し木の成功率はがっかりするほど低いのに
一旦活着すると、意外にも強勢・剛健で、
毎年1~2本づつしか採れない苗だけど
親株を含めいままで一本も枯れたことがないのです。

それは私の技術とかでは絶対なく、種の固有の性質に違いない。




MurasakiNoUe 0924
紫の上

挿し木の下手な私でもこれなら間違いなく成功します。
壺系の中でほぼ唯一挿し木が容易な貴重な品種。

これは育種する上で非常に重要な特性です。
壺系育種の最大のネックは増殖が実生に限ること。
親と同一の子苗を得るのが難しい。

作出した(勝手命名の)品種がその個体1本だけ…
と言うんじゃ到底普及するわけがないです。

その意味でも、この紫の上の貴重な性質を受け継ぐ
次世代品種を開発することが望まれます。
そのためには、まず紫の上を普及させることが肝要かと。

かつて壺系のブームの時、
このことに何人の人が気づいていたのだろうかと思うと
今更の気がしないでもないですが…。




seedling 0924
自作実生群(人工交配実生を含む)

開花株になるにはもう2~3年はかかります。
地味ですが、毎年少しでも種を採って蒔けば、
順次毎年苗が得られて、そのうち毎年新しい花が出てくる。

このサイクルで楽しめるようになります。



ご無沙汰しております。

今年の夏は暑さが尋常でなく、
実生小苗の管理が非常に厳しいです。

数年前までのサラリーマンの休日園芸では
とても耐えられなかったろうと思います。

在宅日数の多い今の環境でさえ、
植物より先に人間がダウンしそうなんですから
日中に庭に出るなんてありえない。



さて、今日は画像1枚の掲出でさらりと。



20170901.jpg
コアクティリス(ラベルにはコアクチリスと書いてますが・・・)の挿し木

前回、紫の上共々2ポットづつ画像をUPしましたが、
あの時は葉が青々としておりました。

紫の上はまあまあ順調で10本以上の苗が残りそうなのに対し
またもコアクティリスは無残な結果になりそうです。
それでも全滅でないのが不思議で、
この画像のとおり2本だけ生き残りました。

いっそ全滅なら、壺系は挿し木は無理と完全に挿し木を諦めますが、
時々僅かですが、こうして苗が採れるのですから
結局毎年トライしているのです。

腕(技術)というものは、研鑽なくして進歩なしなのでしょう。
横着で手間を省く奇策は次々思いつくけど、
コツコツとデータを積み上げて成功率を上げるような
地道な努力はしてないなぁ~!!


またまた更新休止期間が長引きました。
1か月更新がないと広告が入るようになって
サイトが見にくくなるので、
どうでも更新をしろと急かされている気分になります。

広告逃れのための更新というのもいささか情けないですけど。
撮りため(というと聞こえが良いが、実際はサボリ)と
今日の画像をMixしてUPしておきます。





リンゴの夢-01
自作実生 "リンゴの夢"-01

リンゴの夢-02
自作実生 "リンゴの夢"-02

母種は青紫ですが、その子に赤(グラデーションあり)が出ました。
誰が見ても交雑です。自然交雑から良品選抜する手法の勝手命名です。
赤の発色が良いのと花弁の肉厚感が気に入っています。




piccheri実生
ピッチェリ実生 no name
春〇井系の赤紫ピッチェリの実生ですがより紫の方に寄りました。
ウチの栽培棚は(自分の好みから)赤系統が優勢ですので
OPですと赤系の出現が多いのですが、たまにはこんなこともアルノデス。




バーシカラー
原種 バーシカラー
いつも変わらずたくさん咲きました。
やっぱり原種は良いですね。飽きがきません。





IMG_5737.jpg
原種 テキセンシス
やっぱり本領を発揮するのは夏ですね。
高温期に発色が冴えてくるのは普通の草花と逆のようですが、
これがテキセンシスの本来の性質なのでしょう。
日中の高温は平気ですが、過湿(今の梅雨期)が苦手。
雨には当てないようにしております。





