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とpリあえず実験的に始めました。




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LED照明を夜間点灯させて効果があるのか?
LED の光量や、スペクトルが植物育成に適合しているのか、
全然解らないのに、まあやってみるしか答えはないので。

それまで湿度保持のためプラ性のの蓋をしておりましたが、
ただでさえ乏しい光量の妨げになってはと、
思い切ってカバーを外しました。

またそれが良かったのかどうか
この先は窓越しでも凍結する我が家の栽培環境で
なんとも迷い悩まされるところではあります。



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それでもやむなく思い立ったのは、発芽が進み
もうモヤシ状になるのが避けられなくなったからです。

このままでは幼苗の組織も軟弱、間延びして病気にも弱く
春からの生育がまともにいきそうもない気配です。



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今回実験のLED夜間照明が多少でも効果があればと
期待はしているんですけれど…。




2018.12.02 発芽始まる
ロックウール移植の発根種子が発芽してきました。




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地中でうまく殻を脱いで双葉を拡げているのや


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殻から抜け出せないまま本葉(子葉)を伸ばしてきたのや、


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双葉は地中のままで子葉のみ地上に出たものなど、



順調というか、一応そういう段取りで進むだろうなと
予想はしていましたが、
12月に入ったこの時期がタイミングとして良かったのかどうか、
悩ましいところです。

貧栄養の培地でこのまま無事越冬できるのか?、
さりとて施肥をして生育が加速すれば真冬のモヤシになりはしないか?
日光不足と凍結防止は無加温の栽培環境では相反するテーマです。

さてさて
思案はするものの結局「なるようになれ」…なんだな、これが。
緩効性の白い粒(中)を申し訳程度に1粒埋めようかと
なんかテキトーな感じですが・・・。



11月4日の続きです。残りの1袋と半分を本日やっと処理しました。
3個分の果球をそれぞれ識別できるようにしております。
1個の果球から15~20粒くらい採種できますが
KC-1 から22本 KC-2から20本 KC-3から16本 の
発根種子が得られました。

植付け後ZIP封入に使ったバーミキュライトを丹念に調べましたが
未発根の残ったタネがひとつも見つかりません。
3袋ともなんと100%の発根率のようです。信じられません。

Gardens North  すごいぜ!
(それともアレを使わなかったから「小さいタネが見えなーい‼」 だったのか?)



予想以上の発根数だったので容器が足らず
KC-2の残り半分は2本植えという荒技でとりあえず全部を収容しました。

前回分(左の大きいケース)の隣に、21pot入りの中ケースを並べました。
ベンチレーターの部品欠損につきタダで貰ったワケアリ品。
役に立ってます!


今日のは右の小さいほう(左は11月4日植出し)

ベンチレーターの部品欠損につきタダで貰ったワケアリ品




ひとつ困ったことがあります。
肝心のGardens Northのサイトが先月頃から開けません。
閉鎖したのでしょうか。

American Bells の閉鎖もショックだったけど、
これから種子輸入の期待大だっただけにがっかりです。



霞の君×Cherry Lip の交配種子の発根を確認したので
ロックウールに挟んで2号ポットに植え付けました。

発根してからの根の伸びが予想以上に早く
ロックウールの穴を広げて押し込むことが不可能でしたので
予定通りサンドイッチにしました。


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植付けの用土はいろいろ迷いましたが、
前に書いた通りバーミキュライトonlyで使用しました。
底に赤玉土を少だけ敷いて置きました。(こぼれ止め)

全く肥料気がないので、過湿気味でもまず病菌や
カビ、コケやヌルなどは発生しない見込みです。

そのかわりに極端な貧栄養なので、
子苗の生長に合わせた施肥のタイミングが難しい。

発芽が始まるのを注意深く観察しておかねばなりません。
それが年内なのか、来春なのかわかりませんけど。



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発根したタネが思いのほか多く、
3袋のうち1つ半ほどでプロパゲーターが満杯になり
残りは後日用具を準備してから再開となりました。

リスク分散のためにも、そのほうがよろしかろうかと・・・。






7月29日の記事にあげたカナダの種物屋さんの
タネ袋に書いてあった方法で
今年の霞の君×チェリーリップの人工交配のタネを
ZIP蒔きしておいたところ、なんと発根しました!
3果球を各袋ごとに分けて3袋
全部発根が確認できました。




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これがタネ袋の表記です。
3行目にある barely-moist vermiculite ですが
barely を辞書で引くと「かろうじって~」って意味らしい。
つまり「かすかに湿らせたバーミキュライト」に蒔いて
ZIP-LOCKする、と解釈して袋に入れました。