パープル・シェード
パープル・シェード
自作実生の勝手命名。
日照量を少し抑えて半日陰にすると持ち味のグラデーションが美しく出ます。
褪色もしにくい。その代わり全体がなんとなく華奢でひ弱くなりますが…。




その他にもチョコチョコと少しは動いております。

一部鉢上げtest
人工交配の発芽苗の一部を鉢上げしました。
今までも鉢上げ時期では失敗をしたことが何度もあります。
苗を全滅させたこともあります。

実生床にゼニゴケが侵入し、酢を吹いたり色々しましたが根絶は難しい。
状態のひどいポットをやむなく緊急避難的に鉢上げしました。
ラベルが読めればお判りでしょうが
私的には見殺しにはできない貴重な人工交配の発芽苗です。




所属する会の多くのメンバーさんの挿し木技術の向上にインスパイアされ
私も今年は(冒険的な手法ではなく)、基本に忠実な手順で挿し木に取り組んでいます。

6月12日
6月12日 紫の上とコアクティリスの挿し木


7月9日
7月9日現在

約1ヶ月経過しました。
殆ど変化がないように見えますが、枯れていない⇒生きている の証拠で、
ぼつぼつ発根が始まっていると思われますが、もうあとさらに1ヶ月。
勝負どころです。ここをしのげば施肥が効き始めて組織が安定し
秋の鉢上げまでには十分な量の根と体力が備わっている…はずです。

腰水から一般管理への切り替えのタイミングに
いまいち自信がないのですが、
過去の失敗が糧になるやらどうやら…。



2017.06.04 壺型満開
このところFC2のブログ更新がうまくいかず、
何度か試みているうちに日が経過して
記事の内容がピンとこない状態に…。

主な不調はマウスポインタが指型にならなくてメニューの選択ができないこと、
画像のアップロードができないこと、の2点です。

最初はFC2の障害かと思った(たまたま発生していたし)のですが、
いつまでも回復しないし、PCの不調かとも思いました。


しかしどうやらwin10のアップデート以来おかしくなったようなので、
原因はブラウザのEdgeとFC2またはPCの相性が悪いのかもしれないと思い、
win10同梱のIEからFC2を操作してみると、なんとこれが正解!

今後はIEを起動して更新することになりそうです。




ということで前置きが長くなりましたが
久々の更新で画像をたんまりとUPしようと思います。
更新が緩い私のくせに、こんな時には意外にストレス感じるんです…。(勝手やね~!)



カイウ0603
ひとつめはカイウです。
それも毎年のこんもり集合ではなくクローズアップです。
あの白いのは実はカイウなんですよと言いたい感じです、今年は。




ベティ・コーニング0603
これまた群落で咲くベティ・コーニングですが、
今回こじんまりと一輪の Close Up。




ダイアナ0603
プリンセス・ダイアナ
ガレージの西日除け寒冷紗の上まで伸びて
暴れながら悠々と咲いております。




ポンパ0603
ポンパドール・ピンク
今年のポンパはまた少しくすんだピンクに戻ってしまいました。
多分肥料が足りないのだと思います。
去年は濃い明るいピンクで花数も多く強勢でした。

手抜きがすぐバレるもんですなあ。




レッド・ビガー0603
レッド・ビガー
壺にしては大輪で肉厚。存在感は抜群。
蔓が3~5mほど伸びてからやおら大量に咲き始める、
本来なら地植え向きなんだと思います。

鉢サイズが限界に近づいていますので遠からん日にはそのように…。




レティキュラータ実生とth実生0603
レティキュラータ実生(左)とtex. hyb.実生(右)
どちらも自作実生です。とは言ってもOP(Open Pollination=自然受粉)。
なので人工交配ほどには作出した感はありません。
でもいい花でしょう!?  コラボ撮影のほうが双方良く見えます。




玉かずら0603
玉かずら
一世を風靡した赤壺の名花。
実物より画像や写真のほうが赤が鮮明という
なんとも不思議なフォトジェニック。




ティー・パーティ4号0603
ティー・パーティ4号
クリスパ淡紫♀×スカーレット♂の人工交配で作出。
兄弟株の中で唯一赤くない花。
花色は母種(クリスパ)にも似ていないけど、花型は中間型になっています。




テキセンシス0603
テキセンシス
栽培棚で咲いている花たちの中でやっぱり一番目立ちます。
テキセンシスならではの発色に惹かれますね。
咲いた花姿をみると、やっぱり役者が違います。




グラウコフィラ0603-01
もうひとつの宝物 グラウコフィラ
テキセンシスとは違ったニュアンスの赤い花ですが、
どことなく落ち着いた、端正でそしてなにか格の違いを感じる花なのです。

この花に出会わなかったら、壺型クレマチスに嵌ってなかった
…のではないか、と思うほどです。


グラウコフィラ0603-02
まだまだ今からが本格的な開花期です。
壺型はこれから夏の間ずっと成長し続け、花を咲かせ続けます。



一般的な大型平開型のクレマチスとは年間の生育サイクルが違うため
多品種栽培を同一管理で行うことは不可能でした。
数年前に他の系統を手放して、今は壺系の交配を中心に
少しづつさらに断捨離しつつ、求めるものを深耕したいと思っています。

いや~、今日のは長かったね~!



いよいよ壺型各種が本格的に開花し始めました。
例年は展示会に出品していて
肝心の時に棚にいないために交配の適期を逃していた数種を
数年ぶりに手元に残しました。

替わりに挿し木で増殖し開花株に育ったものを代役で送り出しました。
殖えないものはどうにもなりません。
花が残っていれば後期に出せるかもしれませんが・・・。


それでも開花期を揃えるのはなかなか難しい。
コアクティリスは最初の花が一通り咲き終わったところで
次軍が膨らんできてはいるけども
咲くのは2週後くらいになりそうです。



霞の君2017
先に咲いているのは霞の君でもう残りの蕾が3個ほどに。
そこにやっとチェリー・リップが追いついてきたのだけど
微妙に花期が合わず(チェリーの花粉がまだ出ていない)
これではまた今年も 霞の君×チェリー・リップ は組めそうにない。。




チェリー・リップ2017

冷凍保存
やむなくコアクティリスの方にに合わすべくチェリー・リップの開花4~5日目を
数個冷凍することにしました。

一昨年冷凍花粉で受粉に成功したので柳の下を、再度試みます。
(保存期間は前回2週間。 今年もその期間内で使う予定。)





話変わって
コアクティリス実生ですが、
2年生の3株のうち、ひとつ葉の色・形・質感が違うのがいます。



親と同じ
これは草姿は親と同じです。開花も確認済。

これも親と同じ
これも親と同じ草姿。


交雑の気配
問題はこれです。
葉の感じが全く違います。でも木立性。
蕾も有毛。



これは何か変化が出るのではと期待しておりましたら、今朝開花しました。

新顔0507-01


新顔0507-02

まだ咲ききっておりませんが内側は緑のようです。
画像では赤っぽく見えていますが
残念ながら実物はもっと淡紫に近い感じ。

初花ですのでまだ変わると思います。
評価はそれまで待ちたい、としておきます。



2017.04.19 咲き急ぐ花
気候が不安定で、寒暖に身体がついていきません。
グズグズとしている間に・・・。

「見る見る」というのはこのことなんだと
あらためて、植物の息吹に触発されています。

蕾の画像を撮ったかと思うと、
Blogにupする間もなく、あっという間に咲き始め、
急いで撮り直しをしたその翌日にはさらに姿が変わり
もう満開状態になってしまっています。




2017開花coac0417
親株の開花



僅か1日で一気に咲き進む0418
昨日の状態、でももう今日は花盛り。



2017実生初着蕾0417
実生に初着蕾
3年生苗を差し置いて、2年生苗が先に蕾をつけました。

苗の個体差は予測できません。
同じ条件で育てているのに育ち方に差が出ます。
先天的なものもあるのかなあ。


今朝には口を切っておりました。
見た目は親株そっくりです。
赤の要素は全く出てません。(残念!)