水で封入したZIP蒔きにくらべて根が細い感じです。
まだ袋から出していませんが、扱いに細心の注意がいるようです。

ロックウールの穴に押し込むのはとても無理なので、
二つに割って挟もうかと思ってます。

ZIP袋の中で湿度が一定だったものを外に出すとしたら
空湿をキープしながら過湿を防ぐ配慮が必要。

挿し木の時に使った洋式プロパゲーターを使うことにします。
挿し木と同じやり方でいいんじゃないかと。
2号のポリポットにロックウールで挟んだ幼苗を置き
用土はバーミキュライトのみか赤玉土を少し加えて。

屋内管理で日照不足のモヤシになるのも怖いんですが...。




ごぶさた致しております。

私的には秘宝の実生群。

coactilisの今夏採種したのが早々に発芽。
まずはめでたし。

&人工交配の主力級2年生が盛夏にことごとく枯れた様になり、
自信を失いかけておりましたところ、秋めいてから復活してきました。




coactilis 発芽2018
cactilis 実生の発芽

いつの間にか棚の一部が近所の猫の通り道になっていたことに気づかず、
播種したミニプランターを置いていたところ、ある日蹴飛ばされて転倒。
幸い玄関前のタイルに散乱したので手で掬って復旧し、
(侵入防止の寒冷紗を張って)置いていたのが発芽しました。


転倒したときにこぼれたタネが下の鉢で発芽。
強いというか、なんというか・・・。こんなに簡単でいいのかね?
out of limit
確かに意外に発芽は容易。
ただし、そのあとの歩留まりが極端に悪い。
それってどういうことでしょうか?



coactilis cu
coactilis の発芽に間違いないのは、
この壺型の系には珍しく発芽時に双葉が殻を脱いで展葉するところです。




そのほか実生2年目にしてはいささか心もとない実生群
夏枯れから回復してきて、ちょっと安堵。

ksCL 2018
霞の君×CL
挿し木の可能性を期待した交配の成果が待たれます。



awatex 2018
淡雪の君×texensis
texの特徴である丸葉の粉白が早くもうかがえます。



CL op 1
CL op

grauco
glaucophylla op

交配ではなく自然受粉で採種した発芽苗。
我が家の栽培棚の環境では交雑の可能性は否めません。
細かくは開花時期によるのですが、CLは全般からいうとごく早め、
逆にグラウコフィラは極端に遅めなので
開花時期が揃わない品種とは自然交雑といえど掛け合わさる訳はないのです。
(自家受粉かもしれないし)

何が出るかな?のお楽しみ!





滅多にしないネットサーフィンで
たまたま壺型クレマチスを扱う通販サイトを見つけました。


北米のWild Flower を扱うカナダの会社(タネ物専門)のようです。
サイトのカタログに惹かれてオーダーしてみました。
クレジットカードで決済ができるので購入自体は実に簡単です。

受注確認メールも迅速で信頼できそうです。
一応希望の品種(扱いは原種のみ)2種3袋で$13.50(カナダ・ドル)
カナダドルは1$85円程度なので1袋15粒入り$4.50=日本円で400円弱
の3袋1200円以下。でもShipping(送料)が$12.00=1,000円ちょっと。
もっとまとめて買っとけばよかったと思ったけど。

約10日ほどで届きました。
なんと国内業者よりはるかに丁寧で親切。
英文ではあるけど育て方など細かく説明が書かれたオレンジ色の
小封筒の中にさらにパラフィン紙の小袋があり
大切そうにタネが入っておりました。




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サイトの方を改めて読み直してみると
驚いたことに、日本では聞いたことのない、
Clematis seed are not long lived, even in optimum storage
クレマチスのタネの寿命は短いと言っております。



一刻も早くとは思いつつも連日の異常高温にためらって居りましたが
今日台風通過の最中、気温低下の気配に動かされ、
思い切って、(というか性格上待ちきれず))播種をしました。



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暗くなって撮った画像ではなんだかラベルが墓標のようにも見え、
実生下手のこの先を暗示しているようで
8月になろうとしている今蒔くのはいささか暴挙だったかと
後になって思うようなありさまです。



私の園芸生活の全ての奇抜な工夫は
「いかに横着をしながら成果を得るか」という
ナマケ者の発想から生まれています。

いくつかはまずまず成功し、省力・省資源・省経費に効を奏しているけど
全部が上手くいく訳じゃない。

先例がないだけに、手探り・試行錯誤の末やっとたどり着くようなこと。
ちょっとした手抜かりで失敗することも多い。
しかしそこさえ気をつければ考え方としてはいいとこいってるって
そういう惜敗から学ぶことは多い。

今回はその惜敗の部の例になりそうな話。


皆様はワーディアンケースというものをご存知ですか?
植物と用土と水を入れて密封したガラス箱。
19世紀に英国からオーストラリアまで6か月の間船で運んで枯れなかった。

そこからヨーロッパのプランツ・ハンターたちが新天地アメリカの植物を
この箱で大西洋を渡り見事に生かして持ち帰ったという発明品。


これを挿し木に応用できないかという思い付き。
早速やってみることにしました。
これならミストもいらない、水の補充もいらない。
使ったのは洋物プロパゲーター(種まきケース)




wardian caseのような封じ込め育苗箱20180622
良い感じ!


ところが、なんと、挿し木の処理の前に消毒するのを忘れていた!
恐る恐る開けてみると・・・
真っ黒になって全身カビに覆われた挿し穂が5~6本
それらを摘み取ってサポニン液(俗にいう〇〇-101)をスプレー、即効カビはおさまった。

でもその後も葉が黒くなるものが散見され
挿し木3週後で箱を開け、今度は乾燥気味作戦に変更。
葉が緑の挿し穂は半分以下になっていました。

でもまだ10本ほどは発根の目安1ヶ月は越して苗が採れそう。
消毒さえ怠らなければもっと成功してたはず…と、手応えは掴みました。



辛うじて生き残っている苗20180702

置き場に困って踊り場のミシン台を一時退避させ
そこに設置したら動かせなくなりました。
ここも次回の改善点。

ついでに言うと、
あまりにミジン過ぎて鉢植え用土に使えない
Home Center のバーミキュライトが
こんなところで使えそうなことがわかりました。
これも怪我の功名。


2018.04.09 2018空蝉 開花
空蝉 開花しました。
紫の上も。


モケモケと言って微細毛に覆われた花たち。
もてはやされたあの時代はどこへ行ったのでしょうか?


同じモケモケでも空蝉とコアクティリスではかなり趣きが違います。
草姿にも違いがあってルーツがひとつとは思えません。

それにかつて流通したモケモケの多くは交雑品種で
そのもととなった原種はおそらく3種、
コアクティリス、オクロレウカ、モアフィールディ くらいでしょう。

ほかにも有毛原種はフスカ、ハースティッシマなどありますが、
育種や交配が行われた形跡がない(長期栽培が困難)ものは
除外して考えてもよさそうです。


なんだか毎年同じことを書いているような気がしますが、
まあ、今年も同じ繰り言だとご容赦を。




空蝉2018

空蝉です。
草姿からは強くオクロレウカのテイストを感じますが、
オクロレウカよりはるかに育てやすく(雑種強勢の見本?)、
しかも僅かですが挿し木可能な点でもオクロと何かの交雑種と推測されます。
このルーツを想像するに、
私的には紫の上の存在を看過できない気がします。

日本産壺型交雑種の中では紫の上はかなり初期のころに出現しています。
(自然交雑苗からの選抜種ですので、このルーツも不明ですが)
ナーセリーに先に紫の上があってオクロもあり、同じナーセリーから、
後に空蝉が誕生しているので。(空蝉も自然交雑苗の選抜です。)




紫の上2018

紫の上です。
開花してしまうと細毛は徐々に脱落する。
花色は渋くかすれた紫。
こういうところが空蝉とよく似ています。
挿し木の可能性という点では紫の上は優等生で、
挿し木が不可能な多くの壺系の中では珍しい。
交雑種がその性質を受け継げば・・・。



ちなみに蕾の時の紫の上

紫の上蕾2018

細毛に包まれたor覆われたというほどでないのは
紫の上自体が交雑種ですけれど、
両親の性質を必ずしも五分五分で引き継ぐとは限らないということでしょう。



一方モケモケの代表格霞の君はまだ咲いておりませんが

霞の君2018

親株はまだこんな状態
蕾だけでなく葉も茎も微細毛に覆われています。



挿し木で殖やした保険株の方が先に蕾を見せてきました。

霞の君蕾2018

こちらは細毛がびっしりと生えています。



ついでにコアクティリスの蕾です。

コアクティリス蕾2018

こうしてみると霞の君はコアクティリスと何かの交雑ではないかと
思えてくるのが自然なんじゃないでしょうか。





今年も開花一番乗りはコアクティリスでした。





2018coactilis 0405-1

花色は混じりっ気のない純緑で
徐々に褪色して白っぽくなっていきます。
鑑賞的にはやはり緑が残っているほうがコアクティリスらしいので
開花中は日光の直射のない明るい日陰に置いております。





2018coactilis 0405-2

2013年にわが庭に迎えて6年目になりました。
順調に大株に育ってきております。



この稀産種を入手して真っ先に実行したのが
保険株を作ることでした。
挿し木が(成功率は低いものの)全く不可能ではないと
聞いておりましたので。
挿し穂用に元株から何本も枝を切り取るのに
かなり勇気がいったのを今でも思い出します。


2018coactilis 0405-3

2014年に鉢上げした挿し木第一号です。
2016年初開花
今年で挿し木5年生。
親株に遜色ない程大きく育ってくれました。