滅多に更新しない、ある意味で(つまりマンネリで)の鉄のブログ、かもしれない
化石化した猫庭ブログですが、
ありがたいことに、そして不思議なことに、
この時期(つまり春)になると
アクセス数が徐々に増えてくるんです。

なんでですかね?新しいことはなにも書いてないので
過去記事を読みに来られるんですかね?


数年前までもっと元気だったころ、結構アグレッシブな記事を
継続的に書いていた時期がありました。
その主旨はいまでもほとんど変わっていないのですが
繰り返し書くことで自分の中でさらにマンネリ度が上がるという
そのことに当時は気づいていませんでした。

で、今はというとブログの鮮度はもはや取り返せませんが、
ハートはアグレッシブに、「老いの一徹」で生きたいかなと。
とはいえ人と競うのはもうこの年ではくたびれるばかりなので
争わないという意味でも、人とかぶらないことをやる!の路線です。

つまり、今、
母種C.coactilisの交配種(実生)を中心の園芸に特化し続けようかと。
いままでの壺系各種交配実験の成否は評価の分かれるところでしたが、
まあまあ自己満足レベルでは楽しいものでした。

ただひとつ、園芸植物として致命的なのは
挿し木ができない性質では根本ダメだということです。

そこで今私が頭に描いている夢は
(もう何度も言ってるし、書いてますけど)
挿し木可能な木立性の壺型、できれば有毛・深紅。

もう、あれこれと手を広げる体力も財力も時間もないのですから。



といったところで今日実生の5号4鉢と挿し木の6号を植え替えました。
4コマともどれも同じようでしかも何が写っているのかわからないでしょうが、
あしからず。




親株2013
親株2013年購入
すべてはこの一株から始まりました。
年々草勢が増して大株になって参りました。




挿し木2015
挿し木増殖株2015年鉢上げ
挿し木ですのでどうひっくり返っても親株と同じものです。
昨年頃からようやく安定した花付きになってきました。




実生初作2015
実生の初作2015年鉢上げ
この年の実生は結果的にはこの一株だけが生き延びて残っているだけです。
ひょっとすると今季開花が見込めるかもしれません。
芽数が多いのと、初夏までの生育が著しいのがこの種の特徴。




実生2016
実生2016年鉢上げ
この年も鉢上げ時には10株程度あったのに、
徐々に淘汰されて現在3株。
初花にはまだ少し早い感じ。もう一年待てばきっと。




2016.11.03 冬枯れ状態
このところ急激に寒さが増しております。
秋物の衣料を2・3度着たかと思ったら
もう冬物を慌てて取り出す今日この頃。

思えば11月になっているんだから
まあこの気候も当たり前かとは思うんだけど
体が馴れておりません。

気温15度を寒いと思うか暖かいと思うかは、
まさしく体感なのですからね。


さて、一度茶色に枯れあがったわが庭は、緑が再生しかけたところで
例年通りの秋のウドンコ病に見舞われました。
けれど気温の降下が急激で既に活性温域を下回っており
跋扈することなくそのまま冬枯れに向かっております。

わずかに残り花がちらほら。




空蝉20161103
空蝉
まばらに数輪が咲いておりました。




Honora20161103.jpg
ホノラ
我家にも壺でない花が咲いておるのですよ。




Sophie20161103.jpg
ソフィー
まだつぼみですが、どうやら数日中に咲く気です。




月半ばには地上部を全部刈り取って
完全な冬体制に入ります。
秋の植え替えは今期は行わないで様子をみます。
実生苗の鉢上げは昨年の失敗で懲りました。

どんなに細心の注意を払っても植え替えは株の根を痛めます。
やわらかい用土であればダメージも少ないでしょうが
日向土のような硬い砂粒は特に危険です。

素手で作業をすると手指がガサガサになるので
近年はずっとディスポのゴム手袋を使ってるくらいですから。
柔らかい根は砂粒に触れただけで傷を負うような気がします。

生長期でない時期、これから休眠に入る時期では
植物も修復しないようですし
これから先の凍結などにも耐えねばなりませんしね。



今年6月12日の記事で触れておりました
コアクティリスの3つの果球を8月3日に播種しました。
各果球ごとに3つの3.5号鉢に分けて直播きです。

そのうち2つの鉢から発芽を確認しました。
ちょうど2ヶ月で発芽と言いたいところですが、
展開した双葉の様子から、既に発芽して数日以上経過しているようです。
今日まで気づかなかったのがホント恥ずかしいです。




coactilis2016 seedling-01


coactilis2016 seedling-02

壺型クレマチスにしては珍しく、双葉がきれいに殻から脱げていて
コアクティリスはやはり壺型と言ってもビオルナ系とはちょっと違うなと感じます。

このあたりのことを研究して発表した人が国内外ともまだいません。
謎というには何とも微細な違いで大勢に影響ないレベルではありますが、
1年を通しての生育サイクル、花姿や草姿、結実率、発芽率、挿し木活着率など
狭義のビオルナ系とは微妙に何かが違うのです。
謎の交雑品種「紫の上」のほうに種の近似性を予感します。

壺系の中でもインテグリフォリア系に近いとする説で言う、
オクロレウカやフレモンティ、もしかしたらハースティッシマにまで及ぶ
ビオルナ系でない壺型群にも、ひょっとしたら
交配による新型園芸種の可能性が広がるのかも知れません。

・・・・手元にそれらの株がある訳ではないですが・・・。




クリスパ淡紫準青軸20160910
クリスパ淡紫準青軸



このところやっと朝夕に秋の気配を感じるようになりました。
近況と言っても実のところ何もしていないのです。

水遣り以外とんと怠け続けている小庭の栽培棚ですが、
気がついてみると飛散してしまった果球の残骸や
ウドンコ病やハバチの食害のなかで
ポツリポツリと恨みがましく咲いております。

ここ最近の花について話題にするネタもないので、
冒頭画像のクリスパ淡紫準青軸 について
昔つけた記録を辿りながら思い出語りなど。


そもそも壺系の苗を入手し始めたのは2003年頃からで
既に関東を中心に起っていた壺型クレマチスのブームより遅れること数年。
地方では情報、流通ともネットに頼るしかなく
店頭で苗が販売されることはごく稀な(ほぼ皆無)でした。

それは今に至るまで変わらずの状態で、
ブームが去った今ではなおさら出回るはずもありません。

さて、私の忘備録によると、このクリスパ(*)は
2006年 e-net(園芸ネットの通販)で購入しています。
生産者は不明。
当時の知識では(ラベル以外で)パッケージ、ポットの形状、使われた用土などから
生産者を特定(類推)できなかったんだと思います。

その後交配母種としてティー・パーティを生み出しました。
今は交配の主力が「挿し木可能な壺型赤花」を目指しているので、
花粉を採ることも、受粉させることもありませんが
この花自体はとても可愛いものです。
名前(識別名)にもつけていますが、花梗が緑色なのも特徴的で
お気に入りの一品です。


(*)画像からも判るとおり、花弁の反転が先端のみクルリと巻くので
ピッチェリにも似て花型は典型的なビオルナ型です。
なのでクリスパとしては純系ではないように思われます。

と言うか、ラベルがクリスパとついていたらもう絶対クリスパか?
いきなりラベル違いを疑うのではないにしろ、
個体を見るのか、ラベルを見るのか・・・、

かつてこのブログの中で何度も繰り返した交雑種流通の問題は
結局検証さえできないままです。
(ちなみにこの個体の葉脈は網目状ではありません。)